歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

リオデジャネイロに着きました

2010-09-30 20:07:23 | Weblog
 サンパウロにて午前中に某社をヒアリングした後、リオデジャネイロに移動しました。
 サンパウロからリオデジャネイロまで飛行機で約1時間、しかも飛行機は30分おきに発着しています。リオデジャネイロでの2016年のオリンピック開催までにブラジル政府はサンパウロ-リオデジャネイロ間に高速鉄道を開通させることを計画しており、日本勢も韓国や中国などと競いながらこのプロジェクトの受注を目指していますが、これだけ頻繁に飛行機が飛んでいる区間に新幹線を通したとしても果たして乗客を獲得できるのだろうかと思います。

 リオデジャネイロのサントス・デュモン空港から市街地に向かいます。
   

 こちらがリオデジャネイロの中心市街地です。宿泊先のバハ地区までさらに西に向かいます。(続きます)
 

サンパウロのリベルダージ地区の朝

2010-09-30 10:47:49 | Weblog
 
私が日曜日から水曜日まで滞在した、サンパウロのリベルダージ地区の今朝の様子です。午前中にサンパウロ市内の某社にてヒアリングを終えた後、リオデジャネイロに移動しました。lリオデジャネイロでの模様についてはまた後ほど報告します。

ブラジルの白物家電事情 「下着専用洗濯機」

2010-09-29 20:11:38 | Weblog
ブラジルの家電量販店やハイパーマーケットの白物家電売場を見て歩いていますが、日本ではあまり見かけない白物家電を見かけます。その一つがこちら。


ブラジルを代表する家電メーカー、Brastempの下着専用洗濯機です。卵のような形状がユニークですね。


蓋を開けるとこんなかんじ。脱水機能はないようです。お値段は549レアル、日本円で約26,000円。さて、これは日本に持ってきたら売れるでしょうか。

行列のできるラーメン屋 in サンパウロ

2010-09-28 11:21:37 | Weblog

 サンパウロのリベルダージ地区は日本人にとって居心地が良い場所です。今では韓国系、中国系移民も多くこの地区に流入していますが、もともと日系移民によって作られたこの街は非常に日本色が強く、日本食レストラン、日本語書籍を扱う本屋や日本風の土産物店などが立ち並び活況を見せています。中でもラーメン好きな日本人として注目しないわけにはいかないのが、写真のラーメン屋「あすか」です。

 
 「あすか」は麺は自家製、メニューはラーメンと餃子のみという、こだわりのラーメン屋です。訪れたときには店の外に長い行列ができており、30分近く待たされました。私はとんこつ醤油ラーメンと餃子を食べてきましたが、味は上品に仕上がっており、確かにこれは日本のラーメンであると断言できるものでした。こちらのラーメンは日本人、日系人のみならず非日系のブラジル人からも人気を集めており、店の中には器用に箸を使う非日系のブラジル人たちの姿も多く見られます。彼らと一緒にラーメンを啜っていると、サンパウロが多国籍文化の都市であることを実感します。


 「あすか」の店主の伊藤武さんです。2000年に開業するまではブラジル横河電機の社長を務めていたという異色のキャリアの持ち主です(詳しくはこちら)。開業されたきっかけは、ブラジルが好きだということと、当時はサンパウロにはラーメン屋がなかったので本格的なラーメンを作ることで地元のラーメン好きな人たちを喜ばせたいという思いがあったとのことで、この5年間は値上げもせずにラーメンを作り続けています。日本から遠く離れたサンパウロでラーメン屋を開業したという伊藤さんの歩まれた道は、かなり特異な例かもしれませんが、サラリーマンの退職後の「第二の人生」の1つのあり方として考えさせるものがあります。

サンパウロの書道展

2010-09-27 11:11:42 | Weblog
 仕事を終えてサンパウロの東洋人街であるリベルダージ地区にあるホテルにチェックインした後、同地区にある日本文化センター(Centro de Cultura Japonesa)で開催されていた書道の展示会を覗いてきました。

 

 参加者は日本人、日系人がほとんどですが、非日系の人の姿もちらほら見られます。ポルトガル語による書道の作品もあり、日本文化がブラジルで根付き独自の発展を遂げている姿の一つとして興味深く思いました。

 

サンパウロではエアコンよりもコタツが必要?

