歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

日清食品「どん兵衛 肉うどん」

2009-10-30 23:16:18 | Weblog
今夜も(以下略)
以前でしたら、いかに忙しくともブログを更新する気力が湧いたものですが、最近は体力が落ちたのか夜は睡魔に負けてしまいます。
ちなみにこのカップめんは塩気がキツいように思いました。

世界に一つだけの花

2009-10-27 00:50:12 | Weblog
 この時期は仕事が忙しいのはいつものことなのですが、息子が通っている幼稚園に「Team Papa」なる父親の会があり、この会の行事に向けた出し物の練習、打ち合わせでさらに忙しくなってしまいました。

 息子が通っている幼稚園のお父さんたちには芸達者な方が多く、行事ではウクレレを演奏するグループもあれば、タップダンスを披露するグループもあります。私は観るだけのつもりだったのですが、親しいお父さんから誘われ断りきれず、やることになった演目がSMAPの物まねです。しかし複雑な振り付けを伴う曲は我々には無理だろう、ということで選んだ曲がこちら。



 週末にカラオケ店やメンバーの方の家に集まり練習して、演出についてあーだこーだと話し合い、ちょっと休憩しましょうかと誰かが言い出すと酒が出てきて・・・ということをやっていますが、これが実に楽しいです。40歳を過ぎてみんなでアイドルの物まねの練習をするという、ちょっと得がたい体験もさることながら、幼稚園のお父さんたちは仕事もバックグラウンドも様々な人達で、彼らとの付き合いは学生時代の友人や仕事仲間との付き合いとは違った面白さがあります。忙しくて最近ブログの更新もままなりませんが、こうした付き合いは大切にしたいと思います。

 ちなみに私が演じるのは「稲垣君」です。イメージ的に自分に合っているように思うのですが。。。

シンガポールの加工屋さん

2009-10-22 00:16:41 | 海外ものづくり事情
シンガポールでは3社の加工屋さんを訪問したのですが、2社はローカル、1社は日系との合弁企業です。今回紹介するこの会社は、数ヶ月前に資本の60%を日本のプレス、成形メーカーが取得したということでした。依然として日本の景気はよくありませんが、この時期に海外に進出する中小企業もあるんですね。


この加工屋さんはオレンジ色がコーポレート・カラーになっています。50名の従業員が働いています。


日本製の工作機械がたくさん入っています。耐久性に優れている点が評価できるため、やはり日本製が良いそうです。以前は台湾製のCNCを使用していたこともあるけれども、耐久性に問題があり3年間で日本製に切り替えた、ということでした。


しかし台湾製のマシンも結構目に付きました。この会社に限らず、どういうわけかシンガポールで見かける台湾製の工作機械は台中に本社を置くメーカーのものばかりです。台中は台湾の工作機械メーカーの集積地なのでしょうか。
   

仕事は工作機械関係の部品加工がメインです。今後は医療機器関係の部品加工に重心を移していくとのこと。
 
余談ですが、この会社に限らずシンガポールの工場ではインド系の従業員の姿が目立ちます(上の写真に写っている方は中華系ですが)。また街中でもインド系の顔立ちの人達を多く見かけます。
周知の通り、シンガポールは中華系、マレー系、インド系の多民族国家です。確かインド系住民の占める割合は10%にも満たないはずなのに、このインド系の目立ち方は何でだろう、と思って聞いてみたところ、シンガポールはインドからの出稼ぎ労働者を多く受け入れているという答えが返ってきました。この会社も50名の従業員のうち8名がインドからの出稼ぎ労働者です。人件費が高いシンガポールでは、彼らなしには工場の経営はもはや成り立たないとのことでした。シンガポールのものづくりは、日本と似たような状況の下にあるようですね。

芋掘り

2009-10-17 18:47:44 | 自然
久しぶりの週末農業をしてきました。東南アジアに出張している間に台風が直撃しましたが、田畑には特に大きな影響がなかったようで何よりでした。
今日は息子たちと一緒に芋掘りをやって、掘った芋を蒸かして食べました。南国も良いところがあると思いますが、四季折々の楽しみがある日本の方がやはり私には合っています。

はなてん

2009-10-16 22:02:58 | Weblog
 今日は大阪出張でした。難読駅名の1つ、放出(はなてん)駅近くの成形屋さんを訪問しました。

 町を歩いてみると、工場と住宅地が混在している地域だなあ、という印象を受けました。成形屋さんに話をうかがうと、ほんの少し前までは町工場だらけの町だったのが、廃業が相次ぎ跡地にどんどん住宅ができたのだとか。先に創業していたにも関わらず、新住民からは「臭い」、「うるさい」と苦情が寄せられ肩身の狭い思いをしているのだとか。

 大阪はあまり訪れる機会が少なく、私にとっては土地勘があまり効かない都市です。中心部からほど近いところで大規模な町工場の集積が形成されている(いた)ことに興味を覚えました。



 これで長かった出張の日々はひとまず終了、だといいのですが。

名古屋の成形屋さんの嘆き

2009-10-15 23:03:30 | ものづくり・素形材
 シンガポール、タイ出張から帰ってきたばかりですが、今日は名古屋に出張でした。自動車部品の樹脂成形メーカーを訪問したのですが、なんとも気の滅入る話を聞いてしまいました。

