九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

Long Good Bye !

2017年08月04日 | 日記
 認知症のことをアメリカでは‘ Long Good Bye ’と、言うのだと知った。
 日本語に訳すれば‘長いお別れ’である。
 認知症と、その後の経過を推理してみる。
                    □
 まず、頭の方から、もの忘れやボケがひどくなり、
 身体的には、転びやすくなって骨折する。
 歩行困難になるから車椅子や人の介助が必要で、
 そのうち、寝たきり介護や幻覚症状なども現れる。
 食の方も食べられなくなったり、食べても嚥下できず咽喉に詰まらせたり、
 そして、肺炎などを発症して、やがて死に至る。
                    □
 以上のように、認知症の人生筋書きを想定すると、
 これを介護する側にとっては、
 まさに‘ロング グッドバイ= 長いお別れ’である。
                    □
 いずれ誰もが、介護する側か、される側になるのは必定。
 認知症に向き合う時‘ロング グッドバイ’精神を大事にしたい。
 ひと頃、PPk(ピン、ピン、コロリ)とかGDP(元気でポックリ)と言ったりした。
 そんな粋な人生が誰にも約束されている訳ではないのだから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする