花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

たった一株咲くササバギンラン

2013年04月29日 | 写真

筑波山麓の林にたった一株咲いていたササバギンラン
花の下につく苞葉が花序より長いという特徴がある
(ただのギンランは、苞葉が花序より短い)


白い花は平開しない

他のササバギンランは、まだ蕾も付けていないのに
この一株のみが咲いていた。


つつじヶ丘の駐車場は大渋滞、右の車道にも順番待ちの
車が数珠つなぎになっている。


見ていると登山者の列はとぎれる事が無かった。


つつじヶ丘は、ツツジの多いところだが、まだツツジは
咲き出したばかり、連休後半の5月が見頃かな。


東国三つ葉つつじも咲き始めだった。


東国三つ葉つつじの特徴は。雄しべが10本有ること
数えたら確かに10本あった。

一般登山道が混む事は想像出来たので、登山道は避けて
林道を歩いた。
ウグイスをはじめとする小鳥の鳴き声が賑やかなほか
林道は登山者も少なく、のんびりと歩くことが出来た

桜山に寄って八重桜の残り花を見ながらコーヒーを
飲んでいると、山菜採りの人が何人かやってきた。
草原に黄色く群生している花を見て「この花は何ですか」
と聞いてくる。
「キンポウゲという花ですよ」と答えると「綺麗ですね」
と言う。
確かに野原一面に咲くと、キンポウゲも見事である。
「何を採られているのですか」と聞くと「ワラビと
ゼンマイ」だという。

キュウリグサと思われる小さな花を見つけたので
車に一端戻って、マクロレンズを取りに行った。
そんな私の姿に、よほど珍しい物でも見つけたのかと
思ったらしく、山菜採りの男性が急いで近づいてきた。
「何ですか?」と言うので「この花です」と指さすと
「ああ小さな花ですね」といちべつして去っていった。



林道を歩いているとき、足下からいきなり飛び立ったもの
何かと思ったらスズメバチだった。
杖が触れていたら刺されたかも知れない。

先日、草刈りしていたら間違ってマムシを切ってしまった。
これからは、マムシやスズメバチも出てくる。
山に入るときは充分注意しましょうね。




雑草に埋もれて咲く庭の花

2013年04月28日 | 写真

正確な花の名前は忘れてしまったが、たぶんムラサキ科の
シナワスレナグサかも知れない。
紫色の花が好きで、園芸店で買った記憶がある。
外ばっかり出歩いて、庭の手入れをしないものだから
雑草に埋もれるようにして咲いている。

小さい花だが斑入り鳴子ユリの傍らで、ひっそりと咲き続ける


園芸用のオダマキ、花が次から次へと咲き次ぐ

園芸用オダマキの色違い


ミニナデシコもようやく一輪咲いた

ミニナデシコの蕾


地味なエビネも、他の葉陰で咲き続けている

ヤマシャクヤクも蕾が大きくなってきた。
楽しみなのは流石山に行った時、道の駅で買った紅花山芍薬
これは会津のベニバナヤマシャクヤクを盗掘されないように
地元の人たちが栽培して売っているものだ。
今年も元気に葉が出てきた。




筑波山の草花

2013年04月27日 | 写真

チゴユリ


チゴユリ、普通チゴユリは下向きに咲くので、花の
正面から撮るのが難しいが、うまい具合に土手の上に
咲いていたので、楽に撮れたのだった。


ワチガイソウ、


ワチガイソウは上部の葉の脇から花柄が出る


オドリコソウ、毛深いオドリコさん達である


エンレイソウもがんばってます、花弁は無く花弁に見える
萼片が3枚、紫褐色か緑色が多いが、これは緑色系


東国鯖の尾(トウゴクサバノオ)花が終わると写真の
様な実がつくので「鯖の尾」に見立てられた花


藤の花、風でピンボケだがあちらこちらに咲いている


緑ニリンソウ、先日とは別な登山道で撮影


同じ場所で別な緑ニリンソウ、ピーク過ぎで傷んでいるが
見たという証拠に撮影

付近では夏鳥と言われる「ツツドリ」が盛んに
鳴いていた。
ニリンソウの群落を動画で撮影しながら鳴き声も
録音する。
最近のデジカメは、これが出来るから便利だ
カジカの鳴き声も拾えたら嬉しいのだが、鳴神山や
袈裟丸山の帰りに、川岸で聞いた声がよみがえる

