世の中っちゅうか、日本国中ではこの絵のあけびが
「あけび」らしい
僕がこのあいだ行った震災の東北でも
このあけびの親分みたいなでっかいやつが売られていた。
皮が紫色した放っておいたら真ん中から割れて果肉が顔を見せるやつ
でも、僕らの方では「あけび」と言ったらこいつじゃ!
丸くて、熟れたらピンク色、
なんぼでも山になっとる。
通称「もちわけび」と呼んでる。
で、前述のあけびを「かまわけび」と称し区別をしとるのじゃが
この「もちわけび」今が旬、「かまわけび」はとっくに過ぎておる。
ピンク色の「もちわけび」、ツル生だから木に巻きついて生って
おるのだが、「ハゼ」などの木に共生しとるのが多い
ハゼは触ったりしたり、樹液がかかったりしたら腫れてきたり
湿疹とか、かゆみなどの皮膚炎、アレルギーをおこすことがある。
採るときにはじゅうぶん注意することだな!
食べるときは甘味分だけを口のなかで味わって、種をプップッと吐き出そう
まあ90%が種、そのあたりを知っておくといい。
あと、まだ熟れていない緑っぽいそれを持ち帰っても、
「米びつ」に混ぜて放り込んでおくと、熟れてくるから不思議だ。
僕らは懐かしくて口に入れたくなってしまうが、今の子供らは
まず口にしない!