歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

たんぼの学校(苗床の草取り)

2007-05-19 22:45:30 | 自然
先週、飛び入りで近所の「田んぼの学校」の田おこしに子供と一緒に参加しましたが、今週も何かやらせてもらおう、とそれなりに準備して(といっても汚れてもいいような格好をしただけなのですが)田んぼに向かいました。
しかし、すでに難しい作業「畦作り」はセミプロの方々が済ませてしまっており、結局今日は稲の苗床の草取りを手伝うだけでした。とはいえ、この草取りはなかなか難しいです。ただ単に生えている草をむしるのとは違います。稲の苗が生えている中に芽吹いている雑草を引き抜くのですが、稲とは全く異なる双子葉植物であればともかく、同じ単子葉植物の雑草はなかなか稲との区別がつかず、間違って稲を引き抜いてしまう失敗を何度もやらかしてしまいました。
農薬や機械に頼らない米作りは本当に大変だと思います。

教育たんぼの米

2007-05-19 22:14:12 | 日常
買い物で訪れた近所のスーパーで意外なものを見つけました。秋田県立大曲農業高等学校の生徒さんたちが作った、あきたこまち「教育たんぼの米」です。袋には「これからの農業を担う、若い力が育みました」と書いてあります。農業高校や水産高校では、生徒たちが収穫した農産物や水産物が販売されるという話は聞いたことがあるのですが、まさか首都圏のスーパーで販売されているとは知りませんでした。
大曲農業高等学校のウェブサイトを拝見すると、「校長室だより 平成19年5月1日」にて「教育たんぼの米」を買った女性からの手紙が紹介されています。以下、校長先生のコメントを引用します。

「大農の水田で収穫された米は大農の校名シールを付けた教育たんぼの米という袋に詰められて、主として首都圏で販売されています。その米を購入してくださった方々が学校にご意見ご感想をお送りくださります。生徒にとっても職員にとっても、何よりも嬉しいことです。これからの農業が「顔の見える農業」に向かうことは確かなことと思われます。」

職業系高校の生徒と先生方のやる気を引き出す、とても素晴らしい取り組みだと思います。本職であるプロの生産者の経営に影響しない程度で、他の高校も取り組んでみてはどうでしょうか。