道ばたにはキジムシロやキンポウゲの黄色い花が盛んで
女体山の直下では、どこかの小学生が昼休みで、足の
踏み場もないくらい混んでいた。

男体山では、誰かを迎えに行こうとした男の子が
かけだして転んだ。
「大丈夫か」と声をかけると「大丈夫」と言ったが、左の
ヒジをすりむいて泥がついている。
「先生に言って、必ず消毒して貰いなさい」と言っていたら
「えっどうしたの」という声がして先生らしい女性が
駆け寄っていった。
破傷風のおそれがあるからとは言わなかったが、野外での
傷は最悪の場合を想定して処置するにこしたことは無い。

山では、飛び降りたり、走ったりしてはいけないと
観察会のメンバーで、登山クラブにも入っていたFGさんから
良く言われたものだ。

それにしても引率する先生方も、登山の知識やマナーを
学んで欲しいな。
木道を歩く生徒の写真を撮ろうと、湿原に踏み込んだ先生を
小田代湿原で目撃した。












筑波山の見頃の花

2013年04月26日 | 写真

ヤマトグサ(大和草)の雄花、花弁は無い、萼辺は3個で反り返る
垂れ下がっているのが葯
ヤマトグサ科ヤマトグサ属、一属一種の日本特産種
牧野富太郎博士が日本で最初の和名を付けた記念植物
花後に下部の側枝が伸びて地面を這い繁殖する。


フデリンドウ、根生葉がは小さく、ロゼット状にならない
花を開く前の姿が筆の穂先に似ていることが名前の由来


ツクバキンモンソウ、シソ科キランソウ属
筑波の名前がついた花、ニシキゴロモの変種
筑波山の中腹から下部にかけて沢山目につく
葉っぱに紫色の筋が目立つ物が多い


同上

同上


ヤマブキ、ピークを過ぎたが次のヤマブキソウとの
比較のため掲載する


ヤマブキソウ、ケシ科クサノオウ属
4弁花だが、黄色の花がヤマブキに似ていることにより
名前を付けられた花
セリバヤマブキソウも有るが花はまだ咲いていない

光を浴びたヤマブキソウ


武蔵鐙(ムサシアブミ)、サトイモ科テンナンショウ属
仏炎苞の形を鐙(あぶみ)にたとえて名付けられた花


逆光で見たムサシアブミ

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牧野富太郎博士が名付けたヤマトグサ、以前は自然研究路
にも生育していたが、崖崩れや猪の掘り起こし、踏みつけ
等により最近は見られなくなった。
現在残っている場所も登山道のすぐ脇なので、なかなか
繁殖が進まない。
願わくは、いつまでも残って欲しい植物だ。

観察会でインストラクターを勤めているKZさんからオクタマ菫
が咲いているというメールを貰ったので、探しに行ったが
発見出来なかった。
だが偶然同じコースで、やはりオクタマスミレを探している
年配者と出会って、色々な話を伺った。
それからヒントを得て、色々なコースを歩き回って、それらしい
スミレを見つけたが、花が枯れてしぼんでいたので、同定は
出来なかった。
一応切れ込みの有る葉っぱの写真は撮ったので、来年の
楽しみに残しておこうと思う。
(来年まで自分の身体が持つかどうかが一番問題なのだが)

ブログのタイトルのキャチフレーズでも書いているが
山で出会う人がステキだと、登るのが叉楽しみになる。



緑二輪草咲く筑波山

2013年04月25日 | 写真



緑二輪草、ニリンソウは通常白色の萼が5枚、花弁状に
ついているが、萼は元々葉の一部なので緑色になっても
不思議はない。
しかし緑の葉の中に咲いていると、紛れて目立たない。
しかも、この花は少し小さくて判らなかった。
ピントがイマイチなので、撮り直しに行くかな。
登山道の脇に咲いていたのに、今まで気がつかなかった。


自然研究路には団体さんもお出ましでした。






上の二つに比べると慎ましやかなお姫様かな。(笑)

自然研究路の東屋から階段を下った先に、展望の良い岩がある
何でも筑波山に良く通う人たちの間では「富士見岩」とか
「富士見石」とか呼ばれているらしい。
そこから山麓を見下ろすと、水の張った田んぼがかなり増えて
田植えの準備が進んでいる様子が見て取れる。
もうすぐ蛙の鳴き声が響き渡る季節である。
ヤマブキソウが咲き、ツクバネソウも咲いていた。
マイズルソウはまだ蕾だったが、もうすぐに咲きそうだった。

