歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

ラジオ体操いろいろ

2010-05-30 23:55:34 | Weblog
 ネットで「ラヂオ体操第4」というリーボックのスポーツウェアのCM動画が話題になっています(こちら)。第1から第3まであるNHKラジオ体操(ちなみに「第3」は幻のラジオ体操と呼ばれており戦後はほとんど封印されている状態)には実は第4があった、という設定で、いかにもNHKテレビの体操番組っぽく作られています。最初は普通の体操なのですが、いつの間にか常人にはできそうもない超絶な技が繰り広げられ、アッと言わせます。さらに驚いたのは早速これを「やってみた」という方が現れたことです(こちら)。この人は只者ではありませんね。
 YouTubeの「関連動画」をいろいろと見てみると、多くの「ラジオ体操」の動画がアップされていることに気がつきました。特に「第一」は、老若男女問わず日本人であればおそらく誰でも知っている有名な曲だけにクリエイティブな方々のチャレンジ精神を刺激するようで、いくつか面白い作品が見つかります。

 ラジオ体操 第1 ジャズバージョン
 http://www.youtube.com/watch?v=602hi0Dhbgs
 ジャズ風のアレンジは他にもいくつかあります。相性が良いのかもしれません。

 ラジオ体操第一~NHK
 http://www.youtube.com/watch?v=SGOTl-ObsP0
 ロックバンドによる「ラジオ体操第1」です。なかなかカッコイイです。

 06. ラジオ体操第一 - Starving Trancer feat. TAKANORI
 http://www.youtube.com/watch?v=iqgl0k05TEE&feature=related
 トランスバージョン。もはや体操という感じではないですね・・・

 ラジオ体操が萌え系になったようです
 http://www.youtube.com/watch?v=iOfKxwYUZeo&feature=related
 なんだこれwww
 掛け声が萌え系であるだけでなく、ドジっ娘を演出しているのかメロディーもオリジナルから少し音を外している箇所があります。

 一番面白かったのはこちらの「ラジオ体操第一を短調にしてみた」です。恐ろしく悲壮感が漂っているのですが、なぜか笑ってしまいます。不思議。


鴻海の自殺問題で浮き彫りになった中国の若い労働者たちの気質の変化

2010-05-29 23:04:00 | 海外ものづくり事情
 低賃金の労働者を長時間にわたって過酷な環境で働かせる工場のことを、英語で「sweatshop(スウェットショップ)」といいます。日本語には建設労働者を搾取する「タコ部屋」という言葉がありますが、イメージとしてはこの「タコ部屋」の製造業版です。アメリカは「スウェットショップ」について敏感であり、かつてナイキが東南アジアのスウェットショップに外注していたことがわかり問題になったことがあります。現在では、メーカーにとって製品の外注先における労働環境は十分注意すべきチェック項目であるといえます。
 さて、広東省にある鴻海(Foxconn、中国では「富士康」)龍華工場で若い従業員たちの自殺が相次いでいます。従業員30万人という巨大なこの工場は、アップルのiPhone、任天堂のWii、ソニーのPSPなど、様々な有名ブランドのIT機器の生産を請け負っているのですが、今年に入ってから半年間で10人以上もの自殺者を出しています。こんなに多くの自殺者を出す工場に生産を委託している、となると「スウェットショップ」への発注が疑われかねないことから、アップルなどは龍華工場に調査に入っているようです(こちら)。

 確かに鴻海の工場は軍隊的な管理で有名であって労働者にとっては厳しい職場ですが、中国のローカル系資本の工場に比べれば労働環境は整備されており、決して「スウェットショップ」ではないと思います。鴻海での自殺者の多発の背景には、厳しい労働管理もありますが、それ以上に出稼ぎ労働者たちの意識がこの10年間ほどで大きく変わったことがあるようです。かつて農村からやってくる出稼ぎ労働者たちは1元でも多くの現金を稼ぐため、過酷な長時間労働を厭わなかったものですが、甘やかされて育った現代の若い出稼ぎ労働者たちはひ弱な半面、高望みする傾向があり、理想と現実の落差が絶望を生んでいるのではないかという指摘が見られます(こちら)。
 また、鴻海の自殺問題についての中国中央電視台(CCTV)の特集番組の動画を見てみましたが(投稿者によって英語字幕が付けられています)、自殺した労働者にはプロの歌手を目指していた青年やモデルになることを夢見ていた女性もいたそうです。


