歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

Google SketchUp 6で3Dモデリング

2007-11-24 00:34:34 | IT,インターネット
 私のネット生活でGoogleは不可欠な存在になっています。先日も新しいサービスがリリースされていたので早速覗いてみました。そのサービスは、Google SketchUp 6という3Dモデリングソフトです。

(以下引用)
Google SketchUp 6 は、ごく簡単な操作で思いどおりの 3D モデルを作成できるソフトウェアです。手軽にモデルを作成して Google Earth に取り込んだり、自宅やオフィスのデザインなどに適しています。製図や設計の専門知識がなくても 3D モデルを楽しむことができます。鉛筆でスケッチするように、アイデアを簡単に視覚化できるのが Google SketchUp です。
作成したモデルは、Google Earth に配置したり、3D ギャラリーにアップロードしてみんなで共有できます。
(引用終わり)

 Pro版は有料($495)ですが、無料のものでも私には使いこなせないほどの機能が盛り込まれています。
 理想の都市や部屋のレイアウトを作ってみるなど、遊びだけでなく、機械製品メーカーが自社製品の3Dモデルをネット上にアップロードして営業や協業に役立てる、といった使い方もできるようです。3Dモデリングのソフトは私は全くの素人で、とても使いこなすことができませんし、プロの方がどの程度の実用性を認めているのかはわかりませんが、Google 3D ギャラリーを見ると、何社かのメーカーが製品の3Dモデルを公開しています。ざっと見た感じではほとんどが欧米系、それもドイツ企業が目立ちます。



 ギャラリーにアップされていた3Dモデルをぐりぐりと動かしてみました。いろいろと描画など手を加えることができます。

 上に述べたようにプロの目から見てどの程度の実用性があるのかはわかりませんが、3Dモデルがネット上で共有されることが日常化した場合、ものづくりにどのような影響が及ぶのだろうか、と考えてしまいました。

日本、技能五輪で金メダル数首位

2007-11-22 22:55:03 | ものづくり・素形材
 今朝の日刊工業新聞が技能五輪での日本勢の活躍ぶりを報じています。金メダル数が2大会連続で首位となり、金メダル数16は70年の東京大会以来の好成績なのだそうです。これは大変めでたいことです。
 しかし、日刊工業以外のメディアは報道の扱いが小さいですね。オリンピックやワールドカップ並に、とまでは言いませんが、一般紙や地上波のテレビ放送でもっと扱ってもらいたいニュースだと思います。

 なお、国別のメダル獲得状況をみると興味深いことに気づきました。メダル獲得数は(1)日本、韓国、台湾の東アジア勢、(2)スイス、フランスなどの欧州勢、の2大勢力のシェアが非常に大きいのですが、(1)の東アジア勢の中には「世界の工場」と言われるまでになった中国はメダル獲得のリストに全く登場しません。また、(2)の欧州勢も、日本と並ぶモノづくり大国であるドイツのシェアは小さく、むしろフィンランドが上回っています。
 また、職種によっては意外な国がメダルを獲得しています。「情報技術」は金はブラジル、銀は台湾、銅はイランと韓国、「冷凍技術」は金はブラジル、銀はタイ、銅はアイルランドです。国によって得意分野が異なり、技能教育の力の入れ方が異なるのでしょうね。

ヘルメットの集団

2007-11-20 01:03:19 | 日常
 会社で防災訓練がありました。しかし、工場の敷地内であればともかく、街中でヘルメット姿の大人たちが集まっている光景からはなんとも不穏な雰囲気が漂うなあ。。。と感じたのは私だけかも。

帝国ホテルで打ち合わせ

2007-11-19 23:33:46 | 日常
 訪日中のタイ工業省の方と今月末のタイ出張について打ち合わせをしました。場所は彼らが滞在している日比谷の帝国ホテルでしたが、ここは高いですね。ラウンジのコーヒーは1人前1000円でした(お代わり可能ですけど)。

 今回お世話になっている工業省の担当者は日本語が非常に堪能です。聞くと、高校時代から日本に留学して日本の工業大学を卒業したというキャリアの持ち主です。留学の費用は国が負担する、いわゆる国費留学生で、大学卒業後は工業省に就職することが義務づけられていたのだとか。日本の工業に関するスペシャリストを養成するため、優秀な人材を高校時代から日本に留学させる、このタイ政府の戦略はなかなか鋭いものだと思いました。

 そんな優秀な人物ですが、仕事以外の話も実に饒舌で一緒に話をしていて飽きません。
 ちなみに彼はバンコクの夜の街では自分で勝手に付けた日本名を名乗り、「タイ語が上手な日本人」として振る舞っているのだそうです。なぜかというと、バンコクにおいては「日本の男はスケベ」というのは常識であって、お店のおねーさんに対して多少えっちな振る舞いをしても「この人は日本人だから」ということで特別視されないから、なんだとか。これには思わず笑ってしまいましたが、本当は笑えない話ですね。

籾摺り

2007-11-18 23:58:58 | 自然
 久しぶりに子供と一緒に田圃に出向いて籾摺り(脱穀した籾と藁くずを選別する作業)をちょっと手伝いました。しかし、せっかく籾摺りし終わった籾の一部をうっかり地面にぶちまけてしまい、二度手間をかけてしまいました。一体、手伝いにきたんだか、迷惑をかけにきたんだか、といった感じです。
 おやつ時の散歩がてらの参加だったので、あっという間に日が傾き、帰る頃には真っ暗になってしまいました。かなり冷え込みましたが、帰りがけに畑に植わっていた大きなサツマイモをもらって子供と一緒にホクホクしながら帰宅しました。

