歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

アンパンマン列車に乗りました

2010-03-31 15:29:20 | Weblog
昨日、静岡県裾野市を訪問した後、羽田空港から飛行機に乗って徳島へ向かいました。徳島からJR徳島線のディーゼルカーに乗って阿波山川という駅まで移動したのですが、鮎喰(あくい)、府中(こう)、西麻植(にしおえ)など難読駅が多く興味深い路線です。
たまたま乗ったディーゼルカーにはアンパンマンたちが描かれていました。先頭に描かれているのがアンパンマンではなく食パンマンであることは納得できます。彼は普段パンの配達のために車を運転していますからね。

静岡県裾野市の水ギョーザ

2010-03-30 12:23:16 | Weblog
静岡県裾野市を訪れました。今回の出張の目的は地域おこしの先進事例調査です。
裾野市は商工会が中心となってギョーザで町おこしを進めています。特産品のモロヘイヤを練り込みスープで食べるのが特徴で、B級グルメの祭典「B-1グランプリ」の常連です。「すその水ギョーザ」のプロジェクトを牽引してこられた商工会の経営指導員の方にお話をうかがいましたが、とにかくパワフルな方で、地域振興で最も重要なのはやはり人材であることを認識させられました。
せっかくなので地元で「すその水ギョーザ」をいただきたかったのですが、その余裕はなくこれから次の出張先の徳島へ移動です。

雪の舞う塩尻

2010-03-30 00:46:25 | Weblog
年度末でなかなかブログの更新がままなりません。昨日の月曜日は塩尻に出張してプレスメーカーをヒアリングしてきました。現地は雪でした。
火曜日は静岡、水曜日は徳島で、今年度の出張は終わりです。

商売を考えるのであれば0.1μ制御ではなく1μ制御の工作機械を

2010-03-23 01:43:16 | ものづくり・素形材
 「プレス成形加工」(プレスフォーミングジャーナル社)という雑誌の2010年2月号を金型メーカーの経営者の方から頂きました。この会社が昨年参加されたEuro Moldの模様と欧州の金型産業の状況についてお話をうかがった際に参考資料として頂いたのですが、同誌に掲載されている欧州の金型事情に関するレポートもさることながら、以下の記事も私の興味を惹きました。

(以下引用)
ザブテック(本社:東京都港区高輪1-5-19-201.電話=03-5798-7227)は、長年にわたって台湾トップメーカーの各種工作機械やプレス機械、韓国で製造している農業機械部品などを日本企業に提供している。同社の安田亀代司社長には昨年の同時期、リーマン・ブラザース破綻後の台湾と韓国の機械業界の実情についてお話を伺ったが、その後の状況についてコメントをお願いした。 (聞き手:編集部)
(中略)
工作機械もそうなのですが、最近の需要は生産体系にあったスペックを持つ機械を買うというのが顕著になっていますから、2年前の絶頂期のように猫も杓子も高精度の機械を導入する時代は終わったといえます。
(中略)
メーカは客先の予算に合わせて高級機でも値段を下げて販売をしていましたが、今後はそうしたビジネススタイルではだめで、ユーザーが求める仕様に合い、なおかつそれに見合った値段の機械を開発すべきであるように感じました。プレス機械についても同様だと思います。しかし工作機械でもそうなのですが、高級ではない中級レベルの機械というのは、すでに日本で作られていないケースが多いのです。本当はそのレベルの機械で加工しても良いものもあるはずなのです。
多分、機械メーカーと市場ニーズがミスマッチをしているのではないでしょうか。特に工作機械には如実に現れていまして、機能面でのトップには0.1μ制御の5軸加工機がありますが、多くのメーカがこの仕様の機種を作っています。加工全体をみたときに、0.1μ制御の5軸加工機で行う仕事というのは5%ぐらいしかないのではないでしょうか。5軸加工への要望の多くが、3軸プラス付加軸での加工か、あるいは加工後の切粉を掃くために旋回軸を付けるというような要求なのですね。0.1μの仕様は必要ではなく、1μの精度で十分なのです。ところが日本の工作機械メーカは1μの制御は主流ではありません。しかし台湾メーカでは1ミクロン精度の5軸加工機を開発しているところもあります。10μから15μとかいう加工精度では、0.1μというようなハイエンドの機械ではなくて1μ制御の機械で十分間に合います。1μ制御機でテーブルの大きさにもよりますが、1000万円台からあります。
(引用終わり)