2010-09-27 10:53:31 | Weblog
 26日日曜日の朝にサンパウロに到着し、ホテルにチェックインする前に早速仕事をこなしました。今回のブラジル出張は白物家電のニーズ調査が目的です。

 ブラジルは2014年にサッカー・ワールドカップ、2016年にオリンピック開催を控え、今後ますますの経済発展が見込まれていますが、白物家電は冷蔵庫を除くとまだまだ普及していません。中でもエアコンの普及率は15%にも達していません。ただでさえブラジルといえば年中暑いトロピカルな国というイメージがありますし、しかもこれから経済発展が確実となると、エアコンメーカーにとってこれから大きなビジネスチャンスが生まれるのでは?と期待してしまうところです。

 しかしブラジル最大の経済都市であるサンパウロでは、どうも一般家庭にはエアコンはあまり普及しそうにありません。本日はサンパウロ市内で在伯歴40年以上になる日本人のお宅を2軒訪問してきたのですが、いずれも広々とした立派な一戸建てに住むかなり裕福な家庭であるにもかかわらず家の中にはエアコンがありませんでした。理由を伺うと、標高800mの高原に位置するサンパウロは、夏は気温が35度近くになることがあっても湿度が低く、涼しい風も吹くのでエアコンなど必要ないのだそうです。

 
 逆に冬は気温が10度を下回りかなり寒く、しかも北半球とは反対に南半球では寒冷化が年々進展しているらしく、暖房は欲しいとのことでした。最初に訪問した家庭では上の写真のような加湿器と一体化した電気ストーブを部屋に置いていました。コタツは欲しいですか?と伺ったところ、是非欲しいがブラジルでは入手できないそうです。
 サンパウロの一般家庭向けにエアコンは売れそうにないけれどもコタツは売れそうだなんて、日本ではなかなか想像しにくいですね(まあ、コタツを買うのは日本人と日系人だけでしょうけれど)。地球の裏側で商売するには日本の常識を捨て去ることが必要であるようです。

これからブラジル出張です

2010-09-25 17:29:09 | Weblog
これからダラス経由でサンパウロに向かいます。
今回は工場見学は残念ながらほとんどありませんが、いろいろな現地の模様をレポートするつもりです。
それにしても出発前のハードスケジュールには参りました。出張とはいえ現地で少しリフレッシュしてこようと思います。

案山子いろいろ

2010-09-19 20:26:23 | 日常

 いつも訪れる谷戸の田んぼとはまた違う場所にある田んぼを散歩してきました。こちらも来週には稲刈りのようです。この田んぼでは実に様々な子どもたちの手による案山子が立っており、これがなかなか個性的で面白かったです。
 本来の案山子というものは、鳥を寄せ付けないために人がそこにいるかのように見せかけることを目的としていますが、このように個性的な案山子がズラリと立ち並んでいる様子からは、鳥よりもむしろ人を寄せ付けない呪術的なものを感じてしまうのは私だけでしょか。。。


運動会の万国旗の中に混じる、ちょっと見慣れない国旗

2010-09-18 14:29:16 | 日常

息子が通う幼稚園の運動会を見てきました。


運動会の飾りつけといえば万国旗です。これがないと運動会の気分が出ませんよね。


この万国旗、よく見ると見慣れない国旗が交じっています。右端のスイス、真ん中のドイツはあまりにもメジャーですが、左端のソビエト連邦の国旗を知らない最近の若者は多いのではないでしょうか。生まれたときには既にソビエト連邦という国もベルリンの壁もこの世に存在していなかった、という世代がもう大学生になっていますから無理はありませんね。
しかしドイツの右隣はどこの国の国旗でしょう。


これはおじさん、おばさんの世代でも知らない人が多いと思います。
答えは、今はこの世に存在しない「南ベトナム」の国旗です。
「南ベトナム」は通称で、正式な名称は「ベトナム共和国」。1955年から1975年までベトナム南部にこの国旗を掲げていた国家は存在していました(こちら)。

と、いうことはこの万国旗は1975年以前に購入されたもののようです。それにしても実に物持ちの良い幼稚園ですねー。

太麺堂々

2010-09-15 01:10:18 | 日常
 秀作が多い日清食品のCM。特に世界平和への想いを託した「No Border」シリーズは傑作だと思います。 特にこれ。異なる民族の隣人同士が争い、その傷を背負っているボスニア・ヘルツェゴビナやコソボのことを描いているような気がします。



 しかし、日清食品のCF撮影のために槍ヶ岳山頂に登山者が登頂することを30分近くも阻んだという先日のニュースには、かつての山ヤとして腹立たしく思いました(こちら)。しばらく個人的に不買運動をやろうかと思いましたが、やはり日清のカップ麺は美味しいのであっさり断念しました。ということで今夜も(以下略)