花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

桜は桜でもサクラソウ

2013年03月30日 | 写真

サクラソウの花、さいたま市桜区の田島ヶ原に自生する花

名前の由来は、山桜の花に似ている事から名付けられたという。
サクラソウ科サクラソウ属の花で、別名ニホンサクラソウと言う

花は似ているが、構造は違っていて、サクラソウは基部がつながっている
合弁花で、一方の山桜は、基部も離れている離弁花である。

このサクラソウの仲間には、高山で咲く花が多い事でも知られている
ハクサンコザクラ、エゾコザクラ、ヒナザクラ、などとサクラの名前が
つかないが、ユキワリソウやサマニユキワリなども仲間である。

属は違うがサクラソウ科に入るツマトリソウ属のツマトリソウや
トチナイソウ属のトチナイソウもサクラソウの仲間に入る。








田島ヶ原のサクラソウ自生地について、詳しいことは下記の
ホームページをご覧ください。

さいたま市の文化財サクラソウ自生地

田島ケ原サクラソウ自生地を守る会

以前、田島ヶ原に撮影に行ったとき、ガイドとおぼしき係員が
写真を撮るなら、雑草が伸びる前にきた方が良いですよ
桜草祭りの時には、草に隠れてしまうので と言われたので
祭りが始まる前に出かけていった。

だが、肝心の桜草がまだ2~3割程度しか開花していなかった。
河川敷の広い草原は、ノウルシが一面に咲いて、黄緑色の絨毯の
ようであった。



自生地の回りは、桜並木が続き、桜とサクラソウの競演であった


自生地には、アマナの花も多数咲いている。
いつもの事ながら、花弁の外側の模様が何とも美しい
遮光線で透かして撮れれば良いのだが、渋滞で遅れ
昼頃のトップライトなってしまった。


アマナが横向きでこちらに向いていたので、正面から撮れた


草丈は20センチほどで、あまり大きくないので、雑草が
伸びると目立たない。
花の下に包と呼ばれる小葉が2枚つく、葉は茎の下側に向き合って
2枚つく。
花弁は、内側に3枚、外側に3枚ある
ユリ科の花で種類も少ないのに、属の分類が面倒な花である

アマナとヒロハアマナは、アマナ属で
キバナノアマナは キバナノアマナ属
ホソバノアマナは チシマアマナ属に分かれる

外国産のオオアマナは オオアマナ属でグループではない
と書いてあるのだが、意味不明。(野草の名前)


ここにもシロバナタンポポが咲いていた。
もともとシロバナタンポポは、暖かい九州などに多い
植物なのだが、最近は関東でも普通に見られるように
なってきた。気になるところである。

桜草の仲間は、日が差して気温があがらないと花が開かない
出来るだけ暖かい日に出かけると良い。

アマナもやはり日が当たらないと花が開かない。
曇りや雨の日は、花が閉じたままである。


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明日は、菫の観察会なのだが、天気が怪しい。
写真には雨が一番の敵なので、どうするか悩んでしまう。
雨でカメラが故障したら、ブログも書けないし。

ところで、昨夜の「尾瀬」の番組、水芭蕉の解説が有りましたね
以前のブログで、根が上に延びて空気を取り入れていると書いて
いたので、それが当たった形で良かった。

しかし過去の記事を読み返して見ると、誤字、脱字、誤変換が
やたらと多い。(冷や汗)
花の名前も間違っていたし、穴があったら入りたい心境だ



NHKの新番組・実践 ! にっぽん百名山

2013年03月29日 | 登山

つくば市の酒丸の花模様、もうすぐ見頃(西酒丸バス停付近)
ここは昨年の4月17日のブログでも紹介している場所


なんだかややこしいのだが、NHKのBS1で4月から新番組の
実践! にっぽん百名山」が始まる。
現在放送中の「にっぽん百名山」とは別番組らしいのだが
どこが違うのじゃ とつっこみを入れたくなるという番組だ

