花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

思い出の写真で振り返るこの一年

2010年12月31日 | 登山

菅生沼の野焼き
このところ、私の一年は、茨城県自然博物館主催の「菅生沼の野焼き」で始まる。
今年も、筑波山ファンクラブの一員として、野焼きに参加した。
野焼きの後、そこには絶滅危惧種の「タチスミレ」が生えてくる。


野焼きの一コマ、名付けて「炎のドラゴン」ほんの一瞬の出来事であった。


尾瀬の三条の滝、5月下旬、三条の滝の展望台の取り付け工事が終わった直後に行った。
丁度、工事した人達が帰るところで、「良い写真を撮ってくださいね」と声をかけられた。
尾瀬の雪解け水は、総てここに集まってくるから、この時期の三条の滝は、すさまじい迫力である。


金精山の朝焼け、次の写真と見比べて欲しい。私も初めて見た黄金の金精山だった。


同じ金精山の朝の風景で、時間もほぼ一緒なのにこの違いである。
自然は本当に面白い。


鳴神山のカッコソウ、丁度満開の時期に行った。
今年は鳴神山に二度も行ったが、こつなぎ567さんと偶然にも二度ともお会いした。
忘れがたい山である。


西吾妻山のヒナザクラ、東北地方に咲く名花で西吾妻が南限である。
ハクサンコザクラなどと同じサクラソウ科の高山植物で、花色が白い可憐な花である。


会津駒ヶ岳の駒の大池のほとりに咲くハクサンコザクラの群生、朝日に当たって輝いていた。
前夜は駒の小屋に泊まって、あまりの混みようで、熟睡出来なかったが、楽しい思い出の山旅であった。


秋、鳩待峠からアヤメ平に二度も行った。一度目は雨に降られて、リベンジで行った二度目が
快晴の尾瀬で、帰りは尾瀬ヶ原を回って帰った。
写真は、ヤマドリゼンマイの紅葉と燧ヶ岳を秋の空と共に尾瀬ヶ原で撮った。


尾瀬の木道工事用の資材を運ぶヘリコプター、鳩待峠の駐車場から飛び立つ瞬間を撮った。
来年は、新しい木道が随分出来ている事だろう。工事の皆様、ご苦労様です。

今夜の紅白は、何と言っても「加山雄三」さんの歌だよね。
皆様、来年も元気で逢いましょうね。

懐かしき風景を求めて

2010年12月29日 | 写真

火の見櫓のある風景・石岡市八郷のフルーツラインにて撮影・(日の出前)
石岡市の八郷には、どこか懐かしい風景がある。

丸いとんがり帽子のような屋根と、ぼんやりともる明かりが何故か懐かしい。
これで半鐘がぶら下がっていたら、効果満点なのだが。

それにしてもぶちこわしなのが電線と電柱、本当はもっと離れた位置から撮りたかったのに
どんなに位置を変えてもダメたった。

場所探しで時間を費やし、少し空が明るくなりすぎた。

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お詫び、掲載した展望図に、設定のミスがありました
対地高度を1メートルとすべき所が、100メートルになっていました。
ただいま新たに制作中です。
出来上がりましたら差し替えますので、お許し下さい。

尺丈山511メートルの展望写真

2010年12月28日 | 登山
先日、超展望の低山として紹介した、常陸大宮市の尺丈山、標高511メートルの山で
撮影した山岳展望写真を公開します。写真は左回りに続きます。


まずは休憩小屋の展望台から撮影した那須連山、中央の白い山が茶臼岳



上の写真に対応する展望図、カシバードがおかしくなって総て削除してカシミールを入れ直した。
そのため、山名などは外の方のデータを使用したため、ローカル山塊の名前は少なくなっている。