出所:「台湾と韓国の最新産業事情 ザブテック 安田亀代司社長に聞く」(「プレス成形加工」2010年2月号)

 前に私は情報通信機器の業界ではソフトウェアの発展により、「そこそこ」なものづくりでも消費者が満足できるようになってしまったと書きました。どうもマザーマシンの世界でも同じようなことが言えるようです。
 日本人は何事も「技」を極めようとします。この民族的特性により、日本は世界でも稀な洗練された文化を生み出し、一気に世界を代表する工業国にまで上り詰めることができたわけですが、やり過ぎるとビジネスの世界ではとんでもないことになってしまいます。本来は「商品」を作るべきところを、気がついたら芸術的な「作品」を作ってしまった、という感じでしょうか。
 0.1ミクロンの精度を実現するまでには、工作機械メーカー各社はそれこそ大変な努力を重ねてこられたと思います。今更その成果を自ら否定し、1ミクロン精度の5軸加工機を開発することなどプライドが許さないのかもしれません。しかし、世界でマーケットとして成長しているのは新興国であり、そこでのものづくりは主に「そこそこ」なものづくりであって、そんなマーケットニーズに即したマザーマシンを開発し売っていかなければ商売として成り立ちにくいことを、日本の工作機械メーカーは理解していく必要があります。しかし、とにかく「そこそこ」であればよい、という方針では、台湾や中国などとの泥沼のコスト競争に巻き込まれてしまいます。精度は「そこそこ」であっても、操作性は良く安定性も抜群で、しかも長持ちするしサービスもきめ細かい、という日本製品ならではの良さは堅持していく必要があるでしょう。
 2009年、日本の工作機械産業は長い間占めてきた生産額世界一の座を中国に譲ったばかりか、ドイツにも抜かれて第三位に転落してしまっています(こちら)。「ものづくり大国・日本」が過去の話とならないために、工作機械業界はマーケットニーズというものにきちんと向き合い、「作品」」ではなく「商品」を開発していく姿勢が求められるわけですが、この問題は広く日本の製造業全般に言えることではないかと思われます。

gooブログのアクセス解析のサービスを使ってみた

2010-03-21 21:14:02 | Weblog
私はgooブログの無料版を使っています。期間限定で無料版でも一部有料サービスの機能を体験することができたので(現在はサービス終了)、アクセス解析というものを体験してみました。


最近の1日あたりの訪問者は400人弱で推移しています。


面白かったのは、どんな記事が多く読まれているのか、というアクセス解析結果です。トップページ、そして直近の記事が最も多く読まれているというのは当然として、意外に昔の記事が多く読まれているというのが興味深かったです。たまたま調べた日だけかもしれませんが、「超硬工具」で検索して訪れてくる方が多いというのは予想外でした。

まあ、こういったアクセス解析は面白いとは思いましたが、だからといって「じゃあ有料版に移行しようか」と思うほどでもありません。
読者を増やしたい気持ちが強いブロガーの方は、こういったアクセス解析データをもとに、次はどんな記事を書こうかという企画に生かすのでしょうね。しかし、あいにく私はブログでお金儲けをしようという気はありませんし、アクセスを気にして自分が書きたいことを思うように書きにくくなるのは嫌なので、あまり有料版へ移行するインセンティブが働きません。たったの月額200円(税込み)なんですけどね。

久しぶりの週末農作業

2010-03-21 21:05:43 | 自然
昨日は久しぶりに近所の谷戸で週末農作業をしてきました。自然の中で体を使うと肉体的には疲れますが、仕事で蓄積した疲労を逆に解消してくれるような気がします。


田んぼにはおたまじゃくしがたくさん泳いでいました。春ですね。


子どもたちと一緒に大根を収穫しました。仮面ライダーが大好きな4歳児、5歳児の彼らはなかなかポーズも決まっています。

どら焼き「どらん」を食べて加賀百万石と「日本の趣都」秋葉原の親和性について考えた

2010-03-16 01:32:01 | Weblog
 今年度は北陸地域の経済活性化に関する仕事をやらせていただいたことで、金沢、富山、福井など、北陸の町を訪れる機会がありました。城端という古き良き日本の地方都市の魅力が凝縮されたような素晴らしい町に出会うことができたことは大きな収穫でしたが(こちら)、やはり都市としての風格や魅力という点では金沢が北陸では別格の存在であると思いました。加賀百万石の歴史と伝統を背負った金沢という町に対しては、なんとなく「お高くとまっている」というイメージを抱いていましたが、伝統の和菓子屋さんが面白い試みを始めたので紹介します。
 数ある金沢の和菓子屋さんに高川栄泉堂というお店があります。割と金沢では有名なお店らしいのですが、この和菓子屋さんがアキバ系アイドルとコラボで商品を開発、秋葉原で販売を開始すると報じられています。