 そのような個人的な夢を抱いて出稼ぎに訪れること自体、かつての「とにかく稼いで故郷の家族を豊かにさせたい」という思いを抱く中国の出稼ぎ労働者のイメージからは大きくかけ離れているように思います。中国の若い労働者たちの気質が大きく変化していることは、中国を単なる「安価な大量生産の場所」と捉えている企業に対して考え方の転換を迫るのではないでしょうか。

鴻海(Foxconn)のチェコ工場訪問の思い出

2010-05-28 08:02:21 | 海外ものづくり事情
 もう5年以上も前になりますが、鴻海(Foxconn)のチェコ現地法人を訪れたことがあります。当時すでに世界最大規模を誇るEMSであった同社に対しては閉鎖的なイメージを抱いていたのですが、ここは非常にオープンな雰囲気で、台湾人のマネージャーに暖かく迎え入れてもらい、社員食堂で中華料理のランチまでご馳走になりました(美味しかったです)。




 この工場はチェコ中部のPardubiceという町にあり、チェコの国営総合電機メーカーTESLAの軍需向け電子部品工場を買収(2000年)するという形での進出です。従業員数は3,500人と、従業員規模では同社の中国拠点とは比べるべくもありません。しかし、売上高は15億ドル、うち14億ドルをヨーロッパ、北アフリカ全域計40ヶ国に輸出する、同社の欧州・北アフリカ向けの一大生産拠点として位置付けられているほか(2004年当時)、チェコにおいて国産自動車メーカーのシュコダに次ぐ第二の輸出業者の地位を占めるまでに成長しています(これも2004年当時の話)。

 残念ながら工場の中の写真撮影は禁止でしたが、印象に残ったことが2つあります。

 まず一つ目が、この工場ではデスクトップPC、ルータ、携帯電話を生産しているのですが、プレス機械と成形機も入れてプレス部品、成形部品の製造も行っていることです。なんとなくEMSといえば中国、東南アジアから部品を運んできて組み立てるところ、と当時考えていた私にとって、プレス機械と成形機がずらりと並ぶ生産ラインは意外なものに見えました。後に、同社の中国工場では金型が大量生産され、筺体の材料であるマグネシウム合金まで自社で生産してしまうという話を聞いてたまげてしまうわけですが。

 もう一つが、日系メーカーではあまり目にしない性悪説に基づく従業員管理です。まるでプロレスラーのような屈強な警備員が建屋の入口で睨みを利かせており(マジで怖かったです)、出入りする従業員のボディーチェックを行っているのですが、台湾人のマネージャー氏に理由を聞くと従業員によるCPUなど高価な部品の盗難を防ぐためであるということでした。従業員による資材や工具の盗難が多いために注意が必要だという話は中国やベトナムなどでよく聞かされましたが、チェコのような工業国でもこんなことをやるのか、と驚きました。しかし、鴻海はチェコですらこういった従業員の管理を行っているということから、中国やベトナムでは相当に厳しい管理を行って従業員にプレッシャーを与えていることが想像されます。

 現在、鴻海の中国工場で従業員の自殺が相次いでいることが大きな問題になっています。同社の行き過ぎた従業員の管理が要因ではないかという報道を見て、ふとチェコ工場で見た光景を思い出した次第です。

ライブドアの「ブロガーに奨学金」には疑問を感じる

2010-05-27 00:33:24 | IT,インターネット
 どうなんでしょう、これ。

(以下引用)
 ブロガーに最大で年間300万円を返還不要で支給する「ブロガー奨学金」制度をライブドアがスタートし、“奨学生”の募集を始めた。生活費の援助でブログ運営に没頭してもらい、アルファブロガー予備軍を育てるのが狙いだ。
(中略)
 佐々木さんは「いま面白いブログの書き手が30~40代に集中している。このままではそのうちネットで面白いことを書く人がいなくなるかもしれない」と危ぶむ。
 「アルファブロガーと呼ばれる面白いコンテンツを作る人たちは、黎明(れいめい)期からネットを続け、ネットの成長とともにアクセスアップの方法などを学んできた。ブログ運営の知識も経験もあるため、ブログだけでも生きていける。若いネットユーザーは、ブログで独り立ちする方法が分からないケースが多く、アルファブロガーになるためのいくつかの階段を設けてあげなくてはならない」(佐々木さん)
(引用終わり)

出所:IT media News 2010年05月26日 14時27分 更新(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/26/news044.html

