歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

タイに向けて出発です

2007-10-31 10:18:12 | Weblog
 今日からタイ出張です。
 ムースの整髪料を持っていこうとしたのですが、テロ対策とかで液体物やエアゾールの機内持ち込みが厳しく制限されていることをすっかり忘れていました。サイズが規定をオーバーしているので没収と相成りました。かなり使っているから中身は少ししかないはず、と主張したのですが、容器のサイズで持ち込みの可否を判断するからダメだと言われました。
 仕方ありません。現地で調達するしかないですね。

GSM携帯電話を買いました

2007-10-30 23:58:23 | Weblog
 海外で使える(日本では使えない)GSM方式の携帯電話を買いました。GSMにも対応する周波数帯によって2バンド、3バンド、4バンドと3種類の機種があることをお店で初めて知りました。安いのは2バンドで、アジア、欧州、アフリカで使えますが、北米、南米では使えません。もしかしたら北米にも行く機会があるかも、どうしようかな、と悩んだ末、北米でも使える3バンドの機種を選びました。ソニーエリクソン製のカメラ内蔵モデルで15800円でした。日本の携帯電話と違ってインセンティブが含まれていませんから、実は安いかもしれません。
 実は明日から土曜日までタイ出張です。のんびりはできないだろうなあ。

21世紀研究会編「食の世界地図」(文春新書)

2007-10-29 23:20:59 | 読書
 21世紀研究会編「食の世界地図」(文春新書)を読みました。食に関する古今東西の蘊蓄が盛り込まれている本です。
 個人的に「へぇ」だったのが、ファミレスでも普通に供される「シーザーサラダ」の起源です。私はてっきりローマ帝国の礎を築いたジュリアス・シーザーに由来する由緒あるサラダだろうと思っていたのですが、全く違いました。20世紀のメキシコのレストランで、たくさん押し寄せてきた客に出すサラダの材料が足りなくなり、苦し紛れに有り合わせの材料で作って出したところこれが好評で、店の名前にちなんで「シーザーサラダ」と名付けたのだそうです。 
 ちょっと西洋料理に話題が偏っているように感じますが、ちょっと一杯やるときの話のネタ元に使えるかもしれません。スポーツなどとは異なり、食べ物の話題は相手を問わず当たり障りがありませんからね。

世界の軌陸車たち

2007-10-28 22:31:10 | ニュース・雑感
 道路と鉄道の両方を走ることができる軌陸車。このアイデアをJR北海道がマイクロバスに応用し、道路と鉄道をスムーズに行き来できる旅客用車両DMV(Dual Mode Vehicle)を開発した物語(畑川剛毅「線路にバスを走らせろ 『北の車両屋』奮闘記」(朝日新書))について以前にこのブログで紹介しましたが(こちら)、このたびロシアのジョークサイトifun.ruにて世界の様々な軌陸車の写真が掲載されているのを発見しました(こちら。ただし脇にアダルトサイトへのリンクバナーが貼られているので閲覧にはご注意ください。)。その一部を紹介します。
 世界には実にいろいろな軌陸車があるものですね。









 中には自動車を完全に鉄道用に改造してしまったものも見られます。





 笑ってしまったのはこれ。スクーターを鉄道の軌道に走らせるというのはすごいアイデアですね。


湘南の公園探訪(13) 鎌倉広町の森近くの公園(仮称)

2007-10-28 21:35:10 | 公園探訪
 鎌倉市の腰越地域には「鎌倉広町の森」という広大な森が残されています。貴重な自然がたくさん残されていて私のお気に入りの場所なのですが、遊具が全くないことから息子を散歩に連れてきても幼い彼はすぐに飽きてしまいます。すぐ近くにちょっとした児童公園があるのですが、むしろそちらのほうが息子は気に入っているようです。今日はこの公園で息子とちょっと遊んできました。
 名称が確認できなかったので、勝手に「鎌倉広町の森近くの公園」と呼ばせていただいています。場所はこちら





 ごく普通の児童公園です。

心のふるさと

2007-10-27 00:33:48 | 日常
 名古屋出張を終え、三田のなじみの居酒屋へ直行。今夜はクラブの後輩の結婚を祝う飲み会です。この店には学生時代に本当にお世話になりました。私の「心のふるさと」の1つです。

「ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点」

2007-10-26 20:24:14 | 読書
 佐々木俊尚「ネット未来地図 ポスト・グーグル時代20の論点」(文春新書)を読みました。「日本のテレビビジネスはまもなく崩壊する」、「新聞は非営利事業として生き残るしかない」など、著者はかなり大胆な発言をしており、ここまで言い切って大丈夫かな、と思います。しかし、いまいち腑に落ちない部分はあるにせよ、ネットビジネスの行方をこれまで丁寧に追ってきたジャーナリストだけにその論には多くの箇所でうなづくことができました。Web2.0の現状を知る上で良い本だと思います。