葉っぱの主脈の上に花を付けるハナイカダは雌雄異株だという
雄株は花が数個固まって付き、雌株は一個が多く、まれに2~3
個つくときがあるという。
もちろんそれぞれ雄しべと雌しべがついている訳だが、雌花は
雌しべがついているだけなので判るらしい。
今年は、それをじっくり観察したいが、その頃はまた他の山かな

昨日は、予約して病院に診察に行ったのに、何故か2時間半も
待たされて、診察はあっという間の雑な診察、なんかむかついたなー。





小貝川とサシバを描く市貝町の芝ざくら公園

2013年04月23日 | 写真

栃木県市貝町の芝ざくら公園は、小貝川の流れを
デザインしているという。
展望台から眺める芝桜の曲線は、川の流れかな


また駐車場の下の斜面は、市貝の空を飛ぶというサシバ(猛禽類)を
描いているという。写真の左側の土手に白い芝桜で描いている
土手の上が第一駐車場と物産展などのテントが並ぶ


下から展望台を見上げて川の流れを見る


サシバを描く土手の斜面は、花の数が少しそろわず
ちょっと残念だった


急斜面に描かれたサシバも咲きそろえば、青空を
飛ぶサシバに見える事だろう。






L字型に曲がった底辺から見上げる土手の斜面は
けっこう急斜面だ


土手の上から見下ろす芝桜


隣接する芳那(はな)の水晶湖の鯉のぼり、奥の土手の上が
第二駐車場で、最初の頃はそこから湖岸を歩いて公園に来た
今は第二駐車場から無料のシャトルバスがピストン輸送している
駐車料500円を払えば、シャトルバスで公園に行けるし
ほとんど待ち時間も無かったのでお薦めだ。入園料は無料

市貝町の芝ざくら公園の詳しい事はこちらをご覧ください

サシバについて、市貝町が紹介しているリンク先はこちら

高崎市箕郷の芝桜と榛名山

2013年04月22日 | 写真

見頃を迎えた高崎市箕郷の芝桜公園、後ろには榛名山がそびえる










後ろに見える山は、右の三角の雪山が相馬山
左の山陰に隠れそうなのが榛名富士、但し
見えているのは榛名富士の山頂の右側部分
遙か手前の黒岩の峰続きの山に大部分が隠れている


芝桜公園付近からの200mmの展望図


どこが写っているのかポイントを付けた地図
風穴と書かれた左上に黒岩があり、その黒岩の上に
有るのが新規2のポイントなので、この部分に隠されるように
榛名富士が写っている。

参考までに芝桜公園の付近での展望図を掲載する
位置はおよその位置なので、正確ではない。
また障害物で全部が見える訳ではないので、参考程度に
考えて欲しい。レンズの設定は35mm



左榛名富士と右相馬山、こちらが判りやすいかも
写っている方申し訳ありませんがモザイクかけました。


中央奥に展望台が有る


その展望台からの眺め
右下には菜の花畑があり、奥に見えるのが駐車場

高崎市箕郷の芝桜公園の詳細はこちらをご覧ください

カーナビに案内させたい場合は、高崎市箕郷町松之沢35
セットすると公園の入口付近まで案内される。(公園の住所ではない)
入口には、交通案内の係員がいるので指示してくれます。
入口と出口は別になっていますので注意
入園料300円、駐車料金は無料

しばざくら公園の住所は、こちらをご覧ください

写真詩 風の歌シリーズ 夜明け

2013年04月20日 | 詩・俳句・短歌


夜明け

テントへ落ちる
  清らかなつゆよ

林の中へ厳しく
  差し込む光よ

麦わら帽で
  飯盒を持つ友よ

これから僕らの
  世界だ
 !!