 ライブドアブログで面白いコンテンツを書くブロガーを金銭面で支援することで、ライブドアのメディア力の強化を目指しているわけですね。
 しかし、ブログと同様の投稿型メディアであるニコニコ動画は若者を中心に影響力を強め、事業として黒字化も実現していますが、動画の投稿者たちは一銭の対価ももらっていません。にもかかわらず、「才能の無駄遣い」としか思えない動画を惜しげもなく投稿する「ネ申」がニコニコ動画に多数現れるのはなぜなのでしょう。
 ベストセラーになった「フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略 」で著者のクリス・アンダーソンは「ウェブの世界には、貨幣経済以外に、評判(トラフィック)経済と注目(リンク)経済がある」と述べています。同書における評判経済、注目経済についての説明はここでは割愛しますが、できるだけ多くの評価と注目を求めるウェブの世界の住民が、時間という資産を投資する先として選ぶ基準は決して金銭ではないはずです。

(以下引用)
 ドワンゴは5月13日、ニコニコ動画事業が2010年9月期第2四半期(1~3月)で黒字化したと発表した。有料会員が80万人近くに増え、安定収入を得つつインフラコストの増加を抑えられたことが主な要因。2009年12月時点で単月黒字化していたという。
(中略)
 「プレミアム会員の解約率は非常に低い。毎月のように新しいサービスやネタ、イベントを自社開発で投入しており、新機能が使えるなどの優位性がプレミアム会員を引きつけている」(夏野氏)
(引用終わり)

出所:CNET Japan 2010年5月26日(水) 20時10分(http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20413366,00.htm

 ニコニコ動画はメディアとしての魅力を向上させるため努力を続けており、それが評価と注目を求めるウェブの世界の住民を惹きつけていると言ってよいでしょう。メディアとしての魅力を向上させるために投稿者に金を払うというライブドアは、ウェブの世界における「非貨幣経済」というものを理解しておらず、ITメディア企業としていささか安易な選択をしているように思います。

タイ検定

2010-05-25 23:07:51 | ニュース・雑感
 書店で「タイ検定」の申込募集のポスターをみかけました。今では「鎌倉検定」などいろいろな観光地の検定試験をみかけますが、特定の国の知識に関する検定試験は初めて見ました。試験日は8月29日で、受験料は3,150円(税込み)とのこと。タイは好きな国なので一応それなりの知識は持っているつもりですし、資格らしい資格を何も持っていないので受験してみようかな。
 「想定問題」がホームページに出ていたので解いてみました。

Q1:タイでは曜日毎にシンボルカラーがあるが、月曜日は何色か?
* [A]緑
* [B]黄
* [C]青
* [D]赤

Q2:香菜、コリアンダーとも呼ばれ、タイ料理に多用されるセリ科の一年生植物は?
* [A]パックチー
* [B]レモングラス
* [C]カー
* [D]セージ

Q3:タイ語で「こんにちは」等のあいさつの言葉は何か?  
* [A]サワッディー
* [B]コープ・クン
* [C]マイ・ペン・ライ
* [D]チョーク・ディー

Q3:タイの国旗はトン・トライロン(三色旗)と呼ばれ、青は( 1 )、白は宗教、赤は国家と国民の団結心を表しています。  
* [A]大地
* [B]国王
* [C]メコン川
* [D]海

Q5:タイと地上で国境を接していないのは下記の国のうちどれか?
* [A]インドネシア
* [B]マレーシア
* [C]ミャンマー
* [D]ラオス



 Q2からQ5は余裕で正解でしたが、Q1は悩みました。
 タイ人たちは生まれた日の曜日の色を自らのラッキーカラーとしています。つまりタイ人であれば誰でも自分が生まれた日の曜日を知っているのです。私は自分が生まれた日は何曜日なのか知りませんし知ろうと思ったこともないのですが、タイ人にとっては考えられないことでしょうね。タイのほかにこんな文化がある国はあるのでしょうか。

 それはそうと、タイの情勢はまだ安定していないようです。夜間外出禁止令も5月28日まで延長になったと報じられています(こちら)。早く観光やビジネスで安心してタイを訪問できるようになってほしいと思います。

櫻井孝昌「日本はアニメで再興する クルマと家電が外貨を稼ぐ時代は終わった」 (アスキー新書 146)

2010-05-25 22:08:47 | 読書
 櫻井孝昌「日本はアニメで再興する クルマと家電が外貨を稼ぐ時代は終わった」を読みました。日本のポップカルチャーは世界で大人気だということは十分認識しているつもりでしたが、これほどまでとは。