 特に私が面白いと思ったのは、最近までやたらと経済誌で大きく取り上げられていた「セカンドライフ」に関する筆者の見解です。とても面白いとは思えない三次元オンラインゲーム、「セカンドライフ」をとにかく流行らせようという大企業の意図が見え見えなことに少々胡散臭さを感じていた私としては、我が意を得たり、といった感じです。

(以下引用)
 インターネット上の3Dの仮想世界を提供しているサービス「セカンドライフ」が、日本国内で過熱したブームになっている。ブームといっても、インターネット業界や若者の間で流行しているわけではない。流行が起きているのは、大企業と大手広告企業、そして日本経済新聞の紙面の上だけだ。(中略)ごく普通のインターネットユーザーたちの間では、セカンドライフのブームなどどこにも起きていない。(中略)つまりは広告代理店と大企業主導で、ブームを盛り上げている構図である。
 私が取材したセカンドライフコンサルタント企業の若い経営者は、次のように打ち明けている。
「セカンドライフのプロモーションは、企業で稟議とかに通りやすいんですよ。」
 たとえば若い二十代、三十代のマーケティング担当者がインターネットでの販売促進プログラムを会社に提案したとする。(中略)しかしこうしたサービスを利用したプロモーションを提案しても、稟議はなかなか通らない。最終的な決裁を行う経営層や部長クラス、局長クラスのオジさんたちは、これらのサービスのほとんどを見たことも聞いたこともないからだ。(中略)ところがこうした経営幹部たちにセカンドライフの説明をすると、一発で直感的に理解してもらえる。理由は簡単だ。セカンドライフには現実の世界と同じような仮想の3D空間が存在し、そこにショールームを作ればその画像をリアルに見ることができるし、人々が訪れている様子も同じようにリアルな画像で観察することができるからだ。
(引用終わり)

 この後、筆者はセカンドライフが会社の経営層にウケる理由として、仮想空間内で流通する通貨「リンデンドル」をリアルな通貨の米ドルに交換できるということを指摘していますが、上記の「稟議を通しやすいから」というくだりが大変印象に残りました。実に日本的だなあ、と思いますし、私もサラリーマンなので事情はよくわかります。「セカンドライフ」に出店している有名企業には、トヨタ自動車、日本航空、みずほ銀行など、いかにも経営層へ稟議を通すのが大変そうな企業が目立ちますが、これは決して偶然ではないわけですね。

日本国民の叡知と努力

2007-10-26 20:23:55 | 日常
 今日は名古屋に出張でした(当然、帰りの土産は赤福餅ではありません)。東海道新幹線は何度も利用していますが、東京駅にこんなプレートがあることに初めて気が付きました。

「東海道新幹線 この鉄道は日本国民の叡知と努力によって完成された」

 同様のプレートが他にもいろいろあって良いように思いました。

忙しくなってきました

2007-10-25 23:15:24 | 日常
 年度後半に入り、突然忙しくなってきました。この業界の特徴であり毎年のことなのですが、やはり辛いものがあります。今日はタイ出張の準備を進める一方、地域の産業戦略策定の企画、その合間に外国人雇用に関する調査の打ち合わせと雑用、でバタバタしていました。年度を通じて業務量が平準化できれば楽なのですが。業界の永遠の課題でしょうね。

赤福餅

2007-10-24 22:53:51 | ニュース・雑感
 私は母の実家が名古屋ということもあって、小さい頃から何度も名古屋を訪れています。そして名古屋を訪れると決まって土産に買っていたのが赤福餅でした。素朴な味わいが好きだったのですが、もうダメです。いくらなんでもこれはひどすぎます。

返品の餅7割再利用 赤福「99%焼却」覆す
(以下引用)
 和菓子の老舗「赤福」(三重県伊勢市)による赤福餅(もち)の偽装販売問題で、売れ残って返品された商品のあんと餅を取り分けて再利用する「むきあん」「むき餅」について、餅については平均して約七割を再利用していたことが農林水産省の立ち入り検査で二十二日、明らかになった。さらに消費期限切れのものも原材料に使っていたことも分かった。赤福はこれまで「むき餅」の再利用は1%程度で、残りの99%は焼却処分していたと説明しており、新たな虚偽が発覚したことになる。
(引用終わり)

 300年の伝統を持つ老舗もこれで終わりですね。