花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

パソコンがダウン・私も風邪でダウン

2010年03月31日 | 登山
先週、だましだまし使っていたパソコンが、ついにダウンしてしまい、復旧しようとして
夜中まで頑張ったのが災いして、私まで風邪でダウンしてしまいました。

パソコンがダウンした原因は、いまだに良くわからないのですが、何しろ色々なソフトを
試しに入れているので、原因の特定が難しいです。

回復コンソールや修復インストールを試してみたが、一向に良くならない。
マイコンピュータをいじると、何故かフリーズして応答しなくなる。
「Ctrl+Alt+Del」の強制終了させると、再起動の途中で止まってしまう。

夜中まで頑張ったせいでか、風邪を引いてしまい、土曜日の森づくりボランティァは
参加者にうつすと悪いので、午前中だけの参加で勘弁してもらった。

日曜日は、楽しみにしていた小田山のスミレ観察会だったが、あまりの寒さなので
風邪引きの身体では無理と思って、参加を取りやめた。
2009年度の最後の観察会だったのに、残念だ!

自力での回復が難しいので、マイクロソフトのXPのサポートページにアクセスして
「Fix it」と言う自動診断プログラムを試してみた。
MicrosoftのXPのサポートページはこちらです。

結果は、DVDのドライバーが合わなかったようで、特にパイオニアのDVDドライブ
DVR-111LのOEMである、バッファローのドライブに付いていた「Sonic DLA」なるパケット
書き込みようドライバ-がダメという事で、DVDドライブのプロパティでDLAのタブを
開いて、DLAのチェックを外して使用不可にしてみた。
これで安定すれば良いのだが、果たして結果はどうか、これからが課題である。

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筑波山のキクザキイチゲが咲き始めました

このところの天候の変化が激しく、陽が差して気温が上がらないと咲かない春の妖精達には
厳しい日々が続きましたが、ようやく日差しが出るようになり、筑波山にも遅い春が訪れました。
もちろん片栗も咲き出しましたが、私の大好きな青紫系のキクザキイチゲが咲き出したので
ご紹介しましょう。

色のバリエーションをとくとご覧あれ。(いずれもキャンプ場付近にて撮影)
キャンプ場付近は、本日草刈り機で手入れ中でした。
保護地域ですのでご協力をお願いします。











こちらはオマケで片栗とエンレイソウです。(笑)





尚、高鈴山の峰続きの山、御岩山ではようやくイワウチワが咲き始めました。
二三日前の雨が、山では雪だったようで、御岩山にはうっすら雪が残ってました。
花は一輪だけ咲きかけていました。
見頃になるのは来週になるかも、天気次第ですが。

岩場に咲くイワウチワ、御岩山の天狗の覗岩付近


御岩神社境内の切り株の縁に咲くショウジョウバカマ。
駐車場には水芭蕉も植栽されて咲いていました。

筑波山麓森づくり・植樹祭

2010年03月22日 | ボランティア

今日は、先日森づくりの作業で整備した筑波山麓の植樹祭に参加してきました。
集合場所は、六所の大仏前、この大仏様は平成16年にたてられた個人の所有ですが
目立つので集合場所として良く使われます。


菜の花の咲く道から筑波山を眺めながら現地に移動します。
ポカポカ陽気の絶好の日和でした。


植樹をする場所からも筑波山がよく見えます。
大勢のボランティアが集まって来ました。


筑波山麓水源の森づくりで、支援を頂いているローソンの「緑の基金」の関係で
ローソンのお店の方が、各地からボランティアで駆けつけて下さり、田井のお店の
店長さんが代表で挨拶されました。
今日は、「薪クラブ」や「つくば森林クラブ」や地元の方、子供ワンダーランドに
参加している子供達、そして里山づくりに参加しているボランティアの人達と
顔ぶれも多彩でした。







最初はぎこちなかった作業も、段々慣れてくると手際よくなり作業も早くなります。
子供と大人の三人一組でやるように言われて、お父さんも頑張ります。


掘った穴からカブトムシの幼虫が出てきました。
傷つけなくて良かった。


幼虫を見つめる子供達、カブトムシはやっぱり人気が有ります。
後で別な場所に埋めてあげたそうです。


植えた木の根元を踏んで、根が浮かないようにしている子供


地元の区長さんの要望で植えた大きな枝垂れ桜の苗木は、今年入学する田井小学校の生徒
が一人だけなので、その子の入学記念に植えたもの。
名前も入った記念プレートもつけられています。
筑波山が見えるこの地に、この記念樹は何百年も行き続けるに違い有りません。

今日植えたのは、クヌギ、山桜、枝垂れ桜、そして山菜のコゴミ、ウド、ワラビとワサビ
なども植えました。
いつの日か山桜や枝垂れ桜が咲き乱れ、昆虫が飛び交う里山となり、山菜を楽しめる
豊かな森になることでしょう。

午後は、先日ジャニーズのテレビ撮影が行われた棚田の作業小屋に移動して、用意された
地元米で作った炊き込みご飯を食べて、椎茸の植菌作業や薪割り、子供達は棚田の
生きものさがしで賑やかでした。