(古いアルバムに書かれていた若き日の詩より)
翌日、女性も含めて、押したり引いたりして
富士山にのぼったのだった。



当ブログのカテゴリーで「詩・俳句・短歌」をクリックすれば
別な詩を読むことが出来ます。


Google Playにワンクリ詐欺アプリ

2013年04月19日 | 日記
最近驚いたのは「Google Playにワンクリ詐欺アプリが大量発生」という
ニュースだ
天下のGoogleともあろうものが、詐欺アプリを公開したと言うから
これにはびっくりだね。
事前のウイルス検査とかしないで公開してしまったのだろうか。

まあ何にしろ、ダウンロードする使用者もウイルス対策はするべきだし
スマートフォンとかタブレットと言えども、必須の対策になったと言えよう

ニュースの詳しいことはこちらをご覧ください

ヒカゲツツジ咲く古賀志山は謎道ばかり

2013年04月19日 | 登山
ここ数年、4月になると鹿沼の二股山に登って、日陰つつじと
イワウチワを見るのが恒例の様になっていた。
そして運が良ければ、早咲きのアカヤシオも見られるのだった。

ある時、山の上でお会いした年輩の方から、古賀志山にも
ヒカゲツツジとアカヤシオが有ると聞いた。
その事を花友にも伝えたが、たまたま花友が登ったときに
そのような花を見かけなかったと言うことで、古賀志山には
登る計画がなかった。

それでも花友は古賀志山の事を覚えていたらしく、今年に
なってヤマレコで古賀志山の山行記録を調べたらしい。
すると、ヒカゲツツジは有るわ、アカヤシオも有るわ、おまけに
カタクリの大群生も有るという花好きにはたまらない山である
ことも判ったという。
但し、クライマーの練習場にもなっている様な岩山で有るという

4月14日、珍しく前日からの好天が続き、宇都宮市の西北に
ある赤川ダムの近くから、ゴジラの背中のような岩山が見えた
「あれが古賀志山?」と聞くとそうだという。
アップダウンが続くのかと一瞬嫌気が差したが、今更引き返す
事も出来ない。

赤川ダムの駐車場は、森林公園の駐車場も兼ねているらしく
すでに7割ほどの車が止まっていた。
まずは、奥にある立派なトイレに寄って、登山の準備をした。
脇では、ロードレースか何かの自転車の競技が有るらしく
受付の机にヘルメット姿の人が群がっていた。


これはコースの脇に立っていた古賀志山の案内板なので公式の
登山道を示すものと思われる。
ところが、一歩山中に踏み込むと、至る所に踏み跡が続いて
どこがどこへ続いているのか、初めて古賀志山に来た人には判らない
迷路の様なコースが無数に有るのだった。

こちらが今回歩いたコース、公式登山道に出ている北登山道より
北側の尾根を歩く「中尾根コース」と呼ばれているルートだ
本来は、上流に有る「細野ダム」から登るらしいのだが、赤川ダムで
出会った地元の人らしい方から、釣り堀の前を行けば登山口に
行けると言われて、行ってみると道案内に富士見峠に至ると出ている

これは北登山道で道を間違えていると気づき、後からきた年配の
グループの方に訪ねると、「559メートル峰に行くなら右の尾根に
登って、中尾根コースを行けば良いから、そこの踏み跡から登れるよ」
と言って指さして教えてくれた。
確かに、右の尾根に向かって踏み跡が明瞭についている。
尾根につくとクサリ場が有るが、迂回路も有るという。
また、このまま北登山道を行っても、富士見峠から右に行けば559
メートル峰に行けるという。

お礼を言って、早速右の踏み跡に取り付いた。
新緑の山腹をジクザクに登って、巨大な岸壁を右に見ると、すぐに
尾根に出た。
久しぶりの登山で、汗がどっと出た。今日は気温も上がるという
ジャンパーを脱いでザックにしまい、コークを飲んだ。
目の前にはクサリの下がった岩がそびえている。
後から来た登山者に尋ねると、右から迂回するコースがあるという
右に少し下って、そこから左に回り込むように登っていくと
再び尾根のコースと合流するという。

Kさんはクサリ場を登り、私とIさんは迂回路を歩くことにした
迂回路をたどると、至る所にカタクリの残り花があった。
やがて左の岸壁を見上げると、地元の人たちが「サワテラシ」と
呼ぶというヒカゲツツジが咲いていた。
黄色いつつじの花が、暗い谷間を照らす一条の光のように見えた
のであろうか。
誠に黄色いつつじにふさわしい名前であると思った。

道はそこで二つに分かれ、一つはまっすぐ続いている。
もう一つは左に岩の間を登っていた。
Iさんが左のコースを登ったので、私も後に続いた。
(後で知ったのだが、迂回路はまっすぐで良かったのだ)
登り切ると、そこは尾根の上のコースだったが、岩場の続く
急登だった。
Kさんの名前を呼んでも返事がないので、先に行ったのだろうと
岩場を乗り越えて行き、やがて鞍部に下ると右の山腹から
Kさんが顔を出した。
あまり遅いので迂回路を探しに行って、戻ってきたという。
名前を呼ぶ声が聞こえたよと言っていた。
どうやら、あのまっすぐなコースを来れば、ここで合流する
らしい。
(Kさんは、他の登山者からここが合流点と聞いて、探しに
出たという。)
相変わらず健脚である。若さがうらやましい。

やがて再び岩場の続く登りになり、東国三つ葉躑躅の花が
時々顔を見せている。
後から追いついてきたグループによると、とにかく「尾根の
上を歩けば迷うことが無い初心者コースよ」とのたまうのだった
その尾根のピークでGPSをマークすると、そこが496メートル
のピークだった。

筆者注 この古賀志山は、大部分が私有地の為、コース案内板
等が立てられないのだそうである。
所有者の許可が得られないため、公式登山道以外の場所には
コース案内が無いので、みんな好き勝手に歩いて踏み跡が出来た
らしい。(だからと言って登山者が勝手に案内板を立てないようにね)

下山後、ダムで出会った人は、全コースを判るには3年かかると
笑っていた。
ヤマレコの山行記録でも、全容不明と書いている人もいるくらいだ。
たかだか600メートルにも満たない山ながら、クサリ場と崖が
あり、初めて登る人には要注意の山である。

長くなったので、コース案内はここまでで終わり
ヒカゲツツジとアカヤシオは、559メートル峰の北側の崖に多い
そこを登るコースも有るらしいが、下るのは非常に危険と思われる

559メートル峰から見る古賀志山


559メートル峰の北側の崖に咲く日陰ツツジ


同じく日陰ツツジとアカヤシオのコラボ


日陰ツツジ


日陰ツツジとアカヤシオ、木につかまって崖下をのぞくと
遙かに下までヒカゲツツジが続いていた。
ここの近くを登ってきた登山者に聞くと、ずうっとヒカゲツツジの
間を登ってきたという。


赤川ダムから登山口にかけて、エイザンスミレが無数に咲く

尚、今回は東稜展望台から直接下山するコースを下ったが
3段から4段ほどクサリ場が続くので、要注意だ。
特に1段目は、ほぼ垂直に近い岩場なので慎重に足場を確かめて
下ろう。
今回は、岩登りをしていた男性が先導してサポートしてくれた。
感謝!!
もっともそれはKさんが山ガールスタイルだったからで、mino さん
だけだったら、サポートしなかったかもって言う噂も オイッ(笑)


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参考資料として559メートル峰の展望図を載せます。


まずは何と言っても日光連山方面


真北方向は高原山が見える


北東方向は障害物が多くてほとんど見えないかも


南は古賀志山が真正面に見える、赤い腺は今回歩いたGPSの軌跡


559メートル峰から日光白根山と男体山
中央が男体山、その左の白い雪山が日光白根山


雲から顔を出しはじめた女峰山(中央)と左は小真名子山


登山コースの地図については
「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」







写真詩 風の歌シリーズ 種山高原

2013年04月18日 | 詩・俳句・短歌


(写真詩 風の歌シリーズ) 種山高原

どこまでも続く 種山の草原
風になびく草が 波のように打ち寄せる

君の長い髪が 頬にまとわりついて
かきあげる仕草がまぶしかった

あの日初めて君の手をとって
仲間と共に踊ったフォークダンス
心から笑えた一日

あの時のほほえむ君の横顔を
思い出す

種山の牧場の馬達の 大きな眼に見守られて
風にながれる雲のように
過ぎ去りし夏の初めだった


(写真は高原山の牧場)

おことわり
この詩は、3月23日に掲載した日記に書きましたが
カテゴリーの分類で「詩・俳句・短歌」に分類されない為
改めて「詩・俳句・短歌」のカテゴリーとして再掲載
いたしました。

つくばが紹介されるテレビ番組

2013年04月17日 | 日記

宇都宮市古賀志山の日陰つつじ(14日撮影)

NHKの「キッチンが走る」で、つくばが紹介されます。

放送予定 2013年4月19日金曜日
午後8時~8時43分

詳しくは番組ホームページをご覧ください。

同じく4月19日放送のテレビ朝日の「若大将のゆうゆう散歩」内
のミニ番組「磯山さやか旬刊!いばらき」でつくばが紹介されます
テレビ朝日の「若大将ゆうゆう散歩」は、午前9時55分~10時30分
ですが、「磯山さやかの旬刊!いばらき」は10時25分頃からです。