上の写真の左に続く山、中央が黒滝股山


黒滝股山の展望図、これでは判りにくいので、下に300ミリの展望図を載せます。


黒滝股山の300ミリレンズ設定の展望図、かすかに山頂が見えているだけでした。


中央右が大佐飛山、写真が違っていましたので、差し替えました。申し訳ない。


大佐飛山の展望図


林にジャマされて良く見えないが、日留賀岳付近


日留賀岳付近の展望図、林にジャマされて中央部分は見えませんが。


高原山が続く


高原山の展望図


高原山の左肩に寄り添う形で田代山、その隣が帝釈山、台倉高山、孫兵衞山、燧ヶ岳、岩山


燧ヶ岳の展望図


岩山、鬼怒沼山、物見山、女峰山と続く


鬼怒沼山、女峰山の展望図


右から女峰山、小真名子山、大真名子山、日光白根山、白根隠山、男体山と続く


男体山の展望図


黒檜岳大平山と皇海山、鋸山、庚申山、男山、法師岳、奥袈裟、中袈裟、後袈裟、前袈裟と続く


皇海山の展望図、(袈裟丸山の名前は、左から前袈裟、後袈裟、中袈裟、奥袈裟と並んで見えますが
山名データーは外の方が作られたので、少し違っていますね)


横根山、赤城山と続くが、赤城は霞んで判りにくいと思う


赤城山の展望図


何と言ってもハイライトはこれ、山の後ろにうっすらと八ヶ岳の雪山が、望遠500ミリで撮影


レンズ設定500ミリの八ヶ岳の展望図

いきなり八ヶ岳に飛んだので、間の展望図も載せておきます。


蓼科山付近の展望図


甲斐駒ヶ岳付近の展望図


大菩薩嶺付近の展望図


富士山付近の展望図

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」

宝篋山461メートルの山頂から

2010年12月28日 | 写真

学園都市と東京方面の夜明け前のあかり 午前6時11分撮影


日の出前の霞ヶ浦を遠望 午前6時21分撮影


日光方面の展望 午前7時58分撮影 右手前の黒い影は筑波山の裾野です。


上の写真に対応する展望図 但し写真より狭い範囲になっています。(レンズ85ミリの設定)


日光から袈裟丸山方面の展望


上の写真に対応する展望図

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」


山頂の朝の気温が0度から1度なので、ながいすることが出来ず、上の写真は、ここ数日の写真である。
このところ好天が続き、富士山と日光方面は比較的よく見えるが、浅間や八ヶ岳は雪雲の中だった。

今日は里山づくりの森ボラ

2010年12月25日 | ボランティア
今日は「つくば環境フォーラム」主催の里山づくりで、通称「森ボラ」に参加して植樹地の
草刈りに汗を流しました。

研究学園駅からほど近いと言う一等地に残されている保健保安林の植林地。
ここを手入れして、オオムラサキという国蝶の棲む森づくりを進めています。


最近は、各大学で自然保護などの活動をしているNPOの活動に参加すると、単位を修得出来る
制度が有ったりして、大学生も良く参加してきますが、今日ははるばる山梨から駆けつけた
女子大生の方もおりました。
草刈り終了後に、見事30時間の規定に達して、今日で終了の別な女子大生には、参加者から
大きな拍手が送られました。
30時間をクリアするには最低でも5回は参加しないと達成出来ないので、月一回の参加で
半年はかかります。お疲れ様でしたね。

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最近の写真から


県道45号線、今鹿島付近から夜明けの情景


筑波スカイラインにて、オレンジ色の山の端


霧の八郷、十三塚観光果樹団地の上部から


霧の八郷その二、何となく艶めかしいシルエット

今朝の宝篋山から

2010年12月23日 | 登山
朝日を浴びるスカイツリーとビル群


宝篋山461メートルの山頂から見る、東京墨田のスカイツリー、とビルの壁 23日午前7時28分
朝日を浴びている。もしかすると宝篋山よりもすでに高くなっているかも。