フオトムービー・奥日光花物語を公開

2010年03月21日 | 日記
奥日光花物語

奥日光の小田代ヶ原は、かつて鹿の食害によって、野草の多くが壊滅的な打撃を受け
花がほとんど見られない状態になった。

奥日光の鹿は、寒さが厳しく雪の多かった時代には、他所に移動して寒さの厳しい
奥日光で越冬することは無かった。
それ故に、頭数は自然淘汰されて、激増するような事も無かったと思われる。

それが平成に入った頃から、鹿が食害をもたらすようになったのは、地球温暖化の
影響で、奥日光の降雪量が減り、暖冬傾向が続くようになったから、鹿も奥日光で
越冬するようになり、冬の食料を求めて野草を食い尽くすようになったと思われる。

何故、暖冬傾向が起きたのか、小田代ヶ原の鹿の食害は、鹿だけが悪いのか。

平成10年に小田代ヶ原に鹿よけの電気柵を張り巡らしたところ、現在では
100種類を越す花が再び咲くようになり、小田代ヶ原は、奥日光で一番の
花のスポットになりつつある。

この野草の種類の多さが、秋の草紅葉のモザイク模様を生んでいると言われている。

私がフォトムービー「奥日光花物語」を作ったのは、そのような歴史を少しでも
知って欲しいからである。
同時に、見た人の心の癒しになれば幸いである。

フォトムービーのダウンロードの仕方と観賞方法

「奥日光花物語」のmpgファイルは、その容量が409MBも有るため、一つのファイルと
してアップロード出来ず、分割ソフトによって30MBずつの14のファイルに分割して
アップロードしてあります。

奥日光花物語
こちらのWindows Live の私のスペースにアップロードしてあります。
ここのフォルダを直接クリックすると、14個のファイルが表示されます。
最初の「奥日光花物語Ver2-mpg.000.exe」は、全てのファイルをダウンロードした後で
ダブルクリックで実行すると、分割されたファイルを一つのフォトムービーファイル
として復元する実行ファイルを含んでいます。

残りの「奥日光花物語Ver2-mpg.001.SJN」から「奥日光花物語Ver2-mpg.0013.SJN」
までの13個のファイルをダウンロードする場合は、SJNの前のファイル番号に欠番が
無いように注意して下さい。

ファイル容量が大きいので、ブロードバンド環境が無いと厳しいかも知れません。
ダウンロード先は、任意のフォルダを作成して、全てのファイルをそこにダウン
ロードして下さい。

14個のファイルをダウンロードして、実行ファイルで「奥日光 花物語Ver2.mpg」
を生成する場合は、デスクトップに生成した方が判りやすいです。
生成場所を聞いてきますので、デスクトップを指定します。

奥日光 花物語Ver2.mpg
このようなファイルが生成されます。

このファイルは、DVD-R等に書き込んで、DVDプレーヤーなどで、大画面のテレビで
観賞出来るように、ワイド画面構成になっています。

パソコンなどで観賞する場合は、Windows Media Player 等の動画鑑賞ソフトが
必要です。
全画面表示となり、画面が欠ける場合は、再生画面のウィンドゥを調節します。
効果音やBGMも収録していますので、音量は適宜調節して下さい。

DVDプレーヤーで再生する場合は、自動実行されないとき、エンターキーを押して
下さい
プレイ、又は再生キーでは再生出来ません。ソフトの仕様です。

このフォトムービーの、無断での販売や配布は禁止にさせて貰います。
読者の方の心の癒しに役立てば幸いです。

筑波山麓春さがしウォーキング3

2010年03月19日 | 登山

食後の一時
区長さんが幼い女の子にプレゼントをあげたら、女の子が中味をみんなに配って歩きました。
見たら「こぶ茶」と書かれた菱形の小袋、こぶ茶だよーと言ったら「お菓子だと思って買ってきたんだよ」と区長さんが言うので、ドッと受けました。


男の子が近くの池で「オタマジャクシがいる。」というので、みんなで覗きに行きました。
「これは山アカガエルのオタマジャクシだよ。」と男の子が説明しています。
よく知っているナーと内心感心してしまいました。


ふれあいの里の本部前から少し下った所に建っているのがこの「カガイ」の碑
難しい漢文で書いてありますが、隣にちゃんと解説版が建っています。


万葉集巻九に載っている、当時、常陸の国府の役人だった高橋連虫麿が作った歌と一首

筑波山に登って嬥歌会(かがい)をした日に作った一首と短歌
鷲の住んでいる筑波山の裳羽服津(もはきつ)の、その津の上に連れ立って、若い男女が
往き集まり、歌って踊るこの嬥歌会の夜には、人妻におれも交わろう。
おれの妻に他人が言い寄ろうともかまわない。この山を治めている筑波の神が
昔から禁じていない事なのだ。
今日だけは、妻をかわいそうだと思うな、相手の男性をとがめ立てするな。