それはともかくとして、番組のホームページをご覧ください

実践! にっぽん百名山

第一回の放送は4月4日 午後5時から30分
鹿児島県屋久島の宮之浦岳

司会が釈由美子さんでゲストが金子貴俊さんだそうです。

録画するかどうか迷うなー。



筑波山麓・神郡の花景色

2013年03月29日 | 写真

つくば市神郡の六所大仏近くの花景色

3月26日のブログで紹介したつくば市神郡の花景色だが
昨年は4月上旬だったのに、今年はもう見頃をむかえつつある。
残念ながら曇り空と強風に見舞われ、写真的にはイマイチだが
天気の良い日に皆さんに見て貰いたいので掲載します。










この六所大仏の前の橋を渡ると、駐車場が有るので
車はそこに止めて欲しい






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桜と言えば、北条の大池の桜も見頃でしたが、雲の色に同化して
目立ちませんので少しだけ載せますね。







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つくば市ではないのですが、私の家から近い「福岡堰の桜」も
紹介いたします。










途中の広場には、しだれ桜も植えられて、華やかさも増した
今は樹齢も若いが、10年も経てば見事な花景色になる事だろう。




写真を撮っていたらカヌーを準備している釣り人を発見「写真を撮っても
良いですか ?」と聞いたら、写真を撮っても良いと言う返事だったので
その後は写真のポイントとして使わせて貰った。

ブログにも載せても良いとの許可も頂きました。
後で「釣れました」と聞いたら、「いいや、一日で一匹釣れるか
どうかだよ。」と笑ってました。
まさに太公望ですね。
この写真は、写真を撮っても良いと言って、ちょっとポーズしたところ
感謝 !!


釣り人をポイントに入れた写真


福岡堰の平面図、右上が福岡堰の取水口、その下流を国道354号線の橋が
横切っている。
左の下流側にも大駐車場が有るので、上流側の駐車場が混んでいたら
回ってみると良い。

下流側の駐車場の様子
今年の桜祭りは、予想より早く咲きすぎて、準備が間に合わないため
中止になったが、駐車場の白線を引く作業をしていた。

つくばみらい市観光協会のホームページ

つくばみらい市のホームページ







水戸市六地蔵寺のしだれ桜

2013年03月28日 | 写真

水戸市六反田の六地蔵寺のしだれ桜、3月26日撮影
これは境内の真ん中にあるしだれ桜の古木
桜が流れ落ちるようなつくりになっているのが見事


六体の地蔵尊を前景に入れて






お堂脇のしだれ桜


お堂としだれ桜


お地蔵様をアップでいれて、線香の絶える事が無かった


近寄ると痛々しいほどの痛みが進んでいるが、今年も
見事な花をつけたしだれ桜の古木



詳しくは六地蔵寺のブログをご覧ください
六地蔵寺のブログ


樹齢800年と言われる大銀杏としだれ桜


800年の大銀杏、大きすぎて全身が入らない
上を見上げると、着生した若葉が茂っていた。


樹齢1100年と言われる杉、屋久島の杉には負けるが
千年を超しているのがスゴイ


室町時代に作られたという四脚門

六地蔵寺境内は、悠久の時が流れているようだ


六地蔵寺の縁起


読みやすいようにトリミングして拡大・前半部分


後半部分


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26日、水戸に行く途中で見た筑波山、山頂付近が雪で白く見えた
うわー雪の筑波山と桜が撮れるぞ、なんて考えると残念だったが
これは仕方が無い。

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ところで、昨日と今日、嵐のメンバーがつくば市と岩手県の釜石を
尋ねた番組をご覧になりましたか。

3月20日のブログでお知らせしていたので、見た方も多かったと
思いますが、良かったでしょう。
つくば市に住んでいても、高校であんな科目が有るなんて知りませんでした

さて明日は、いよいよ「尾瀬」の四季の絶景や、そこで働く人たちの
様子が放送されますよ。
3月23日のブログで紹介していますので、参考にしてくださいね。

このブログの古い記事の見方をちょっとだけお教えします
最近の記事で、日付で見たい場合は
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もっと古い記事を見たい場合は、やはり左の袖にある「バックナンバー」
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するとカレンダーも連動して、2009年の12月を表示しますので
アンダーラインの引いてある最初の日付「15日」をクリック
すれば、15日の記事が見られるようになります。