昨日は大雨も降り、昨夜は風も吹いた。こんな時は、東京のスモックも洗い流されて空気が澄み渡る。
そんな予想をたてて、快晴の宝篋山に登った。
予想は半分当たって、いつもは霞で見えない東京のビル群まで見えている。
が期待した浅間山の雪景色は、雪雲に覆われて見えなかった。
浅間から日光にかけての、西は分厚い雪雲の中である。


宝篋山から見る今朝の富士山、肉眼でははっきり見えるのだが、写真に撮ると何故か霞む。
レンズが昔の銀塩用のミノルタのレンズなので、デジタル用のコーティングがされていないせいかな。


こちらは同じ方角の、カシミールで作った展望図、レンズは300ミリの設定
同じ300ミリでも、デジタルでは画角が狭くなるので、左の丹沢が写っていないが、大室山と
加入道山のシルエットは判る。

早朝に登って、人に会った事は無いのだが、今日は珍しく青年が登ってきた。
携帯で盛んに富士山を撮っている。
挨拶すると、「今日はよく見えますね。」と嬉しそうだ。
最近は、たまに朝に登っているという。
スカイツリーの話になって、「ここよりあれが高くなっているのがシャクだね。」
と言うと「山は延びませんからね」とうまい事を言う。
全くだ、山は延びない、思わず笑ってしまった。

仕事前に登って来たのだろうか、お先にと行って青年は降りていった。
私も帰って年末の大掃除をしなければならない。
なんだか、女峰山が見え始めているのに、残念ながら私も下山しなければ。

下山の途中で、もう一人の青年に会った。
首から高価そうなカメラを下げて、急ぎ足で登っている。
今日は展望の日である。

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」

超展望の低山に登る・その三

2010年12月22日 | 登山
山頂広場の休憩小屋には、展望テラスが有って、そこからの眺めが秀逸である。
とは言っても、展望は天候に左右される事が多いので、行けば必ず見られる訳ではない。

休憩小屋から八ヶ岳の展望図


北八ヶ岳、レンズ設定500ミリ、風景設定八ヶ岳の風景 杉本智彦さんのカシミール3Dの
カシバードで描画、横岳から根石岳までが北八ヶ岳の範囲に含まれる。


南八ヶ岳、レンズ設定500ミリ、風景設定は八ヶ岳の風景
南八ヶ岳の範囲は、硫黄岳から三ツ頭までだが、赤久縄山は、遙か手前の山で含まれず、牛首山は
主峰の赤岳から南に延びる尾根上の山である

流石に八ヶ岳は遠い、500ミリの設定でも、この大きさなので、肉眼では個別の山の判定は
難しいかも知れない。

那須連山の展望図


那須連山、レンズ設定200ミリ、風景設定八ヶ岳の風景
山頂からの展望図とほぼ同じだが、途中で切れないように山塊全部が入るようにした。
尚、朝日岳と無名峰の1900メートル峰が重なって判りにくいが、朝日岳が手前である。

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」

超展望の低山に登る・その二

2010年12月21日 | 登山

尺丈山の登山コースの俯瞰図


赤い線が登山道で、青い線が作業用の林道で車でも上れる。但し林道は狭い道です。
一合目、二合目と有るのは、登山道の道標で、七合目までは樹林帯で展望はない。
頂上直下の駐車場には、トイレがある。


こちらは登山道のみの俯瞰図、尺丈山・山頂には尺丈山神社が建っていて、三角点は神社の後ろにある。
神社周辺は、杉林で展望はないが、歴史有る山なのでお参りしておこう。

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」



休憩小屋に貼ってある尺丈山の名前の由来


休憩小屋からとらえた朝の富士山、望遠500ミリ 霞んではいたがはっきりと見えた


望遠300ミリで日光の山、左から男体山、日光白根山、大真名子山、小真名子山(女峰山の左上にのぞく)
右端は女峰山。


男体山と大真名子山の間から、真っ白に雪を頂く日光白根山の雄姿、望遠500ミリで

実際には、杉林が有って見えないのだが、見えると仮定して作った山頂からの展望図をお見せします。
後で撮影場所からの展望図も掲載しますが、大きな差異は有りません。
レンズの設定は100ミリ、風景の設定は残雪の山にしてあります。
まずは、画面の中央が00度の真北から、(コンパスの方位で言うと7度にあたる)