反歌
男の神のいます男体山に、雲が立ち上がって、時雨が降り、びしょ濡れになろうとも
一夜の半ばで帰ったりするものか

と言う意味だそうです。
当時、嬥歌会は一年に二回開かれていたそうで、遠く武蔵国からもやってきたと言います。
これは区長さんの解説。
いわば年二回のフリーセックスが公認された日なのか、進んでいたんだね。


そこより少し下った所に有るのが「夫女ヶ石」(ぶじょがいし)
ここも嬥歌会が行われていたと言われる場所の一つ、男女が遊んでいるように見える
ところから名付けられたとか。
昔はこの石の上に、それぞれ桜の木が有り、枝が交叉して仲むずまじく見えたという。


夫女ヶ石について説明をする区長さんと耳をかたむける参加者


林道の近くには「キブシ」の花が沢山咲いています。


林道の下にも、ふれあいの里の施設の一つアスレチックが有ります。
ただ残念な事に、老朽化して現在は閉鎖されたまま。


この展示館も閉鎖されました。


この展示館の壁に、沢山の穴が空いてますが、犯人は「キツツキ」
塞いでも塞いでもあけられるので、根負けしてそのままになってます。

展示館から林道を下っていくと

左側に河津桜の並木が有り、振り返ると筑波山とのコラボも楽しめるポイントになっています。
その先で分岐を右に下って「自然生クラブ」の有る坂へと向かいます。


左に棚田を眺めながら、自然生クラブの案内標柱通りにまっすぐ坂道を下って行くと


やがて右手に「蔵王神社」が有り、区長さんの説明によると、蔵王神社には吉野系と熊野系
が有り、この神社は吉野系だそうです。


この神社に祭られている蔵王権現像の由来が書かれています。
元々は新治村の小高にあったが、小田氏滅亡のおり、小田氏の家来の小高氏が、これを
捧持してここ立野に逃れてこれを祭ったと言う。


さらに下ってゆくと、丁字路にぶつかる直前に、右に入る道があり、そこに有るのは


四国の88箇所の霊場を全て集めて祭っている「新四国八十八ヶ所 弘法大師霊場」が有ります。
これを見ると、遠い四国まで行けなかった田井地区の人々の、弘法大師に対する深い信仰心
が偲ばれます。


そばの土手には、コスミレの花が咲いていました。

そこから丁字路を右に曲がって進んでいくと、左の田んぼの中に

まあるい古墳が見えてきます。
この辺の歴史の古さを物語る史跡ですが、保護を講じないと崩れて消滅してしまう危険が
あると心配する方もいます。
何しろ田んぼの中ですからね。


この道沿いには、石垣を組んだ家があり、石垣に花が植えて有ったり


電柱にジャマされることもなく筑波山が眺められたり


ツクシや


関東ではめずらしい「シロバナタンポポ」が咲いていたりします。


やがて右に曲がって薬師堂の前から左へ長い車道歩きになります


長い車道歩きに少々くたびれ気味の参加者達、しかし暖かい春の日差しが嬉しい。


そして垣根の間の細い道を右に入っていくと、本日の最後の訪問先「稲葉酒造」が
見えてきます。


この石橋を渡ると稲葉酒造さんの庭に抜け、大きな池には鯉とウグイが泳いでいます。
奥には筑波山のわき水か樋から流れていて、訪れた人も汲むことが出来ます。

お店には瓶詰めされたお酒が各種売られていて、杜氏でもある若女将が説明や販売をしてくれ
試飲も出来るそうです。
この日は、酒粕で作った甘酒が出されました。
酒粕やアイスクリームも販売されてますから、甘党の方でも大丈夫です。
私は、甘酒ように酒粕を買って来ました。450円也
アイスクリームは三種類有って、酒粕のアイスクリームも有るとか。

本来は、山口のバス停まで行く予定でしたが、予定時間を過ぎてしまったので
ここで解散することになり、バスで帰る人は山口のバス停まで、車で来た人は六所大仏まで
それぞれ車で送ってもらう事になりました。
皆さんお疲れ様でした。

終わり。

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古河の花桃と大柿のカタクリの花


古河市の花桃の様子を見に行って、午後は大柿のカタクリの里に行きました。
ご覧の通り、花桃はまだまだ4~5分咲きといった感じで、見頃は来週中頃かな。
下に参考の為、去年の写真を載せますね。


こちらは午後から行った栃木の都賀町にある「大柿かたくりの里」のカタクリ
咲きはじめで新鮮でした。
雨が降ったらしく、葉っぱには水玉が付いていました。




水玉の付いたカタクリ


前回、ロープ内に入った女性カメラマンを見て、取り損ねたアズマイチゲを撮りました
やっとリベンジした気分。やれやれ
それで帰ろうとしたら、同じ市内に住むカメラ仲間とばったり、アレー何でこんな所で
山さんの話によると、ここに来る前にミカモ山に寄って来たとのこと。
なんでも500円の駐車料金を取られたとこぼしていたけど、今はどこでもね、金だから
私は家内の送迎が有るので、これから撮るという彼を残して帰って来ました。
びっくりしたなーもう。

