花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

筑波山について書かれた本を紹介

2010年01月26日 | 登山
まずは最新の出版から

筑波山を歩く
吉武和治郎著 2009年11月1日 初版発行 発行所 (株) STEP 定価1400円
元は地元の新聞に連載された「筑波山を歩く」を一冊の本にまとめられたもので、水郷筑波
国定公園管理員に就任されて、筑波山を巡視したおりの感じた事柄を書いています。
その中には「盗掘」というタイトルで、筑波山に数輪咲いていた「フシグロセンノウ」が
盗掘された模様も書かれています。


ネイチャーガイド筑波山の自然図鑑
前田信二著 2009年4月20日 第一版第一印発行 発行者 メイツ出版(株) 定価1800円
メイツ出版は「尾瀬」や「高尾山」の自然図鑑を発行しており、特徴はハイキングコースの
紹介と、植物や動物など筑波山と宝篋山で見られる自然を図鑑としてカラー写真で紹介している。


関東の名山 筑波山  筑波山神社案内記
これは発行が「筑波山神社」で2008年3月4日に発行されたもので、編集が財団法人日本地図センター
になっています。
つくば市の国土地理院のセンター売店で購入 定価の記載無し
筑波山神社の古い資料などを写真で紹介している貴重な本です。
例えば、常陸国筑波山縁起などの古文書や、狩野探幽の描いた三十六歌仙の絵額などもカラー写真で
掲載されている。もちろん古地図も掲載されています。
筑波山神社の歴史を知るには絶好の資料でしょう。


郷土の先達とゆく 筑波山
編集・発行人 野末たく二 発行・発売 (有) エディット(結ブックス)
2007年6月30日 初版発行 定価1800円
これは、4人の執筆者がそれぞれの分野別に書かれたもので、「歴史の先達」「里山の先達」
「古民家の先達」「八郷の茅葺き屋根」などに別れている。
このうち「里山の先達」として執筆されているのは、私も参加している「つくば環境フォーラム」の代表者 田中ひとみさんです。


写真集 筑波の小さい恋人たち
著者・佐藤 正 1994年3月1日発行 発行所 (株) STEP 定価2000円
これは先年亡くなられた故佐藤 正さんが撮影された筑波山に咲く花の写真集で、今は絶滅したランの花なども載っている。


筑波山はいま人々の暮らしと自然
編集者 読売新聞水戸支局 1993年3月8日発行 発行所 筑波書林 定価1632円
筑波山を取り巻く環境がどのように変貌してきたかを、色々な角度からレポートした本。


つくばの自然誌 -1 筑波山
編者 学園都市の自然と親しむ会 1992年5月20日初版第一印発行 発行者 STEP 定価1200円
各分野の著名な研究者が共同で執筆した筑波山の成り立ちや地質、気象、植物、昆虫、魚、鳥など、まさに筑波の自然誌、筑波山のコースガイドも出ていて、そのコースで見られる野草も紹介されている。


筑波山
著者 木村 繁 1985年3月17日 3刊1刷発行 発行所 筑波書林 定価1648円
著者が朝日新聞水戸支局員の時代に取材執筆した筑波山に関する総合的な本。
成り立ち、歴史など筑波山だけでなく、周辺の人々の関わりも描いている。
是非読みたい本だが、最近は入手が困難かも知れない。
私がこちらに移り住んで最初に読んだ本です。

他には参考文献としてこちら

高校の先生が作った 茨城の自然観察ガイドブック
発行所 茨城県高等学校教育研究会生物部 2005年5月1日 第1刷発行 定価1600円


ふるさと探訪 
著者 永山 正 発行所 筑波書林  平成6年4月10日発行 定価1800円