大好き南の島

少しでも時間があれば旅に出てます

文楽を観てきました

2008-09-14 | 日々のいろいろ
先週の日曜日(7日)に文楽を観てきました。
今まで文楽はもちろん、歌舞伎や能、狂言等を一度も観た事がありませんでした。
行ってみたいけど、きっかけがないというか、敷居が高そう・・・思っていたのですが、会社に文楽好きな方いるので、今回ご一緒してもらい、いろいろ教えて頂きながら楽しんできました。



9月公演 第1部の演目
 ○近頃河原の達引
  四条河原の段
  堀川猿廻しの段
 ○吉田清之助改め五世豊松清十郎襲名披露 口上
 ○本朝廿四孝【襲名披露狂言】
  十種香の段
  奥庭狐火の段

段って何??
やっぱり難しいかなぁと不安になったのですが、友人から事前にあらすじを頂き、当日はイヤホンガイドの解説を頼りに、初心者でも楽しめました。


○私のような文楽初心者のために、文楽とは?○

「文楽」それは、わが国の伝統的な、世界に誇る高度な舞台芸術です。
もともとは劇場の名前でしたが、いつの間にか芸能そのものを指すようになり、現在では正式の呼称として使われています。
 その特色は、音楽的な曲節をもっと戯曲的な内容を物語る”浄瑠璃”と、それを演奏する”三味線”と、そして、それについれて演技する”人形”の三つの要素からなっており、それらが1つに溶け合うところに洗練された特殊な舞台効果を発揮します。
財団法人 文楽教会 オフィシャルウェブサイトより



国立劇場の前に並ぶのぼり

華やかですね。


1つ目の演目終了後の休憩時間に特別にバックステージツアーをしてもらいました。

かしらと呼ばれる人形の顔。

こちらを衣装に付けて動かしてみせてもらったのですが、人形なので表情は変わらないのですが、動きだけで本当に表情豊かに見えます。

こちらは男性の人形

先ほどまでの女性の人形を動きは、繊細で妖艶な感じだったのに、一転。
男性らしい力強い動きに、魂が入っているのを感じます。
すごいなぁ。

舞台も見せて頂き、口上の準備が進んでました。

今回は襲名披露なので口上がありますが、普段は行われないので、特別な時に行けてよかったです。

こちらは太夫さんと三味線の方が座る場所

クルっとまわって客席側に登場します。

お忙しい中、初心者の私達に丁寧に説明して下さり大感激でした
おかけで、2つ目の演目は一層興味深く、楽しく観る事ができ、ステキな1日になりました