これは昨年の古河の花桃の写真です。


昨年の3月21日、午後4時過ぎに撮った写真、夕方の為、赤みがまして水鏡に写った
桃の花をねらって見ました。
追加でもう一枚、桃祭りの期間には、古河市の桃娘が来ますので、是非モデルにして
下さい。

これは2009年度の桃娘、今年はどんな可愛い娘かな(笑)


筑波山麓春さがしウォーキング2

2010年03月18日 | 登山

六所の滝から六所皇太神宮跡まで引き返し、今度は宮山(みややま)を目指して直登します。


宮山は、標高125.8メートルの低山ながら、三角点が有ります。
座っているベンチは、付近の山の手入れをしたとき、間伐して出た杉の丸太を組み立てて
作ったもので、地元の方とボランティアの方が協力して制作から運搬、設置をしたものです。


山頂付近は、手入れによって眺めも良くなり、田井地区が見渡せます。
天候も良くなり、気温が上がって絶好のハイキング日和で、話も弾みます。

コースはここから右奥の桧林の中を通り、白滝林道を横切って直進し、再び白滝林道に
出たら、50メートルほど林道を歩き、右の山道に入ります。


ふれあいの里のキャンプ場に出る直前、ガイドの田中さんがニワトコの花芽を見つけて
天麩羅の材料にすると言って摘み出しました。


ふれあいの里は、野草の宝庫でも有り、ガイドの説明を聞いたり、野草の摘み取りをしたり
なかなか前に進みません。
私は、渡されたビニール袋にヨモギを摘んで入れました。


ヒサカキの花も咲いていましたが、ヒサカキは「非サカキ」でサカキにあらずという意味
だそうです。
匂いはあまり良く有りません。


付近の建物前にさりげなく「タラノ芽」が有りました。
タラノ芽は、一度取ると再び芽が出てきますが、二度目の芽を取ると枯れてしまうそうです。
つまり一度しか取れない芽なのですね。



これは子供達に大人気の長い長いローラー滑り台。
二枚目の写真の先端は、左に曲がっていて先が見えない程ながいのです。


ふれあいの里の途中で、地元のケーブルテレビの取材班が待ちかまえていて、この後同行
取材をされました。
放送は下旬になるかも知れないと言ってました。


清流が流れる山道を登って行くと


春蘭が咲き始めていました。
やがて白滝林道に出たら、右に少し下ります。


ここが白滝神社入り口で、ここから左に入ります。


ここにも地元の人達と協力して作ったベンチが置かれています。
このベンチの右の沢に流れているのが白滝です。


元々は岩盤を流れる滑滝なのですが、修験者達が滝に打たれる修行をするため、木製の樋を
設置して水を落としています。


打たせ滝の脇には、修験道の名残か不動明王のような石像も残されています。
何でも、今でも白装束で滝に打たれている人がいるそうです。


白滝神社は、ベンチの奥からこの急な石段を登った奥に有ります。
石段の入り口に、白滝神社のいわれが記されています。


ヤマトタケルが東国の蛮族を征伐する東征のおり、この付近で道に迷い、途方に暮れていると
白滝不動尊のあたりから白鳥が飛び立ち、その後を付いて行ったら迷路から抜け出せ
大きな戦功をたてられたと言います。
それでこの神社を一時は「白鳥神社」とも呼ばれていたと。

それにしても、東国の蛮族とはねー。
我々は蛮族の子孫なのかい。


石段を登った奥の、さらに高い一枚岩の上に白滝神社が有ります。
鬱蒼とした木立の中に佇むと、神域に入った厳かな感じが漂います。
この神社の左側を登っていくと、つつじヶ丘から筑波山に登る登山道に行くことも出来ます。


いったんベンチの有る場所に戻り、神社に向かって左側の小さい石橋を渡って山道に入り
少し登ると、元祖ガマ石と呼ばれる石が有ります。


こちらのガマ石は口を開いていません。


私はガマ石と言うより、となりのトトロに出てくる「トトロ」に似ていると思うのですが


こちらは反対側の上から見たガマ石。誰が書いたか知りませんが、丸い目が秀逸ですね。
ここを登り切ると、再び白滝林道に出ます。


林道の脇に「クロモジ」の花がもうすぐ咲きそうになっていました。

林道に出たら百メートルほど左に下ると、右に石橋の有るふれあいの里への山道に入ります。
ここは白滝に行くときに通った道では無く、その道より東側に有る道です。
ふれあいの里には三本のコースが有り、ここは真ん中のコースです。


要所にこのような白い案内標柱が有りますから、迷うことは無いと思いますが。

石橋を渡って50メートルほど進と、左に下っていく階段状の道が有り、それを下った
辺りの左側が、古代のカガイの跡だとも言われています。

そこから道なりに下って、分岐点に出たら左の道を行きます。


そうすると水車小屋の脇に出ます。この水車小屋は、そば打ちにも使われている現役で
現在でも動いています。
このすぐ下に有るのがふれあいの里の本部で、本部の前から左に登った「染色工房」が
本日の野草の天麩羅を揚げる調理場として借りたそうです。