ヒナをおんぶする黒鳥の写真集

2013年03月27日 | 写真

ヒナをおんぶする黒鳥、水戸市千波湖駐車場脇の小池にて


ヒナの部分を切り取って拡大した写真を追加、黒いのは親の羽
羽の中に潜り込んでいたのですね。


同上、あどけない顔がたまりません


同上


私も乗りたい


乗り損ねました


近寄ると警戒する親鳥、眼が怖いぞ


黒鳥一家


黒鳥一家


黒鳥のヒナ、くちばしの色が黒い


黒鳥のヒナ、たまに親の真似をして浮き草をついばむ


黒鳥のヒナ、抱きしめたいようなフワフワ感がたまりませんね


芝生にあがったヒナ、懸命に親鳥の後を追う

せっかく徹夜でサッカー応援したのに、日本代表が負けましたね。
えーい悔しいから、黒鳥の一家の写真大公開 !!
と言うか、昨日の予告の掲載なのですが (笑)

数年前の2月にも黒鳥一家の写真を撮りましたが、おんぶしている
姿は初めて見ました。
見ている観客は大興奮
キャーカワイイ !!

小池の橋は見物する客で満員御礼
桜よりこちらが一番人気でした。






六地蔵寺のしだれと千波湖の黒鳥の子守り

2013年03月26日 | 写真
もうすぐサッカー日本代表のヨルダン戦が始まるので
今日のトリを飾るのは、六地蔵寺のしだれ桜と千波湖の黒鳥が
ひなをおんぶしている子守りの様子を掲載。


墓所のすぐ脇にあるしだれ桜、青空に満開の花が舞う。


鈴なりの観客が喜んだ、ひなをおんぶしている黒鳥

千波湖駐車場の、偕楽園に渡る歩道橋入口の小池にいた黒鳥親子
ひな三羽を連れた黒鳥夫婦の1羽が、背中にヒナをおんぶしていた

キャーカワイイの声がしきりに飛ぶ。一期一会とはまさにこのこと
本当にいいタイミングで見られた。

家内が水戸で開かれる会議に送って欲しいというので、これ幸いと
ばかり水戸に出かけ、六地蔵寺と千波湖を回ってきた。
とりあえずその内の2枚だけ掲載します。後は後日に
さあサッカーの応援をするぞ!!


つくば市神郡の春景色紹介

2013年03月26日 | 写真






写真は、いずれも昨年の4月中旬に撮影したものです。
今年はこれにか、やぶき屋根の家が入りますよ。
山歩きと同時に、こんな山麓の風景もすてきな筑波山です


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先日のブログで紹介したキブシの花、雌雄異株と言うことで
撮影した花のトリミングで拡大したものを掲載します


ピンボケだが黄色いのはおしべだと思うので雄花かな
雄花の雄しべは8本と書かれているが、ウーン?


こちらは子房が大きく見えるので雌花かな
やっかいなのは、雌花にはめしべが1本とおしべもある
と書かれていること。

キブシ
キブシ科 山の林にはえる落葉低木、花は葉より先に開く
雄株と雌株は別で、花の穂は枝わかれせずに小枝から下に
たれ下がる。
がく片は4枚、花弁は6枚で、雄花の雄しべは8本、雌花には
めしべが1本と雄しべもある。果実は球形(秋に熟すと黒くなる)
(牧野晩成著、野山の植物から引用)

野外ハンドブツク6、「樹木1」の説明では、高さ3メートル
前後の落葉低木で、花の穂は長さ5~10センチメートル。
雌雄異株で、雌花では子房のの大きいめしべが目立ち花弁は
緑っぽく、雄花では雄しべが目立って花弁は淡い黄色である。
花後伸びた葉は5~12センチになる
と説明されている。

しだれ桜が咲いたのに

2013年03月25日 | 写真
茨城県内で、いつもトップをきって咲く、竜ヶ崎市の般若院の
しだれ桜と水戸市の六地蔵寺のしだれ桜が咲いたという。
今日、天気が良かったら、どちらか撮影に行くつもりだった。

