広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

最近の息子の様子

2012年09月29日 | 栄養療法・食事療法
小麦・卵を除去するようになってもう少しで3ヶ月。

最近の息子の様子についてご報告します。


給食にはお弁当を持参。学童へもおやつを持参しています。
それによる悪い影響は、とくに見られません。

息子本人も頑張って取り組んでいるし、
何より回りのお友だちや先生方のご理解・ご協力があって
特に困ったことはありません。
(あるとすれば私がお弁当作るのがちょっと大変なだけ。)


良い傾向とすれば、

どもりがスムースになってきた。
これは私だけではなく、他の方にもそう言われたことがありました。
長い文章を言うことも増えた気がします。


他には、
家に帰ってきておやつを食べた後、
宿題を落ち着いて、最期まできちんと一人で取り組めている。

以前はすぐに気が散ってなかなか終わらなかったり、
漢字練習などだとめちゃくちゃな書き方だったりと
私があれこれ指図しないと終わらせられない状態でした。


それから、
忘れ物が減った。

たとえば、
「今日学校から置き傘を持って帰ってね」などの用事を
前は必ず忘れていたのに、最近はしっかりと覚えていて
持って帰るようになったのです。


あと、昔から性格的には穏やかなほうだったのが
突発的にお友だちとトラブルになる、というのが
どうにも不思議だったのですが、
最近はその穏やかな良い所がしっかり出ているように感じます。

お友だちをうちに連れてきたときの様子を見ていて、
前よりも細かいいざこざも少ないし。


親の私からすると、明らかに前より落ち着いた、と感じます。

とは言っても、
数値で測れるものではないだろうし、
個人の感覚といえば言えてしまうかもしれません。


でも私にとっては大きな変化だと感じています。

先日、あるスケートショーのチケットをいただいたので
息子と二人で行こうと考えたとき、

「今の、落ち着いている状態の息子なら、
二人で出かけても楽しいと思えるかもしれない」
と思ったんです。

息子と出かけると何かとイライラしてしまうような事が多く、
私一人でそれを抱えるのはちょっと…と思っていました。

たとえイライラまでしなくても、まわりの方に私が気を遣うことも多いし…。

それが今回は、
「二人で行くのも楽しいかもしれない」と思えたんです。


年齢と共に成長してきているのもあるのかもしれません。

それでも、
他に何もしなかったらここまで変われただろうか?
と思うのも事実です。


今後も、何がどのように変わっていくかは分かりません。
ただ、息子本人がやりたい事にしっかり取り組める、
そんな状態をつくっておいてあげたいとは思っています。




息子とお弁当

2012年09月13日 | 日々のこと
最近、
息子は学校にお弁当を持って行っています。

小麦や卵のアレルギーだとわかったからなのですが、
もちろん他の子は給食です。

担任の先生、栄養士の先生、保健の先生、そして校長先生。
皆さんに事情をご説明して、快諾していただきました。

アレルギーだとわかったとは言っても、
ADHDの治療として、ということには
ご理解いただけないかもしれないという
不安も多少あったので、
ほっとした部分もありました。

お弁当持参になることでの心配もありました。

周りの子とは違うものを食べることに、
息子は、そしてお友達はどんな反応をするのだろう?

いつも前向きな息子ですが、
様々な可能性を考えていました。


さて、
数日たった息子の反応はというと、

「今日も美味しかった~!」
と言ってくれています。

でも昨日は、
「ねえ、ぼく、たまにでいいんだけど、
みんなと同じものも食べたいなあ。
だめならいいんだけどね…。」
だって。

そうだよねえ、
食べたいよね。

そのうち、もうちょっと大きくなったら、
食べられるものが増えるからね。

そう返事しました。


パンの給食の日は、
米粉のパンを持たせました。

「お母さんのパン、とっても美味しいよ!」

その笑顔が励みになります。


今回のお弁当のことを通して、
改めて息子の思慮深さや頑張り、
そして優しさを感じることができています。


ちなみに、
先日の保護者会で担任の先生にお聞きしたところ、
大きなトラブルもなく勉強も頑張っているとのこと。

落ち着いてきているのでしょうか?
引き続き、
穏やかに見守っていきたいと思います。





親を尊敬しなさい

2012年09月08日 | 私の支えの言葉

夏休みも終わり、小学校が始まりました。
皆さん、お元気でいらっしゃいましたか?

我が家は夏休みは主人の実家に帰省しました。
山あり、海あり、水族館や大きなスイカ、
そして何より、
おばあちゃんやいとこ達との時間!

息子も大満足の夏休みだったことでしょう…。

さて私といえば、
楽しかったものの、
仕事の調整や家事をしながらだったので
いつもより忙しくなった気も…。

まあ、夏休みの親ってそんなものでしょうね。
皆さんお疲れ様でした!


さてさて、
今日は最近読んだ聖書の箇所をご紹介します。

************~~~~~***********

(エフェソ 6:1-3)
6:1 子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。
6:2 「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。
6:3 「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。


************~~~~~***********

これは先日の礼拝で読まれた箇所で、
息子ともそれをきっかけにあれこれと話しました。

普段から我が家では、
「父親に従う」「母親に従う」という順番で教えています。
(その前提として、私たち親が神様に従う、が一番です。)

金銭的、肉体的に親が責任を負っているからでもありますが、
何よりも聖書では
「親を尊敬すると、幸せになる」という約束があるからです。

ただやみくもに従うわけではなく、
親を尊敬しているからこそ、聞き従う、というところが
大切なのではと思います。

そのためには
私たちも子供に色々なことを説明していく必要があるのだろうと思います。

なぜ、神様を信じているのか、
なぜ、親を尊敬しないといけないのか。

神様は、
「幸せになってほしい」というメッセージを
聖書に込めて私たちに送ってくださっています。

まずは家族が一つであること。
そこから神様の幸せを感じることができるようになるのかな、と思います。

まあ、息子の場合は
「うん、わかった!」と元気よく答えるものの、
次の瞬間にコロッと忘れて口答えしてたりしますが…。


ちなみに、
この箇所の続きにこんな聖句があります。

~~~~~~~~~~~~~

6:4 父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。

~~~~~~~~~~~~~

子供は親を尊敬し、親は子供を尊重する。

こんな関係が築けたら、いいですよね。

うちのパパは息子に対して、
どうしても自分の子供時代と比べてしまうようで…。
「これぐらいできるはず」という思いが強く、
よく叱ってしまうことがありました。

あまりに叱って自己肯定感を失わせるのは良くないし…と
私は心配だったのですが、
パパももちろんこの聖句を知っていますから
色々と話したことがありました。

それからは
パパなりに気をつけているみたいですv
おだやかに、諭すパパに引き続きなりますように~!


怒りたくなるとき、ちょっと一息ついて
「自分がしてほしい」やり方で相手に接することができますように。
私自身の祈りでもあります。