彼女らが帰ってしまった。
「南阿波よくばり体験」と称して都会の子供たちが当地に訪れて
農業体験したり、民泊をして、翌日にはサーフィンやシュノーケリング、釣りなどの
ここらでしか出来ないメニューを楽しむ、
もう昔の修学旅行みたいなイメージはなんにもない・・・
そんな新たな体験型修学旅行が主流になってきた。
県南地域に民泊できるお家も増えてきた。が・・まだまだ少ない!
僕の宿も受け入れをはじめて何年になるだろう。
先日、5名の女子中学生が我が家でお泊りになった。
「田舎のおじいちゃんやおばあちゃんちに来たつもりでね!」
僕は我が家で整列した彼女たちの前で言った。
ありゃまあ、
くったくもなく、
楽しんでますわ!
海を見ては「入りたい!」波があるから濡れると言えば「みんなズボンをまくって
入ろ!」
「こけてもしらんぞ!」と言えば、それでも
裸足になって海の感触を楽しむ彼女たちでした。
シダの葉っぱで冠みたいなのを教えてやると
「キャーキャーワイワイ!」
そりゃもう、箸が転んでも可笑しいっちゅのも納得ですわ
元気ええね!
僕いつも言うけど彼女たちの元気さで、これからの日本は
とりあえず大丈夫です。もう女性の力しかありません。
その彼女たちが去っていった我が家の庭木には
萎れかけた葉っぱ類がかかっておったのであります。