ところが、あいにくの天気である。
こればっかりは自分の力ではどうにもならない。
潔く諦めることにした。
と言うわけで、過去に撮ったしだれ桜の写真でごめんなさい。


竜ヶ崎市般若院のしだれ桜、2011年4月5日撮影


水戸市六地蔵寺のしだれ桜、2010年3月27日撮影


同じく六地蔵寺の コケと桜


東京・小石川後楽園のしだれ桜、2012年4月4日撮影


同じく後楽園のしだれ桜

満開の時は、どこに行っても人混みで、人が入らない写真は
なかなか撮れない、最近はそれも風景の一部と割り切って
撮っているが。

被災地支援を兼ねて、福島県三春の滝桜を撮りに行きたいが
さてどうなるやら。ガソリンがねー。

注記
竜ヶ崎市の般若院は、駐車場が狭いので、竜ヶ崎市役所の
駐車場に止めて歩いた方が良い。
市役所の案内カウンターで般若院までの案内地図がもらえます。
竜ヶ崎市観光協会

六地蔵寺のホームページ


小石川後楽園に行きたい方はこちら
入園料
一般  300円
65歳以上  150円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
年齢を証明する免許証やパスポートが有れば65歳以上は
150円で入れますよ。

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   日本一のカタクリの群生地を紹介

行きたいと思いながら、まだ私も行った事がないのだけれど
日本一と言われる「かたくりの群生地」を紹介します。

それは「秋田県仙北市西木町八津」にあるかたくりの群生地です。
詳しくは仙北市のホームページをご覧ください。

私の子供の頃は、カタクリなぞはその辺の山に行けばいくらでも
咲いていたから、わざわざ見に行く人もいなかったのである。
だから、仙北市のカタクリの事を知ったのも、東京に出てきてから
であった。
ある時、書店に「誰も行かない日本一の風景 花景色」という
大形本が置いてあった。
それは小学館が1995年4月に発行した「サライ・ムック」シリーズの
一つで、定価2100円で著者は宮嶋康彦さんである。
その中に、赤紫色に染まる広大なかたくりの群生地写真が
載っていた。

場所を見たら、私のふるさと岩手県のお隣秋田県である。
それ以来、一度は行きたいと思いながら、帰郷の季節が
会わず、未だに行っていない。
花期は4月下旬から5月上旬とその本には出ていたが
今年は異常とも思える開花速度なので、全く予想が出来ない
まあ岩手にも、西和賀という群生地は有るのだが。


新日本風土記で尾瀬が放送されます

2013年03月23日 | 日記

至仏山から尾瀬ヶ原、2012年7月撮影

3月29日金曜日、BSプレミアムの新日本風土記で「尾瀬」が
放送されます。時間は午後9時00分~9時59分まで


湿原の絶景と四季、湿原で働く人々、麓の村々の営みを見つめます

詳しくはこちらをご覧ください。

新日本風土記の番組ホームページ


至仏山に咲くユキワリソウ、2012年7月撮影


尾瀬の三条の滝、2010年5月28日 観瀑台の柵設置初日
雪解け水の轟音がすさまじい迫力、残雪の尾瀬を歩いた


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本日の森づくりボランティアは、植樹がメインでしたが
親子参加の子供達は、倒木をハンマーで叩いて、虫探しする方が
面白かったようで、夢中で叩いてました。


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(写真詩 風の歌シリーズ) 種山高原

どこまでも続く 種山の草原
風になびく草が 波のように打ち寄せる

君の長い髪が 頬にまとわりついて
かきあげる仕草がまぶしかった

あの日初めて君の手をとって
仲間と共に踊ったフォークダンス
心から笑えた一日

あの時のほほえむ君の横顔を
思い出す

種山の牧場の馬達の 大きな眼に見守られて
風にながれる雲のように
過ぎ去りし夏の初めだった


(写真は高原山の牧場)