染色工房の建物

染色工房のすぐ上の空き地にグランドシートを広げて、本日のお弁当タイムとなりました。


できあがった野草の天麩羅が並べられ、参加した子供が一品一品ケーブルテレビの取材陣に
答えていました。
私は少しずつ全部の天麩羅を食べてみました。
ニワトコの花芽は、初めて食べましたが、癖のないさっぱりした味でおいしかったですよ。
フキノトウはやっぱりほろ苦い味がしますが、これが春の味なのかも知れません。

筑波山麓春さがしウォーキング3に続く

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筑波山の山野草花は今

クキザキイチゲは、まだまだこれからです。
早いものがやっと蕾を出した状態。


エンレイソウの群生地に行ったら、花芽がつき始めていました。
これはこれで可愛いですね。


エンレイソウ群落


こちらはクキザキイチゲとエンレイソウ、3月の下旬には見頃になるかも。


筑波山麓春さがしウォーキング

2010年03月17日 | 登山

すそみの田井のキャラクター、田井地区の自然の豊かさを象徴するシンボルとして、赤トンボが描かれています。
「すそみ」とは、筑波山のすそ廻りの山麓をあらわす意味が込められている。
田井地区は、9つの集落、神郡、館、六所、立野、臼井、大貫、漆所、杉ノ木、小沢から
なります。
昭和の30年代まで、田井村として一つの地域を形成していました。
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3月14日日曜日、田井の里地域づくり愛好会主催の、筑波山麓春さがしウォーキングに
参加して、田井地区の歴史と自然の豊かさに触れてきました。

六所大仏の前に集まった参加者、大仏の左後方には女体山が見える。
参加者は、東京からはるばる来たという青年を含めて20数名との事でした。


歩き始めてすぐに見つけたのは、畦に咲いていた関東タンポポ、今や在来の関東タンポポは
外来種の西洋タンポポに追いやられて、関東でもなかなか見られなくなってきました。
(青い花は、オオイヌノフグリ、実が犬の陰嚢に似ていると言う事から、たとえが悪いよなー)


(筑波実験植物園にあるタンポポの見分け方の看板を参考までに載せて見ました)
西洋タンポポは、花の外側を覆っている緑色の総包片の内、一番外側の短い総包片が
イナバウアーのように下側に反り返っている。
在来種の関東タンポポ、関西タンポポ、東海タンポポ、蝦夷タンポポは反り返らない。

ネイチャーガイドの田中さんいわく「タンポポも天麩羅にしますが、関東タンポポは貴重
なので取らないで下さい。西洋タンポポならOKです。」だって。


火の見櫓の鉄塔から右に行くと、左側に見えてくる丸い山が「お宝山」、後で登る「宮山」
と対をなしている信仰の山で、山頂には窟があると言う。(写真中央の山)
歴史の山なのに、個人所有の山で何度か転売されて、現在は所有者もはっきりしていない
山だと言います。


ガイドさんの説明を聞きながら、早い人は天麩羅の材料にする野草摘みをしています。
後で聞いたら、ヨモギやセリが有ったとか。


廻りの空き地や畑には、ホトケノザやオオイヌノフグリが目一杯咲いています。
上はホトケノザ、下の写真はオオイヌノフグリ


雑草もこれだけ咲くと綺麗です。春ですね。


つくばねゴルフ場入り口から左に曲がり、六所の皇大神宮宮跡に向かうと、地元の方も
顔を出して、挨拶してくれました。


新たに作られた六所皇太神宮の駐車場の反対側に、六所の家という茅葺きの家が有ります。
丁度、造園業の方が大木を植えている最中でした。
そこから左に曲がって行くと。


山門の様な門構えの豪邸が有ります。
初めて来たとき、私はお寺さんかと思いましたが、個人のお宅だと聞いてびっくり。
つくばスタイルの編集者の方も、初めはそう思ったとか、二人で「やっぱり」と大笑い。


この写真では判らないと思いますが、豪邸の脇を流れている小川の中で、キセキレイが
エサをついばんでいました。
双眼鏡で観察した参加者が「尻尾まで黄色に見えますよ」と教えてくれました。
( 川底まで舗装されてエサが取りやすいのかな )
ちょっと望遠で撮って見たかったな。


六所皇太神宮跡で、区長さんからその歴史を説明され、改めて筑波の歴史の古さを学び
ました。
少なくとも12世紀末には、筑波山神社の里宮として六所神社が有ったといいます。
その頃は、筑波山の御座替祭をここで執り行っていたと言います。

残念な事に明治43年に廃社となり、今は六所皇太神宮跡として名残をとどめています。
一時は、あまりの荒れ放題のため、某宗教団体が買い取り管理していましたが、近年
地元に返還されて、地元の方々の維持管理になりました。

( ここには、トイレや水場も有り、一休みするには絶好の場所となっています。)


皇太神宮跡の右脇から少し登って、右の山道に入って行くと、めずらしい「リンボク」
なども生えていたり、手入れされて明るくなった山道は快適です。
「六所の滝」と仮の名前が付いた小さな「なめ滝」が有ります。