(以下引用)
世界各地で催される日本紹介イベントには数万人が集まり、マンガ本が飛ぶように売れていく。現地の若者たちは日本語でアニソンを歌い、夢は原宿や秋葉原に行くこと。だが当の日本人がその現実に気づかず、いまだ富士山と伝統芸能ばかりを海外に発信している。そのミスマッチを豊富な現地取材から詳らかにし、新たな商機を提案する。
(引用終わり)


 本書では、ロシア、ブラジル、イタリア、スペインなどでの日本のポップカルチャーのイベントの模様が紹介されているのですが、アニメ、アニソン、漫画、ロリータファッションに対する現地の若者たちの熱い思いが伝わってくるようです。特に日本のアニメに対する若者たちの熱狂振りは大変なもので、例えばブラジルではアニメ関係フェスは175件に達し、観客動員数が10万人規模にも達するイベントもあるなんて思いもよりませんでした。これほどまでに海外では日本のアニメ、そしてその背景にある日本文化に対する関心が(ロシアのような国では飢餓感も)高いにもかかわらず、その模様が日本ではほとんど報じられることがなく、霞ヶ関の官公庁の人々があまり興味を示そうとしないことを著者は嘆いています。

 確かに、アニメを通じて大勢の海外の若者が日本の大ファンになってくれることは日本にとってありがたいことであり、外交に大いに活用したい貴重な「ソフトパワー」です。また、日本のアニメ業界は人気に比して十分な対価を得ているとは言いがたく、その原因となっているアニメ制作会社とテレビ局との不利な契約条件の見直しや海賊版の流通対策などに対し、政府は積極的に施策を打っていくべきです。

 役所がアニメなどが持つソフトパワーに注目してくれることは、私も嬉しく思います。しかしながら、役所がアニメをはじめとするポップカルチャーを過度に持ち上げるのはちょっと・・・という気もします。「文化にはハイもサブもない」という著者の主張はその通りなのですが、ハイカルチャーに分類される伝統芸能のようにポップカルチャー≒サブカルチャーが役所の保護の対象となってしまうと、サブカルチャーは魅力を失ってしまいかねません。やはり権威や権力から距離を置いた立ち位置にある方が、サブカルチャーは魅力的であり面白いのですから。

Make: Tokyo Meeting 05 で見てきたもの(後編)

2010-05-25 01:41:16 | ものづくり・素形材
 Make: Tokyo Meeting 05 で見てきたもの、の続きです。


 東京工業大学金属工学科の「木炭電池」の展示です。木炭にはポーラス(多孔質)なので水素と酸素を多くためることができるので電極に向いているとのこと。なるほど。


 東京工業大学のお兄さん、一緒に遊んでくれてありがとう!


 マイコンでNゲージの鉄道模型を制御しています。Make:の出展者の方々は若い世代が中心ですが、年配の方もいらっしゃいます。



 カラーでアニメーションを表示する痛自転車です。道路を走行する際には併走してくれる人にしかアニメーションが見えないように思うのですが・・・技術的には良く作ったものだと思います。


 会場に設置してあるガチャポンもよく見るとMake:ならではの内容になっていました。「光るバッヂ」を作るためのキットが入っています。


 Craft Wifeという主婦たちのテクノバンドです。主婦がKraftwerkテイストなバンドってなんかすごい。


 ボーカロイドは本当に根強い人気を誇っていますね。

 Make:Tokyo Meeting 05で私が一番感動したのがこちら。超小型飛行体研究所(http://trhk.exblog.jp/)によるインドアプレーンたちです。


 魔女の宅急便?これは単なる飾りですよね?と思ったら、実はほんとに飛ぶというのでびっくり。名前は「空飛ぶ魔女 魔巫亜ちゃん」だそうです。


 蝶のように羽ばたいて飛ぶ飛行機「羽ばたき機」です。優雅に空を舞う姿を見て感動してしまいました。翼の素材はきっと特殊なものなんでしょうね、と伺ったら、実はスーパーマーケットで生鮮食料品などを入れるのに使う薄い袋を使っているそうです。軽さ、強さ、そしてコスト的にあの袋が最適なのだとか。これもびっくりしました。



 魔巫亜ちゃんと羽ばたき機が飛んでいる動画です。ちなみに赤外線を使って遠隔操縦しています。すごいです。こちらの動画をご覧になればより一層その技術のすごさがわかると思います。