どら焼き アキバ系 アイドルと共同 高川栄泉堂が販売 (2010年2月28日 中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010022802000173.html
(以下引用)
経営再建中の和菓子製造・販売の高川栄泉堂(金沢市)は三月から、自社製品のどら焼きをインターネット上で活躍するアイドル・桜井えりすさんとの共同事業により、“オタク文化”の発信地・秋葉原(東京)で販売する。アキバ系との意外な組み合わせで再起のきっかけにしたい考え。(網信明)

 同社は昨年、約五億三千万円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請した。経営立て直しを目指し、加賀野菜のサツマ芋、五郎島金時を利用した看板商品のどら焼き「どらん」で新規顧客開拓を図れないかと、知人を介して市内の企画会社に相談。最近、アニメなどのオタク文化とタイアップしたレトルトカレーが売り上げを伸ばしていることを聞き、挑戦することにした。
 販売するどら焼きは、五郎島金時あんと小豆あんの二種類で商品名は「DoRUN(ドラン)」。メイド姿のえりすさんのイラストをパッケージにプリントしたものという。えりすさんが出演するイベント会場で、えりすさんのグッズなどとセットで販売する計画。三カ月で一万個の売り上げを見込む。
 高川栄泉堂は「従来の殻を破るには意外性があった方がいい。どら焼きが秋葉原の新たな文化になれば」と期待している。
 えりすさんは、グラビア雑誌やテレビなどで活動し、自身のブログは一日三万~五万件のアクセスがある。
(引用終わり)


 こちらの公式ブログによると3月14日にコトブキヤ秋葉原ラジオ会館店で販売を開始する、というので、日曜日の休日出勤のついでに秋葉原に立ち寄り、次世代萌ドラ焼き DoRUN(ドラン)なるものを購入してみました。ちなみに仕事の都合上、購入に際してはネットアイドルが登場する販促イベントの時間帯を外さざるを得ませんでした(これは残念)。


 1個250円也。「いもあん」を選びました。普通のドラ焼きに比べてかなり高い価格ではありますが、五郎島金時という加賀野菜を使用したいもあんはかなり美味です。さすが金沢の和菓子店、いい仕事をしています。販促イベントのアイドルに会えた人々はかなり満足できたのではないかと思います。


 本当に美味でした。

 このアキバ系どら焼きだけでなく、秋葉原には金沢が誇る庶民文化「金沢カレー」の店が出店していますし、意外に金沢と秋葉原の親和性は高いのかもしれません。なお、金沢カレーについてはこちらの動画をご覧になればその特徴がよく理解できるかと思います。



 近く北陸新幹線が金沢まで延伸されると秋葉原における金沢の存在感は増し、さらに面白い展開を見せるかもしれません。

神田 ラーメンほん田の中華丼

2010-03-15 23:45:37 | Weblog
今日も夜遅くまで仕事です。
多少値段が高くとも、多少時間がかかろうとも、カップ は避けてまともな食事を取らなければさすがにヤバイと思い始めました。
今夜の夕食は東京電機大学の近所にあるラーメンほん田の中華丼です。550円也。このラーメン屋さんは大学の近くにあることもあって、値段は安くボリュームたっぷりです。麺、ご飯の大盛りも無料でサービスしてくれるので、学生から絶大な支持を受けています。
私は大盛りサービスは遠慮して普通盛りを頼みましたが、それでも食べきれずに残してしまいました。最近自分の胃袋が小さくなったと実感します。

日清食品「熊本 特濃黒トロとんこつ」

2010-03-14 00:04:12 | Weblog
また休日出勤です。外食でもちゃんとしたものを食べた方が良いとは思うのですが、忙しいとオフィスを出て食べに行く時間も惜しいので、どうしても空腹時にはこういうものに手を出してしまいます。
今週末は複数の報告書を仕上げなくてはなりません。今年度末の忙しさはちょっと異常です。

広島に出張しました

2010-03-12 23:07:04 | Weblog
広島に日帰り出張しました。
東海道新幹線では見かけなくなった500系車両が広島駅に停車していたので、思わず写真を撮りました。
平成21年度もいよいよ終わりですが、まだしばらく出張が続く予定です。