詳しくはこちらをご覧ください


風薫る山に太鼓の響き・筑波山

2013年04月13日 | 登山

筑波山梅林の春景色・春山淡冶にして笑うがごとく
とは、このことでしょうか。

見返り縁台付近から筑波山梅林を望む


臨時駐車場からの眺め


臨時駐車場から梅林に登る尾根道のヤマブキが
光り輝く

梅林の車道から山麓を眺める


御幸ヶ原では、和太鼓グループ彩が、太鼓の演奏を
している。
降り注ぐ春の光の下、高く低く太鼓の音が山々に
こだまする。


今はすっかり数も減って、ひっそりと谷間に咲く
アズマイチゲ

アズマイチゲの花を撮ろうと筑波山に行ったら
駐車場はどこも満杯で、やむなく臨時駐車場に止めた
広い臨時駐車場にはたった一台留まっているだけで
誰もいなかった。

臨時駐車場から筑波山梅林に抜け、梅林の上部から
山道を通って大駐車場に抜けた。

これが幸いして、色鮮やかな筑波山の春景色を堪能した
この時期だけの彩りである。

(ファンクラブの方へ
和太鼓の演奏の一部を動画で撮りましたので、後で
DVDでお目にかけます)

東北・夢の桜街道を紹介

2013年04月12日 | 災害復興支援


「東北・夢の桜街道」プロジェクトをご紹介します。
東日本大震災復興支援プロジェクトとして行われているもので
東北6県の桜の名所八十八カ所を札所巡りのように指定して
祈りを捧げてもらうプロジェクトです。

詳しくはこちらをご覧ください

八十八カ所を今年だけで巡るのは難しいので、まずは
15日頃に満開を迎えると言う福島県の三春の滝桜から
始めて見ませんか。

最後は何と言っても青森県の弘前城ですよね。
その前は、私のふるさと岩手の北上展勝地は桜の札所55番に
指定されているので、是非寄ってくださいな。

東北6県の桜の札所の番号と地図は、こちらをご覧ください


1番は三春の滝桜
28番は塩竃神社の塩竃桜
44番は天童公園
55番は北上展勝地
など

かたくり園は雪だった筑波山

2013年04月11日 | 登山

雪が積もった御幸ヶ原のかたくり園


雪が張り付いて白くなった男体山の樹林


11時頃、ようやく雪が消えても花を閉じたままのカタクリ

昨夜から今朝にかけて降った雨は、筑波山の上では
雪だったようで、低いとはいえやはり山は山ですね。
ブナ林には雪が氷となって張り付き、かたくり園は雪の中でした。
これではカタクリも花を閉じたままです。
わざわざ遠くから見にこられた方もいたようですが、お気の毒
としかいえません。

日が照ると、木に張り付いた氷がパラパラ落ちてきて、カメラに
当たり、慌ててカバーを掛けました。

山頂に来られた方は、みんな寒い寒いと言っていましたが、雪で
かなり冷え込みましたね。
登山道は雪解けで、石の上がツルツルでした。


神社前の山門は日差しが一杯

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筑波山周辺、通行止め情報

酒寄と筑波山梅林を結ぶ林道は、工事中につき通行止め

鬼ヶ作林道と酒寄を結ぶ林道は、先日の暴風で道路が
ボコボコになっています。通行は出来ますが注意の事



路面がえぐれて、石が散乱しています

吾国山の林道は、旧洗心館前で通行止めになっています

旧洗心館前までは車で行けますが、その先は登山者のみが
通行可能で、山頂には登れます。
カタクリはピークを過ぎかかっています。

尚、吾国山の洗心館は、昨年民間に売却され、私有地に
なりましたので、立ち入り禁止になっています。

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その他の花情報

三春の滝桜---4月11日現在3分咲き

栃木県市貝町の芝桜---4月11日現在4分咲き

埼玉県秩父市の芝桜の丘

群馬県
高崎市みさとの芝桜

館林のトレジャーガーデン

太田市の芝桜

山梨県
富士芝桜祭り

千葉県
袖ヶ浦市の東京ドイツ村

福島県
石川郡平田村のジュピアランドひらた

以上、関東近辺の芝桜情報

昨年の4月のブログでも紹介しています

北海道の東藻琴の芝桜を作り上げた方、亡くなられたのですね
ご冥福をお祈りして合掌