深夜勤のあなたへ

2013年03月22日 | 詩・俳句・短歌

大柿のカタクリとアズマイチゲ

深夜勤のあなたへ

薄暗い光の
静まりかえった病棟の廊下

ナースコールのブザーが鳴る
白衣の君の小走りの音

そうして更けてゆく深夜勤

いつも約束の時間に
遅れてくる君に
うんざりする僕だったが
深夜勤のつらさは判っていた

だからいつも辛抱強く待っていたんだ

待った? と聞く君に
ううん と答える僕




大柿のアズマイチゲ


大柿のカタクリ


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東京が桜なら、茨城は桃だ


古河市の古河総合公園の桃、水鏡の桃もピンクだった








古河市観光協会はこちら

大柿のカタクリの里はこちらをご覧ください

いずれも22日現在満開となっています。

尚、古河駅前にある花桃館駅西店で、無料の観光自転車が
借りられます。
但し、中学生以上の方のみ、時間は午前9時~午後4時まで


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明日、23日は下平塚で森づくりのボランティアが有ります
ふるってご参加くださいね



詳しくは つくば環境フォーラムのホームページをご覧ください




筑波山麓で見た花々

2013年03月21日 | 写真

筑波山の筑波公園永井線から中央青年の家前を永井に下ると
その交差点にあるレンギョウが見事だ。
本来はしだれ桜の咲く頃がベストなのだが、華やかな黄色が
見たくて、昨日の昼過ぎに足を伸ばした。
まあ曇り空で残念だったが、今年も健在で咲いていた。


ふれあいの里の河津桜と背景の筑波山 20日撮影


同じくふれあいの里のシロバナタンポポ


同じくカキドオシの花


自転車専用の「リンリン道路」の脇に植えられた桜並木
所々では早くも満開に近い。
花見を兼ねてサイクリングしてはどうだろう。


ふれあいの里に「ホトケノザ」と「ヒメオドリコソウ」の
大群落が有った。
踊り狂っているようなホトケノザが面白い。
老眼でピントがイマイチなのが残念だが時間があれば
撮り直しに行くかな。


キャンプ場周辺で見たユリワサビ(だと思う)4弁花なので

これから医者に行くので、とりあえず昨日掲載出来なかった花を
公開。


河津桜と昼の月、ふれあいの里21日午後


燧ヶ池の桜も咲き始めた、対岸の古木は、まだ数輪という感じ


有名な大榎の根元に、こんな置物が見えた。


筑波山麓巡り歩きと花々

2013年03月20日 | 写真

筑波山の南麓に咲くキクザキイチゲ
普通、キクザキイチゲは、白い花が多いが、ここ筑波山には
このような青紫の花が多く咲く。
今年最初のスプリングエヘメラル(春のはかない命)と呼ばれる
花を撮影した。
そばを流れる清流の音が心地よい。


同じ場所に咲く 仲良しキクザキイチゲ

栃木市の観光協会の花情報を見ていたら、星野ではカタクリが
咲き出したという。
出かけようかと思って、天気予報を見ると、一日曇りである
それなら近くの筑波山に行こうと出かけていった。

今年最初のキクザキイチゲを撮影してコースを下っていったら
つくば市主催の山麓ハイキングの一行とばったり出くわした。
ガイドはおなじみのNさん、咲いている事を教えて、なおも下ると
水車小屋の所にも大勢の参加者がいた。
見ると顔なじみが何人も。(笑)
ガイドをしているKZさんに写真を見せると、真壁側はどうかね
と言う。
キャンプ場側は日が当たるから咲いているかも知れませんね。
と答えて分かれた。
SKさんが、KZさんから聞いて、私のブログを見ているよと
言っていたが、参ったなー、ますます変なことを書けなくなるよ(苦笑)

と言う訳で、途中の花は省略して、帰り道に寄ったキャンプ場周辺の
花情報を少々。


咲き始めのエンレイソウ、写真では判らないかも知れませんが
本当に全体が小さくて、可愛らしい。
回りは小さいエンレイソウの群落が広がっていた。


これも雑草に埋もれるようにして咲いていたキクザキイチゲ
キャンプ場周辺を歩いて、面白いことに気がついた。
キクザキイチゲが出ているのは、一定の標高に集中している
それより下にも、上にも咲いている物は無かった。
もしかして、中腹の温度が高い逆転現象に関係するのかな
と言うことで、まだほんの咲き始めですよ。