現在、この滝の名前を公募しているそうです。
当選者には何か記念品が出るとか区長さんか言ってました。


この滝のすぐ下には、岩の上に小さな石の祠が祭ってあります。
崖崩れで近寄るのが大変になった今でも、お参りする人がいるとか。
この祠の後ろから右に登って行くと「お宝山(おたからやま)」に行けるとか言います。
いつか登ろうとノムさんに言っているのですが、なかなか実現しません。

筑波山麓春さがしウォーキング2に続く。

ルートをルートラボに公開いたしました。
ルートラボはこちらです。

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パソコン絶不調でブログがなかなか書けません
先日のブログでも書きましたが、このところ私の自作パソコンが絶不調で、なかなか
ブログの更新もままならない状態です。
訪問して下さる読者の方には、ご迷惑をお掛けして申し訳なく思っています。

再インストールをすれば良いのですが、オフィスの原盤DVDを紛失して、エクセルが
使えなくなると困るので、再インストールをしかねています。

Windows XPのSP2までは、サポートが7月に打ち切られる事が決まりましたので
SP3を入れて延命策を計ったばかりでしたが、新OSに乗り換えないとダメかも知れませんね

部品との抱き合わせ販売でも1万6千円はするから、年金者には辛いですね。
高齢化社会なんだから、高齢者向けの低価格が有っても良いと思うけどね。

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古河市の花桃も、もうすぐ桃祭りが始まりますね。
楽しみです。



日だまりの花

2010年03月11日 | 写真

雪割草


片栗


片栗


東一華と片栗の蕾



東一華


春蘭


小貝川の水管橋と筑波山


河津桜と筑波山(女体山) 
河津桜はこのところの雨と風でかなり散りました。

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久しぶりに天気になったので、栃木県の都賀町へアズマイチゲを撮りに出かけました。
大柿のかたくりの里の東一華の群生地に行ったら、なんと中年の女性カメラマンが
ロープを越えて保護地域に腹ばいでマクロ撮影中。

とたんにがっかりしてやる気がなくなってしまいました。
いったん素通りして奥の片栗の状況を確かめて戻ってきたら、ピンクのジャンパーを着た
もう一人の女性が、私の姿を見るとあわてて戻っていきました。

ロープの所に戻ったら、先程の女性カメラマンがロープの外から身を乗り出して
撮影中で、もう一人はどうやら見張り役だったのか、ベンチに腰掛けて笑顔。

今更わざとらしい事をやってもねえ。
どんなにうまい写真を撮っても、そんな後ろめたい写真では自慢も出来ないだろうなー。

しかし自分にもそう言う弱い心が有るのは確か。
偉そうな事は言えません。
自分の心の闇を見たようで、結局大柿では一枚も撮らず帰ってきました。

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筑波山麓 春さがしウォーキング 参加者募集中
3月14日(日曜日) 地元のお米で作った昼食付きで参加費900円です。
詳しくはつくば環境フォーラムのトップページのPDFをご覧下さい
NPOつくば環境フォーラム

主催 田井の里地域づくり愛好会
共崔 NPO法人つくば環境フォーラム
ネイチャーガイドが同行して、筑波山麓に復活した昔の山道「白滝道」を歩きます。
全コースおよそ6Km 昼食には野外で野草をてんぷらにします。
ヤマトタケルが東征のおりに通ったと言われる伝説の道を歩きましょう。



みぞれ交じりの寒風の中で森ボラ

2010年03月09日 | ボランティア
3月22日の植樹に備えて、みぞれ交じりの寒風が吹く筑波山麓で、森ボラがあり
9時半の集合には少し遅れましたが、私も参加して来ました。

筑波山は、すっぽりと雪雲に覆われて、頂上付近は樹氷になっているようです。
時折小雪がちらつく中で、前回までに刈り払った草木を集めて、燃やす作業が中心でした。

生乾きの草木なので、煙がそこいら中に立ち上り、消防署には区長さんが連絡していたの
ですが、警察には連絡していなかったので、筑波山をパトロールしていたパトカーが
驚いて駆けつけるという一幕も有りました。

ご覧の通り、一応綺麗に片付けが済み、何とか22日の植樹に間に合いました。

NEWSが森ボラ ?
所で、先日の森ボラのブログで書いたジャニーズのNEWSというグループの撮影が
前回私たちが整備した棚田の森で行われましたが、その時間が一番天候が悪化した
午後1時過ぎから始まりました。

写真撮影は厳禁との事で、ここにNEWSの写真は載せられませんが、この様子は
3月25日の日テレで、深夜の25時過ぎからの「走魂」とか言う番組で放送される
そうです。
どうやら毎週木曜日の深夜に放送されている番組のようです。

番組には、つくば環境フォーラムの代表をしている田中さんも出ます。
内容はネタばらしになるので控えますが、冷たいみぞれの吹きすさぶ中で、グループも
スタッフも頑張って撮影してました。
撮影場所には「走魂の森」とか言う看板を出したままの様です。