以下の展望図は、上の続きで左回りに西から南に廻って行く

画面中央が341度の展望図


画面中央が322度の展望図


画面中央が303度の展望図


画面中央が284度の展望図


画面中央が265度の展望図


画面中央が246度の展望図


画面中央が227度の展望図


画面中央が208度の展望図


画面中央が189度の展望図、左端に神社が展望の障害として描かれているのにはびっくりです。
と言うわけで、山頂からの左回りの展望図はここまで。

それでは右回りで見てみましょう。最初の00度の展望図から右に続く展望図です。

画面中央19度の展望図


画面中央38度の展望図


画面中央57度の展望図


画面中央76度の展望図、と言いたいところですが、またもや神社の屋根にジャマされて
見えず。と言うことで山頂からの展望図はこれで終了。
後は、撮影場所からの展望図となります。

つづく

超展望の低山に登る・その1

2010年12月18日 | 登山

朝焼けの霞ヶ浦・宝篋山の尾根から うっすらと光るのが霞ヶ浦で、明かりが見えるのが旧出島の半島

夕焼けの富士山・宝篋山・山頂から (いずれも18日撮影)

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つくば市の宝篋山は、標高が461メートルしか無いが、目の前に関東の平野が広がり
遮る物がないから、西から南にかけての展望は抜群である。
その展望の写真を撮ろうと思っているのだが、なかなかチャンスが巡ってこない。

それで先日、宝篋山の山頂でお会いした方から聞いた、茨城と栃木県の県境にあると言う
超展望の山「尺丈山」に下見に行った。
標高は511メートルしか無いのに、富士山が見えるという。
その言葉に引かれたのである。

常陸大宮市の観光協会のホームページで場所を確認し、山旅地図で緯度と経度を調べて
カーナビに入れた。
常陸大宮市の国道293号線を走り、花立トンネルを抜けて鷲子交差点で29号線に
右折する。(道の駅みわは、鷲子で左折した所に有る)

鷲子の交差点・ここで29号線方面に右折する

29号線に入ると、尺丈山への案内板が出ているので、交差点では注意すること。
最初の高部での左折箇所を見おとさなければ、間違いなく行けます。

高部の左折場所・細い道に入るので注意 塀の青く見えるのが案内板

次の左折場所は、石川林産という大きい製材所の前を通り、右カーブを曲がって
すぐに尺丈山の案内板がある所で左折する。

ここで左折する

和田川沿いの道を走って、右にこの案内板が立っている所で右折する。

右折して和田川の橋を渡り、狭い道をひたすら走る。

右にこの登山口の看板があったら、そこが駐車場所で数台のスペースがある。

看板の左側が登山口で、写真に写っている小屋の前を登って行く。

歩きたくない人は、そのまま車道を車で山頂直下の駐車場まで走ればよい。
但し、作業用の林道なので、対向車とのすれ違いが難しい程道は狭いし、曲がりくねっている。

登山道には、一合目から九合目までの道標が設置されている。
途中は杉や桧の林の中なので、展望は無いが、迷う事はない。
八合目の先に駐車スペースがあり、車で登った人は、そこに駐車する。
トイレも設置されているが、和式で多少汚いのが難点。確か男女共用だったので注意すること。

山頂には神社があり、神社の裏が三角点のある山頂になっている。但し周辺は杉が有って
展望は無い。
ただ山頂はほぼ平坦な尾根になっていて、神社から離れれば絶景の展望が広がる。
展望台も有り、休憩小屋も有る。
お薦めは休憩小屋のテラスの展望台、那須、高原山、尾瀬、日光連山から富士山まで
一望に眺められる。
山頂尾根の北側では、八溝山から奥久慈男体山、高鈴山まではっきりと見渡せる。