林の中では、本当に小さな小さな蕾が沢山出ていた


こちらは普通の白いキクザキイチゲノ蕾


立ち入り禁止の場所に、一輪だけ咲いていたカタクリ
近寄れないので、トリミングで拡大してもこの大きさにしか
ならない。


林道に沢山咲いているキブシの花
この花は、雌雄異株と聞いているが未だに自信なし。


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NHK総合でつくば市のロボットなど最先端の研究が放送されます

放送予定は、3月27日(水曜日) 午後8時00分~午後8時43分まで

タイトル「嵐の明日に架ける旅~希望の種を探しに行こう~
    「テクノロジーの未来と出会う旅」
 

嵐の大野智が研究学園都市として開発が進み、様々なジャンルの
研究施設が集まっているつくば市を訪ねます。
ロボット、そして宇宙開発の最先端技術に驚く
また未来を担う科学大好き高校生たちとは、彼らが繰り出す
様々な実験にびっくり !
中には爆笑の珍実験も。
テレビ初公開の映像も登場する、未来と出会う旅になった。


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ちょっといい話

先のWBCの日本対台湾の試合で、日本側の客席に東日本大震災に対する
台湾の支援を感謝するプラカードが沢山出ていたので、負けたにもかかわらず
台湾では、その話題がツイッターで駆けめぐっているという。

アジアで最大の支援をしてくれた台湾、年収は平均160万とか
言われているのに。
その支援に感謝を示すため、日本の誰かがツイッターで感謝のプラカードを
呼びかけたらしい。
それが伝わって感謝のプラカードが沢山日本側の客席にでたらしいのである

この種の情報は、あっという間に消えてしまうので、いつまで見られるか
判らないが、こちらのURLを見てください
23回も見て、23回も泣いたという書き込みも有ります。








突風で砂嵐が舞う畑

2013年03月18日 | 日記

砂埃に霞む景色、しかし次の瞬間


砂嵐で何もかも見えなくなった、つくば市高野付近の路上の車から


車の反対側に抜けた砂嵐、車体がグラグラ揺れた


やがて渦を巻きながら消えていったが、その後も突風は終日続いた。


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年金だけの収入で、400万円以下の人は、確定申告する必要がない
と言うことで、せっかく書いた申告書も無駄になったが、市民税や
県民税などの地方税は、申告書を出さなければならないと言うので
新しい市庁舎になってから、初めて市役所の本庁舎に出かけた。

確定申告用に作った添付書類をそのまま見せると、窓口の担当者の
Yさんが、それを見て申告書を作ってくれ、私は署名捺印するだけで
良かった。もちろんその申告書のコピーもつくって、控えとして
貰ってきた。

確定申告をしなくても良いと良いながら、結局は市役所に出さな
ければならないから、私たちの手間暇は同じでメリットは無い

本来は、確定申告と同じ15日が期限だったらしいが、電話で
問い合わせしたら、受け付けるという事だったので、WBCの試合の
途中で出かけたと言うわけである。

そして自宅に帰ってテレビを見たら、3-1で日本が負けていた
録画していたが、面白くないので即座に消した。

市役所の帰りに見ると、モクレンやコブシが軒並み満開で、黄色い
レンギョウも彩りを添えているが、激しい風に倒れんばかりに
揺られていた。

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不動峠の名前の由来

つくば市北条から石岡市辻の交差点に抜ける、県道138号線は
筑波山の尾根を超えていく路で、尾根の上で県道236号線と交差する

この尾根の交差点が「不動峠」と呼ばれる峠道である。

昨日、本を整理していたら、「つくばの古絵図」という本が出てきた。
この本は、2006年に財団法人 日本地図センターが、地図と測量の
科学館 開館10周年記念特別展 「地図で知るふるさとつくば」
展示図録 今に残る郷土の文化遺産 つくばの古絵図 として発行
したものである。定価800円

