IOCは東京オリ・パラ組織委の森会長が女性蔑視と取られる発言について、
改めて「不適切」と非難声明した。
この件では、IOCは、いったんは森会長の謝罪会見で「本問題はクローズ」としていた。
国際世論の動向から「IOCの公約や取組んでいる改革と矛盾するもので完全に不適切」と、
掌返しの非難声明となった。
【森会長】
国内でも、森会長の辞任要求デモがあったり、五輪ボランティアの辞退者が続出したり、
いっこうに沈静化する様相が見えない。
元々、森喜朗氏には言葉使いのチョンボが多かった。
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総理時代、衆院選の演説で「関心がない、と寝ていてくれれば、いいんですけど」とか。
ソチ五輪で浅田真央ちゃんが金メダルをのがしたとき「あの娘は大事なところで、よく転ぶんです」とか。
今回の「女性が多い理事会は時間がかかるんです」は、これらと軌を一にするもの。
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昔から「馬鹿につける薬はない」という諺がある。
英語圏でも同様なボキャブラリーがあるのかと英辞書を引くと、
Fools will still be fools .
どうやら、この諺は世界共通のようである。
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