宝篋山からの展望図作成2

2010年12月17日 | 登山














「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」


「槍ヶ岳が見えるのでは」とこつなぎ567さんからコメントを頂いていたので
レンズの設定を300mmと500mの設定にして、槍ヶ岳方面の展望図を作って見ました


300mmの展望図


500mmの展望図 かろうじて槍ヶ岳が見えてますが、肉眼では無理かもしれません

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16日朝、雪が降っている筑波山


筑波嶺に雪が降るなり しんしんと降るなり

古里の母は91
もう死にたいとと言う母の 弟も妹も先に行った

北の古里にも雪が降るなり しんしんと降るなり

筑波嶺の空は灰色 母の心のような色
筑波嶺に雪は降るなり しんしんと降るなり

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こつなぎ567さんの疑問に答えて、茶臼山(桐生市)からの宝篋山の
展望図を作って見ました。

山頂からだと、目の前に障害物が有って、見えませんでしたが、少し離れた場所からは
ご覧の通りに見えます。


宝篋山からの展望図作成1

2010年12月14日 | 登山
先週はスケジュールが重なって、10日は茨城県自然博物館の企画展「筑波山、ブナとガマと岩と」の解説を
して下さると言うので、筑波山ファンクラブの仲間と一緒に参加。
11日は、筑波山麓水源の森づくりが有り、竹林の整備と、翌日のファンクラブの観察会の不動峠のからの
古道コースを下見して来ました。
12日は筑波山ファンクラブの観察会で、不動峠からの古道コースと白滝道を通しで歩き、夕方からのブナ
調査の打ち上げ会にも参加する予定でしたが、観察会の帰りに体調が悪くなって、ようやく自宅に帰ると言う
有様でした。
と言う訳で、昨日、今日と自宅で静養中です。
それで本日の写真は、観察会に備えて作成した、筑波山周辺の鳥瞰図と、宝篋山からの展望図の写真を
公開します。


筑波山と周辺の山・鳥瞰図 つくば市古来集落上空2,500mから俯瞰、俯瞰図の作成に当たっては
杉本智彦さんのカシミール3Dを使用しました。俯瞰図、展望図などの作成に当たっては、国土地理院の承認が
必要との事で、下記の通り承認を頂きました。

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」



俯瞰図の中の青旗のポイントが古道コースの場所です。
出来るだけローカル山塊の山名を入れるようにしたので、縮小版では見にくいかも知れません。


宝篋山から北方向の展望図、実際には樹木に遮られて右の部分は見えないかも知れません。
雨引山は山頂部分が見えているだけです。レンズ28mmの設定、風景は八ヶ岳の設定で作成


宝篋山から北西方向1 右端が筑波山の山麓、そこから左へ日光の山々が続く
レンズ100mmの設定 風景は同じく八ヶ岳の設定にしてある。


宝篋山から北西方向2 上記の展望図の続き 皇海山、袈裟丸山、赤城山等まで
レンズ100mmの設定 風景は同じく八ヶ岳の設定

尚、左下に表示されている宝篋山の標高が462mになっているのは、宝篋山の標高461mに身長1mを
プラスしたものです。展望図で見える山名に影響が出ないように、あえて身長を低くしてあります。
特に宝篋山の場合は、山頂からは見にくいので

続きはまた後で


激安オークションのカラクリ

2010年12月07日 | 日記

黄昏の万博記念公園駅と岡本太郎の遺作
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最近、ネットオークションで話題になっている激安オークション。
落札価格を見ると、あり得ない値段で落札されていますが、調べて見ると面白いカラクリが有りました。