見物に来ていた若い女性ファンに言わせると、撮影場所はアイドルファンが押し寄せる
場所になりますよ との事でしたが、いたずらだけはやめて欲しいナー。

最近、筑波山はテレビの撮影が相次ぎ、「ちい散歩」で地井武男さんが歩いたコースと
お店に、中高年のお客が押し寄せたり、アイドルの寄ったホテルには若い人が
押し寄せたりとテレビ効果はすごいそうです。

この写真の車の奥で小さく見える白い傘が撮影現場です。
何で写真が厳禁かと言うと、写真を撮ってファンに売りつける悪徳業者がいるのと
肖像権の関係からだそうです。
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こぼれ話( ノムさんから聞いた話等)
今日のNEWSの撮影を見に来ていた若い子達、寒いせいかトイレに行きたいというので
木造の簡易トイレを紹介したら、「あそこを使うのは勇気がいるわ」との事。
「あのくらいのトイレが使えなければ、山仕事は出来ないよ」といったら
「ううん、そうじゃ無くて、音が外に漏れるから、こんなに人が大勢いると気になって」

撮影スタッフのバイトに来ていた若い人は「こんなトイレは使えません」だと
生まれてこのかた、水洗トイレしか使った事が無いのだそうです。
うーん 年の差を感じるなー。

普通私たちの森ボラでは、森の中に穴を掘って廻りをシートで囲っただけと言う
トイレも使いますが、子供も大人もみんな平気で使ってますがね。

一番驚いたのは、梅の木を知らない子が来ていたこと。
「この木 コメの木?」
まあ知らないことは恥では無いけれど、親もちゃんと教えないとね。



パソコン絶不調 !!

2010年03月07日 | 日記

一昨日の夜、新しいソフトをダウンロードしてインストールしたら、パソコンが起動
しなくなり、あれこれ奮闘してようやく再起動にこぎつけました。ふう。
どうもソフトに付いていた自動インストーラが合わなかったようで、とんだ目にあいました。

自作したパソコンも、もう三年目に入ったので、そろそろ限界なのかも知れません。
しかし年金暮らしの身では、新しいパソコンも簡単には買えず、困ったものです。
一番大事な写真は、外付けのHDDに入れていたので無事でしたが、受信メールが3ヶ月分
無くなりました。

復元ソフトで復元を試みているのですが、あまりにも膨大なので、うんざり。
いい加減諦めて、組み立て直します。
それに夜中まで頑張ったので、風邪を引いてしまい、踏んだり蹴ったりの週末でした。


本当は今日、花友と三人で秩父の節分草を見に行く予定だったのに、悪天候続きで
中止になってしまいました。
早春の花は、陽が差さないと開かないし、当分の間 花の撮影は無理ですね。残念です。

山にも行きたいのですが、天気がこれではどうにもなりませんね。

骨癌のサッカー選手・大宮の塚本さんを支援しよう

2010年03月05日 | スポーツ

いよいよ明日からサッカーJ1の試合が始まりますが、大宮アルディージャのDF塚本泰史(24)
さんは、先月「右大腿骨骨肉腫」と診断され、3月中に手術を行うと発表されました。

手術では、腫瘍のある骨を切断して、人工の骨を入れるため、現役続行は不可能と言われています。
塚本さんは「頭が真っ白になった」と言いつつも「同じ病気で戦っている人達に勇気を与えたい」と手術を決意したようです。

大宮の選手会は、ホームで開催されるJ1の公式戦で、闘病生活を支える募金活動をすると
発表しています。
7日のC大阪戦、20日の鹿島戦、28日のF東京戦で募金活動を行うそうです。
募金の一部は、同じような病気と戦う人々への支援金としても寄付するそうです。

スタジアムに行かれるサポーターの皆さん、支援を御願いします。

尚、「アルディージャ後援会 塚本泰史選手支援基金」も設立され振り込みによる募金口座
も開設されています。
武蔵野銀行大宮支店 普通預金 口座番号1044685
名義は アルディージャ後援会 塚本泰史支援基金

正確な情報は「大宮アルディージャ」でご確認下さい。
くれぐれも振り込めサギに騙されないように。

数年前、鹿島のサポーターのお子さんが難病になったとき、全国のサッカーファンから
暖かい支援をいただいた記憶が有り、胸を熱くしました。

石岡市八郷のフラワーパークで河津桜が見頃です
(河津桜と筑波山)

船形山遭難の3人、雪洞で二晩頑張り無事救助され下山

2010年03月04日 | 登山
3月1日に日帰りの予定で船形山(1500m)に登山していた男女3人のパーティは、悪天候で
道に迷い、携帯電話で救助を要請していたが、悪天候で救助が難航、二晩が過ぎた3日朝

「3人無事にいる。尾根にいる。雪洞を掘って待っている。高度1200~1400メートルにいる」
と110番が有ったと言う。(河北新報)

受信出来たのは山形県警だったため、山形側に開けている尾根にいると捜索隊が判断
その場所付近にヘリから自衛隊員を降下させて、雪洞にいる三人を発見して救助したという。

