今日の夕方、もっと南下した海陽町の宍喰というところで
DMVというゴム製のタイヤと鉄製の車輪をもつヘンテコな車の
デモンストレーション走行に試乗してきた。
DMVというのはデュアル・モード・ビークルの略で
道路モードでは普通のゴムタイヤで、線路モードになると
鉄製のガイド輪が前後に出てきてレールに固定、駆動は
後ろのゴムタイヤで行う。
全体のスタイルはこんなんです。
普通のバスに、前がグッと伸びた感じ
なんかアヒルの顔かイヌの顔みたいですね。
国道を走って(普通にバスです)牟岐駅まで来ると
駅の構内に作られたモードインターチェンジと呼ばれるところで
車がゴネゴネと持ち上がると、鉄製の車輪がレールに挟まって
線路モードに早変わり、今度は列車になって宍喰駅を目指します。
ゆっくり走ったり、5~60kmで走ったり、最大で29人乗りなので
けっこうきゅうくつだし、ゴトンゴトンとレールの継ぎ目を拾って
乗り心地もいいとはいえない。でもなんか不思議な乗り物!
最後、
車みたいにバックして車庫に入って行きます。
そこでまた鉄製車輪を格納して、普通のバスとして出発地点まで・・・
このDMVのデモンストレーション走行をする意味などは
話が長くなるのでここではやめるが
まあみなさん、機会があれば体験してくださいね。
あっそうそう、この車、JR北海道からやってきたものだそうです。
まだ向こうでも試作段階らしいですが・・・・・