オークションに入札するには、一回ごとに手数料が必要になっています。
仮に一回の手数料が100円だったとします。
一回の入札で、入札出来る金額が1円だったとすると、千円で落札するには、千回入札しなければなりません。
つまり千回×手数料100円を計算すると10万円の手数料がかかるのです。
ですから、落札価格が千円でも、手数料は10万円という、表に出ないお金を払う仕組みなんですね。
ネットでは、落札価格しか表示されないので、いかにも激安で落札したように見えますが、実は
こんなカラクリだったのですね。

しかも落札出来なかった人の手数料も入るので、業者は絶対損しない仕組みなんです。
落札出来なかった人は、手数料をタダ取りされているわけです。
何とも悪賢い事を考える人がいますね。

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中禅寺湖の歌ヶ浜乗船場から社山を見る

宝篋山の写真を追加

2010年12月05日 | 写真
昨日のブログに掲載出来なかった写真を追加します。


宝篋山から見る盟主・筑波山の夕景 左のピークが男体山・右が女体山、三角点は女体山にある。
筑波山の右に見えるのが加波山、ただしピークの順で言うと左からきのこ山、燕山、加波山、足尾山
になる。


夕日を浴びる宝篋山・山頂、中央が「宝篋印塔」で鎌倉時代中期の作と言われています。(県指定)
宝篋印塔が有るので「宝篋山」又は「宝鏡山」などと呼ばれるが、地元の人は「小田山」と呼ぶ。


赤城山のシルエット、地図の方位で298度付近が右端の黒桧山
山名は下の写真をご覧下さい。


縮小で文字が小さく読めなくなりましたので、説明します。
右から黒桧山、駒ヶ岳、地蔵岳、荒山のピーク。
黒桧山の前が鳴神山になるが、シルエットでは判別不能ですね。


昨日載せた浅間山の付近の山名は、右から榛名山、四阿山、浅間隠山、鼻曲山、浅間山、妙義山の順です。
地図上の方位で言うと、浅間山は281度付近、浅間隠山は284度付近、榛名山は287度付近となる。
この辺はコンパスの方位が西に7度ずれているので、コンパスで方位を読むときは補正が必要です。
地図上の真北0度は、コンパスで読むと7度を差します。

 

宝篋山から富士山の夜景

2010年12月04日 | 写真
土日と二日続きの好天の予報なので、奥日光の太郎山に登るつもりで、奥日光に行った。
ところが、奥日光に行ったら、猛烈な風が吹いて、中禅寺湖は大荒れで波しぶきが風に舞っている。
光徳牧場の方へ入ると、林道は真っ白に雪である。
山の上には雪雲もかかり、一部は吹雪いているように見える。
しかも、奥日光に着いたとたん、体調が悪くなった。
私は、即座に引き返す決断をした。

ひとまず立木観音の前の駐車場に行き、一休みした。
ふと見ると、立木にかかった波しぶきが、凍り付いてツリーのように輝いていた。
数枚写真を撮って、暖かいコーヒーで暖をとった。
湖岸に打ち寄せた波が、大きく跳ね上がり、波しぶきが風に飛ばされると、虹が架かった。
少し気分も良くなったので、いろは坂を駆け下り、高速と北関東を使って筑波に戻った。

筑波山の麓で時間を見ると、まだ午後の1時になったばかりで、このまま帰るのは
もったいない。
とっさに宝篋山に登る事にした。
ここなら多少の事が有っても、自宅に連絡がつけられる。
山口の駐車場に車を止めて、山口1コースを登って行った。

途中で5~6人の団体とすれ違った。
最後の男性が、私の三脚とカメラに目を向けて、「写真ですか」と声を掛けてきた。
こんな時間に登ってくる私を変に思ったのかも知れない。「はい。」とだけ返事して
すれ違った。

万博の森から少し下った地点で、ベンチに座っていたアベックに挨拶すると
宝篋山の案内マップをひろげて、「この地図に有る絶景ポイントとは、どこですか」
と聞いてきた。
「ここから下の2~3ヶ所に刈り払われて、展望の良い場所が有りますので、そこが
絶景ポイントです。」と説明して別れた。
もっとも、この時間では、霞んでいるから絶景とは言えないが。