その中の一つの古絵図「山口村見面絵図」という文久元年の絵図に
不動峠に「不動堂」が描かれており、それが不動峠の名前の由来で
あると説明されている。
今は名前だけが残っている。

また宝篋山の登山口となっている「山口」と言う地名は、おそらく
この山口村の名残であろう。
ついでに書くと、この絵図の下側に、左に平沢村、右に小和田村
の地と表記されている。

地図と測量の科学館は、つくば市にあり、地図とそれに関係する
書籍などを一般販売している。
山の2万5千分の1の地図は、たいていここで購入している。


ところで、つくば市のホームページで、カタクリの観察会の参加者を
募集しています。
明後日行われる筑波山麓のハイキングは、募集初日で定員オーバーに
なり、参加できない方も有ったようです。
参加希望者は、早めに申し込みましょうね。

それと明日、明後日は、一部の研究機関で一般公開が行われます
興味のある方は出かけて見ませんか。
ツアーも有るみたいです
農林関係の研究所は確か明日、明後日公開されると思います。


追加情報
上で書いた「つくばの古絵図」には、3月20日につくば市の
ハイキングで歩く、六所神社の絵図も載っています。

先日のブログで紹介した、六所大仏の記念碑の裏に描かれた
六所大神宮の絵の元になった絵図です。

ここで注目されるのは、絵図に書かれている「神池」が今も
防火用水として残っていると書かれています。
あの防火用水は、歴史的遺産だったのですね。








河津桜がようやく見頃・八郷のフラワーパーク

2013年03月15日 | 写真

河津桜と筑波山
毎年このパターンで撮ってる気がする(笑)

このところ、前線の通過で、突風が吹き荒れ、筑波山梅林の花も
かなり散ってしまった。
そういう意味では、満開の時に筑波山梅林に行けたのは、ラッキー
だったかも知れない。

石岡のフラワーパークで河津桜が見頃だというので、ちょっと
だけのぞきに行った。

茨城県フラワーパークはこちら





天気が良かったせいか、かなりの年配の方も見にきていて、「まだ
なの?」と坂道の途中で聞いている。
そういえば、ここには年配者とか身障者用の乗り物や、車道も無い
普通の山では無いから、作っても良いとは思うのだが。
が河津桜の咲く場所は、自生の山百合が群生する場所でもあるので
知恵を出し合う必要が有るだろう。

私の家から、筑波山に向かう途中に、モクレンの咲く場所がある
ようやくちらほら咲き始めて、青空に向かっている。

この姿を見ると、春だなーと思う瞬間だ。


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この写真の中に、一輪だけ咲いた慌て者の花が有ります。
判った人は偉い !! (笑)

トリミングして拡大すると

自生地で見つけた、今年一番早く咲いた花

筑波山梅林・満開で最高潮!!

2013年03月12日 | 写真

満開の花の下で一休み、筑波山梅林にて、熱いくらいの日差しを浴びて
ベンチで楽しそうにお話している人たちがいた。


見返り縁台付近からの梅林全景
中央の谷沿いの遊歩道を境にして、右は白梅、左は紅梅が多い
紅白の対照が私は好きだ。左上に休憩舎の東屋が見える。




中央の谷沿いの遊歩道の花のトンネル


右の白梅の多い梅林にて


同上


花のトンネルを下る人たち

花のトンネルを登って行く人たち

上の駐車場近くの車道から梅林中腹を撮る。
(上部の駐車場は身障者専用で3台分)

遊歩道の下調べに筑波山に出かけ、ついでに梅林に寄ったら
このところの陽気で、梅林の花が一気に満開になっていた。
2月から咲いていた紅梅は、早くも散り始めて、紅白の花を
見るなら今週中がベストかも。
今年は、花の時期を予測するのが難しいですね。
3月5日に書いたブログから、わずか一週間で満開になるなんて。
今日見に来られた方は、最高にラッキーですね。
青空で満開だし。

筑波嶺も 薄衣まとう 春がすみ (駄句進呈)

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笑えない川柳を作りました。

嫁姑 死ぬまで埋まらぬ 深い溝

長生きで この世で地獄に 会いにけり

(実家の母がボケはじめたと連絡が来ました)