 素晴らしいイベントでした。次回が本当に楽しみです。

Make: Tokyo Meeting 05 で見てきたもの(前編)

2010-05-24 06:52:19 | ものづくり・素形材

 昨日参加してきたMake: Tokyo Meeting 05で印象に残ったものなどを報告します。


 総じて電子工作、ソフトウェア関連の出展が多いMake:ですが、東京工業大学金属工学科は伝統的な「たたら製鉄」の実演と展示をやっていました。雨の中、外の駐車場で実演をやっていましたが、水蒸気爆発の心配はなかったのかなー。


 Nifty Daily Portal Zによる、「YouTubeっぽいクリアファイル」と「こたつっぽいウォレットチェーン」。脱力系ネタでいつも楽しませてくれるNifty Daily Portal Z、さすがです。


 こちらも脱力系の展示。モーターでパタパタ写真をめくる仕掛けの全自動アナログ式フォトフレーム、そして花に触るとセンサが感知して「いやあん」などといった女性の嬌声が流れる花瓶です。


 こちらの四足歩行ロボットはかなり良い動きをします。息子が欲しそうにしていました。


 「魔女の宅急便」に出てくる空飛ぶ自転車。楽しそう。


 液晶パネルの上に寒天で型取った女性のボディラインが載せてあり、タッチの加減に応じて画像がぷるるんと揺れる仕掛けになっています。画像処理の使い方として面白く、たんなるエッチな工作ではありません、と思うけど。


 小惑星探査機「はやぶさ」の擬人化キャラクター「はやぶさタン」のコスプレイヤーさんです。目立っていました。


 ニコニコ動画でブレイクした「作ってみた業者」の有限会社タップさんの展示です。どんな技術をお持ちかはこちらの記事が参考になります。知る人ぞ知る有名な方々や技術に出会えることもこのイベントの醍醐味ですね。

 後編に続きます。

Make: Tokyo Meeting 05は子どもたちにも優しいイベントでした

2010-05-23 21:26:25 | ものづくり・素形材
 大岡山の東京工業大学で開かれたMake: Tokyo Meeting 05に子連れで参加してきました。小さな子どもを連れてきて大丈夫かな、と少々不安でしたが、子どもたちは遊び心とクラフトマンシップにあふれた楽しい展示の数々に接することができて大喜びでした。これも出展者の皆さんが子どもたちに優しく接してくれたおかげです。次回以降も子連れで参加しようと思います。









私にとってもMake: Tokyo Meeting 05は非常に楽しいイベントでした。後ほど展示内容で気に入ったものをこのブログで紹介します。

母校の日吉キャンパスを訪問してきました

2010-05-22 20:37:35 | Weblog
 母校のワンダーフォーゲル部の創部75周年を祝う式典が日吉キャンパスで開催され、私もOBの一人として出席してきました。三田キャンパスは卒業後もちょくちょく訪れているのですが、日吉は本当に久しぶりの訪問で、私が在学していた頃からの変貌振りに驚いてしまいました。
 こちらはグランド脇にある協生館という建物です。こんな立派な建物が作られ、グランドもプロの陸上競技に使えるようになっていたとは。協生館はまるで要塞のような外観ですが、中には結婚式場にも使えそうなホールがあり、そこで式典が開催されました。


 式典には清家塾長もお見えになりました。


 食事はかなり美味でした。現役たちはOBよりも先んじて料理を確保していた模様(笑)。食べることについては後輩たちは先輩に遠慮しない、というのは昔からの伝統であるような。


 テラスで記念写真を撮る年配のOBたちです。75年の歴史を持つクラブなので、私のような平成年代卒のOBなんてほんとに若造扱いです。


 ついでにキャンパスを散歩して来ました。私が授業を受けていた頃からある校舎もしっかり残っていたので嬉しくなりました。


 部室にもお邪魔してきました。約20年前、私は連日この部室でトレーニングウェアに着替えて仲間たちと鶴見川沿いのランニングに出かけたものです。この部室棟は私が確か3年生のときに建て替えられたもので、当時は綺麗な建物でしたが、20年も経った今ではかなり汚れが目立ちます。


 大きく姿を変えてしまった日吉キャンパスですが、それでも訪れることができてよかったです。できることならこのキャンパスで授業をもう一度受けてみたいですね。きっと当時とは打って変わって真剣に授業を受けると思うのですが。