 この成形屋さんも昨年秋のリーマンショックの影響をもろに被り、一時は売上が75%も減り、人員も半分に減らしたそうです。最近は自動車生産も上向いたことから、売上も前年比8割にまで回復したものの、社長は「人員を増やすつもりはない」と言います。理由は、昨今の自動車生産の回復は減税効果による一時的なものに過ぎず、来年3月以降は再び受注は大幅に減るだろうから、ということでした。

 名古屋の中小メーカーのご多分に漏れず、この成形屋さんも三河地方に本社を置く自動車メーカー関連の仕事をしています。それにしても酷いのは、大手自動車部品メーカーの無慈悲なコストダウン要請です。毎年4月、10月に半期ごとのコストダウン目標が示されるのですが、昨年10月に示されたコストダウン目標はなんと5%だったそうです。1%だったら協力するがさすがにこれは酷い、とクレームしたところ、大手メーカーから返ってきたのは「バカ野郎」という言葉で、ほとんど無理矢理に合意書に印鑑を押させられたということでした。

 若い二世の社長さんは「こんなことをいつまでもやっていたら日本には製造業は残りませんよ」と嘆息していました。セットメーカーの厳しいコストダウン要請が日本の製造業を鍛えてきたことは事実だとは思いますが、さすがに限度というものがあるのではないでしょうか。

帰国しました

2009-10-14 21:13:34 | Weblog
シンガポール、タイ出張を終えて本日帰国しました。出発前に比べ、日本はかなり気温が下がって秋めいてきたようですね。
今回の出張で見聞したことは一部現地からこのブログに投稿しましたが、他にもネタはあるので時間があるときに書いてみたいと思います。

バンコクに浸透する日本のサブカルチャー

2009-10-11 18:45:57 | Weblog
土日もホテルで仕事をしているつもりでしたが、疲れがたまって作業がはかどりません。今日の午前中は気分転換にショッピング客で賑わうサイアム地区を散策してきました。この地区は日本で言えば銀座と渋谷が一緒になったようなエリアです。


大型ショッピングセンターが立ち並ぶサイアム地区。


タイでは「ドラえもん」は大人気。


アキバ系の文化は確実に浸透していますね。


"Bakugan"というカードゲームのイベントをやっていました。調べてみたらこの日本のカードゲームはアニメ化され、2007年にテレビ東京系で放映されたらしいです。ネットが普及したとはいえ、日本発のサブカルチャーは1~2年遅れでタイにやってくるのでしょうか。


タイの若者文化の発信源といわれる、サイアム・センターポイントに行ってみました。場所は伊勢丹デパートの上にあります。確かにオシャレな若者が集っており、ダンスの練習をしている若者たちもいました。


センターポイントにある"Akiba Kiss"というお店です。周りには日本のアニメグッズなどを販売するコーナーがあり、秋葉原の一部を持ってきたような感じです。事前情報によるとここは「メイド喫茶」ということでしたが、覗いてみるとメイドさんはおらず(たまたま不在だったのかな)、なんてことはない普通の喫茶店です。奥にあるプリクラコーナーで写真を撮っている子供らの母親たちが普通にお茶していました。


ガチャポンは日本のものをそのまま持ってきたのでしょうか。「ディケイド」と「ハルヒ」が人気のようです。

明日からまた普通に仕事です。

バンコクで散髪してきました

2009-10-11 09:28:20 | Weblog
私は日本では髪を切るといえば10分1000円のカットのみのお店で、普通の床屋さんにはもう何年も行っていません。しかし海外出張でちょっと時間があれば、現地の床屋に行って髪を切ってもらいます。これは現地の事情を知る上でもなかなか良いものです(こちらでも海外の床屋事情について書きました)。

今回のバンコク出張で宿泊したホテルは日本人が多く住むスクンビット地区にあり、周りには日本人向けのスーパーや飲み屋などのお店がたくさんあって何かと便利です。たまには日本的な床屋もいいかなと思い、こちらの方の情報を頼りに日本人が経営する床屋さん「ミナト理容室」に行ってきました。


漫画本がたくさんあります。この充実度はすごいです。床屋の定番「ゴルゴ13」も当然揃っています。

日本人のマスターはもちろん、従業員のタイ人女性たちも日本語OKなので注文するのが非常に楽です。カット、シャンプー、髭剃り、の一連の流れは日本の床屋と同じです。私はオプションで耳掃除もしてもらいましたが(100バーツ)、非常に丁寧で気持ちの良いものでした。これで計520バーツ(約1500円)。日本の床屋と全く同じサービスの内容でこの値段は安いです。
バンコク出張の際にはまた立ち寄って髪を切ってもらおうと思いました。

シンガポールの工場アパート(その2)

2009-10-10 10:53:29 | 海外ものづくり事情

こちらはWoodlandsにある工場アパートです。200社以上が入居しているそうです。


9階まであります。


内部はこんなかんじ。
半導体製造装置などの部品加工を行う小さなジョブショップを訪問したのですが、内部の写真はNGでした。見積もりの際には中国の価格と比較されて大変だとのこと。受注は前年に比べて3割減とのことでしたが、世界的な不況の中でこの数字は立派ではないかと思いました。


1階には材料屋などのお店、そして食堂があります。ご飯の上におかずを3品ぐらい載せた食事(中華)は4シンガポールドル程度。味はオーチャードロードの高級店と大差ないように思いました。もともとシンガポールの中華料理はあまり美味しくないのですが。


クレーンを使って工作機械の搬入作業をやっていました。どうも新しい機械との入れ替えのようです。日本ではちょっとお目にかかれない光景だと思います。