三人は救助隊に付き添われる形で自力下山したそうです。

60代の女性と70代の男性二人という高齢者だったので、体力的に心配していたのですが
よくぞ二晩も雪洞で耐えたと思います。

日帰り予定なので、食料も少なかったと思いますが、チョコやアメを分け合って空腹を
耐えたそうです。
女性は、救急車のサイレンが聞こえる幻聴まで起きたそうですが、仲間の励ましで回復
無事に家族に再会出来たわけで、本当に良かった。

たとえ日帰りの予定でも、非常食の持参は必要だと改めて感じましたね。

捜索隊の責任者は、悪天候が予想される場合は、たとえベテランでも登山は控えて
欲しいと話しているそうです。

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筑波山麓 春さがしウォーキング と 森づくり の参加者を募集しています

詳しくはつくば環境フォーラムのトップページにあるPDFフアイルをご覧下さい。

筑波山麓 春探しウォーキングは、3月14日(日)に行われます。


出発地点の目印は、この写真に載っている「六所大仏」前の駐車場となりますので、この
六所大仏を目印にしてお集まり下さい。
大仏様の前の橋を渡った右側になります。

また森づくりの場所は、筑波山麓案内地図の「すそみの森」と書かれている付近になります
詳細は「つくば環境フォーラム」にお問い合わせ下さい。
いずれも参加費900円となります。

自生のアズマイチゲ(東一華)が咲いて

2010年03月03日 | 写真
午前中、病院で診察を受けて、午後から天気が良かったので、栃木の都賀町へ
春の花の様子を見に行きました。

そこで見つけたのが東一華

廻りにはかなりの群生が有り、日当たりの良い部分が花開いていました。
咲きはじめの花は、みずみずしくて良いですね。


こちらのアズマイチゲの下には、かたくりの葉っぱがこんなに大きくなっています。

足を伸ばして、栃木市の星野に行ったら、こちらの節分草はピーク過ぎ と言う感じでした。

星野は午後は日陰になるので、写真を撮るなら午前中が良いかな。

下の雪割草は都賀町の「花之江の郷」で撮った植栽のもの、ちょっと泥がね


船形山の遭難は全員無事と連絡が有ったとか

2010年03月03日 | 登山
先日、トムラウシ山の遭難について書いていたので、船形山で3人が遭難と聞いて
「またか」と思ったのだが、どうやら3人全員が無事との連絡が有ったと言う。

60代の女性一人と70代の男性が二人の3人のパーティだったらしい。
最初4人と報道されていたので、心配していたのだが、携帯で無事を連絡してきた
73歳の男性は、年に100回以上山に登っているベテランだという。

それ程のベテランでも、道に迷ってしまったらしい。
よほど霧か吹雪で視界が悪かったのだろうか。

ベテランらしく、雪洞を掘って夜を明かしたのが良かったのだろう。
後は無事に救助隊に発見されて下山して欲しい。

ヘリコプターも引き返す程の悪天候で、積雪も場所に寄っては1メートルを越すとか
この種の事故は、後追い報道をやって欲しいものだ。
結果がわからないと気になって。ましてや東北の山だしね。










元の職場の旅行仲間と懇談会

2010年03月01日 | 日記
定年まで勤めていた職場の旅行仲間と、数年ぶりに上野で再開。
不忍池の近くの鰻屋さんでうな重を食べながら旧交を温め合いました。

集まったのは7人の内、私を含めて4人、一人は足が弱くなって参加出来ず、二人は病死
して故人となってしまいました。
(そのうちの一人は、先日のブログで書いた、旭岳で遭難しかけた広島の人)

本日の発起人は、私と同じ岩手県の出身で、百名山を登り終えて、現在は2百名山や3百
名山を目指しているK君。
ひとしきりトムラウシ山の遭難事件で意見続出。

退職した元の同僚がボケて、一番の友人さえも判らなくなっているとか、誰それがガンに
なっているとか、定年を過ぎた同僚達の老後の話はいささか寂しいものばかり。
仕事一筋の人って、仕事を辞めると何をしていいのか判らないらしい。

食事の後、上野公園をぶらぶら歩いたり、茶店に入って旅行を再開するか話し合って
上野の駅で別れてきた。
仕事と酒が大好きな一人は、もうすぐ再雇用の期限が切れるらしいが、その後大丈夫なのか
心配だよなー。

上野公園で咲いていた「大寒桜(おおかんざくら)」


上野大仏のお顔、関東大震災で壊れて撤去され、現在残っているのはこのお顔だけらしい
なんでも受験の合格祈願の大仏として有名だとか、私は上野に大仏が有ったことも知らなかった。


これは大仏の隣に立っている「大仏パゴダ」、パゴダって何?と友人に聞いたら、東南アジアで
仏塔を意味する言葉だとか。


友人が折角上野に来たから見ていこうと言うので、西郷さんの銅像を見に行った。
友人の話では、昔、西郷さんの銅像は、10メートルほど前の場所に有り、反対方向を
向いていたと言い張るのだが、私はこの方向しか見ていない。
何でも鳩のフンをよける為に移したと言うのだが、真相は不明。



これは西郷さんの銅像の台座に書かれている「銅像の由来」
西郷さんの銅像を制作した彫刻家の高村光雲は、高村光太郎の父
また犬の像を作った人は後藤貞行だそうである。