万博の森を抜け、山頂に近づくと、梢を揺らす風の音が強くなった。
山頂に到着すると、登山者は誰もおらず、風が中継アンテナに当たって妙な音を立てていた。
目の前には主峰の筑波山がどっかりと座り、午後の日差しで陰影が立体的である。

ひととき、誰もいない山頂で静かな時が流れ、霞む東京のビルの中に、ひときわ高い
スカイツリーを確認して、写真を撮った。
このまま日暮れまで一人かなと思っていたら、やがて二人連れや三人連れが次々と
登ってきた。
みんな、筑波山をバックに、記念写真を撮ってくれとカメラを出してくる。
デジカメの場合は、本人に結果を確認して貰えるが、中にはフィルム式のポケットカメラ
を出す人もあり、これは結果が確認出来ないから、ちゃんと撮れたか心配になる。

そのうち、県北からきたと言う男性と山の話が弾み、色々な情報を教えて頂いた。
私が日暮れまで居るというと、今日は時間までに帰らねばならず、残念だがお先に
と言って下山していった。
それからしばらくは誰も登ってこず、風だけが通り過ぎていった。

やがて日が山の端に傾くと、今まで霞んで見えなかった富士山が、シルエットに
なって浮かび上がってきた。
折しも登ってきた青年に、富士山か見えるよ と言うと「どこにですか」と言う
「太陽の左に、山頂のシルエットが見えるでしょう」というと、両手をかざして
見ていたが「見えました」と言うと「みやげ話にします。」という。
「どこから来たの」と聞くと「筑波大学の学生」だという。

やがてその学生も帰ってしまうと、太陽が沈み、山際がオレンジに輝いた。

以下の写真は、時間の経過と共に変わっていく様子を写したものである。


日が傾いて、見え始めた富士山


落日と富士山


富士山のアップ (望遠300ミリ)


日が沈んだ後の後光


後光と富士山


富士山と夜景


こちらは浅間山と夜景

夜景の写真は、下山の途中の絶景ポイントで撮影しました。
夜景を撮影されるときは、ヘッドランプなどの装備が必要です。
登山道は、沢とかもあり、ぬかるみも有りますので、スパッツも必要です。
またイノシシもおりますので、熊鈴やラジオが有ると良いでしょう。
枝道には入らないこと、イノシシ用の罠が有ったりします。ご注意下さい。

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光徳の林道


湖岸に打ち寄せる波しぶき・歌ヶ浜の駐車場にて


立木のつららの輝き ・ 歌ヶ浜駐車場


つららのアップ





先輩から届いた六義園のライトアップ写真公開

2010年12月03日 | 写真

職場で先輩だった八王子の「しげGG」さんから、東京の六義園の紅葉のライトアップの写真が
送られてきました。
今年は、スモークもたかれたそうで、幻想的な写真になっています。


撮影日は、12月1日だそうです。

六義園について

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雷雨が午前中で上がり、青空が広がったので、久しぶりに霞ヶ浦にドライブした。
ところが、霞ヶ浦に着いたら、嵐並の強風が吹き荒れていて、波頭が立っている。
堤防に行くと、しぶきが風で吹き付けてくる。
車の中から、ガラス越しに撮ったのがこの写真

とても三脚を立てられる状態ではない。身体が飛ばされそうだった。


太陽が沈み、黄金色に雲が染まり、風に飛ばされるカモメが舞った


霞ヶ浦大橋のたもとから筑波山遠望

霞ヶ浦大橋が泣く
風に吹かれて泣く
キーン キーンと泣く
初めはタイヤの音かと思ったが
強風になる橋の音だった。

山の端に日は傾き
ちぎれ飛ぶ波しぶきにのせて
橋が泣く