バンコクのトレイン・マーケット

2007-11-17 22:40:48 | 動画
 今月末に再びタイ出張を控え、いろいろネットでタイについて調べている中で"Train Market"というタイトルの動画を見つけました。
 舞台はバンコクのとある露天市場。野菜などが軒先で売られており、買い物客たちでごったがえしています。突然、道端に置かれていた商品がさっと片づけられ、そこをなんとディーゼルカーがゆっくり通り抜けていきます。この露天市場は線路の脇の土地を勝手に露天商たちが占拠した結果出来上がった市場で、線路の上まで商品を並べる場所になっていたんですね。ディーゼルカーが去ると再び普通の露天市場の姿に戻るのですが、何事もなかったかのように再び商品を並べたりするタイ人たちのリアクションの無さがすごすぎます。
 本当に「なんでもあり」の自由な国だと思います。



魅惑のワンカップ

2007-11-16 23:19:33 | 日常
 忙しいため最近は堅いテーマでブログの原稿を書く気力がなかなか沸かず、どうしてもゆるいネタが多くなってしまいます。今回もそんなゆるいネタです。

 私は酒は割と好きな方で、日本酒、焼酎、ビール、ウイスキー、ワインなどなど、原則として何でもOKです。海外出張の際には現地の酒も楽しみます。中国の宴会でよく出てくる白酒という蒸留酒はアルコール度数が高く独特の匂いが強烈なので敬遠する方が多いのですが、私は結構楽しめましたし、ブラジルの「カイピリーニャ」というトウモロコシで作った蒸留酒をベースにしたカクテルもまたアルコール度数が高く個性が強いお酒ですが、数杯も飲めばぐっすり熟睡できるので時差ボケ解消に最適でした。

 そんな私ですが「ワンカップ」だけは意識的に避けてきました。なんともオヤジ臭い代物のように思われ、これに手を出すともうオシマイ、という偏見を持っていたのです。
 しかしこのたび私も不惑の年を迎えたということから、オヤジになった記念にまあ買ってみるか、と思い、試みにコンビニで1本購入してみたのですが(レジに持っていくのにちょっぴり勇気が必要でした)、飲んでみてこれはすばらしい商品であると思いました。以来、毎晩のように会社からの帰りはコンビニに立ち寄って寝酒用にワンカップを購入しています。
 
 まずこのサイズがちょうどよいです。一升瓶を買うのが経済的なのでしょうけれど、私はそれほど飲んべえではないので空けるまでに日数がかかります。すると鮮度が落ちてしまうことが避けられません。一方ワンカップはお店で買う度に新鮮な日本酒を味わうことができますし、様々な銘柄を楽しむことが容易です(かなり銘柄は限られますが)。
 また何より私が気にいったのがその容器です。ワンカップの厚みのあるガラス容器は、暖かみがあり、唇へのフィット感も絶妙で、日本酒の馥郁たる風味を味わうのにこれ以上の容器はないのではないか、と思えるような出来栄えです。これはアルミ缶やスチール缶では体験できない感覚で、缶ビールや缶チューハイを飲む行為はなんとも文化的に貧しい酒の嗜み方ではないかと感じるようになりました。

 今まで偏見を抱いてきたことを詫びつつ、今夜もワンカップで幸せな夜を迎えることにします。

創作には規制があった方が

2007-11-15 00:20:52 | IT,インターネット
 先週は2度も会社に泊まりこみ、パワーポイントの資料を作っていたのですが、顧客の要請に従うままに絵や図表を貼り込んでいくとあっという間にMB単位でファイルの規模が大きくなっていき、とうとう10MBを超えてしまいました。
 かつて私が社会人になりたての頃は電子ファイルの格納先はFDで、100KBを超えるサイズを超える文書は滅多になかったものですが、当時に比べると容量の使い方が贅沢になりました。しかしKB単位で容量のことを気にしなければならなかった時代のレポートの方が、絵や図表を多くは貼れないために文章表現や構成に力を入れざるを得ず、質的には上だったかもしれません。絵や図表や写真を大量に貼り込んで無駄に容量を浪費したレポートではなく、テキストのみで勝負した読み応えのあるレポートが書けなければ、と思いました。

 そんなときふと目に付いたのが、「往年の名作「スーパーマリオブラザーズ」、あの濃い内容でわずか40キロバイト」という記事です。今やビデオゲームはGBクラスの容量のものも珍しくなく、ゲーム機もかつてのスーパーコンピュータ並みの処理能力を有するものもあるそうですが、それでもたったの40KBしかないスーパーマリオを超える魅力的なゲームはそうはないでしょう。このニュースに対して、2ちゃんねるでは「何でもレギュレーションに厳しい制限があると良い物が出来る。例えば軽自動車とか。」、「創作って規制があったほうが燃えるよね」というコメントが付きましたが、同感です。
 もともと日本人は資源を節約しながら優れた製品を作ることに長けているため、エネルギーや素材が逼迫している昨今の情勢はむしろ日本の産業にとって追い風と見ることもできます。しかし、ITの世界では逆に電子的な容量という資源がものすごいスピードで容易に無駄使いできるようになっているので、日本人がこの分野で独創性や国際競争力を発揮していくことはますます難しくなっていくのではないかなと思います。

携帯電話のバッテリーが割れてしまいました

2007-11-14 21:57:10 | 日常
私の携帯電話はバッテリーの持ちが悪いので、予備バッテリーを用意して鞄の中に入れて有事に備えていました。しかし今朝久しぶりに使おうと思って取り出すと、写真のようにぱっくりと亀裂が入っていました。当然、使用不可です。そんなに乱暴に扱った記憶はないのですが。。。
メーカーの純正品ではないのですが、安いので「こりゃええわい」と思っていたのですが、結果は「安物買いの銭失い」でした。はぁ。