広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

息子の信仰が成長しますように

2015年10月16日 | 日々のこと
まだ1年生の頃の息子について、約4年前にこんな記事を書いていました。
  ↓
「こころがチクチクする」


当時はまだ息子自身、な~んにも考えてなくて、
素直で明るく、とっても元気で優しい男の子でした。


そして今はと言うと、
明るくて元気で優しいのは変わりませんが、
発達障害児特有の(?)こだわりが強く出る部分があります。

通級でも、
「先生からの指示を本人のイメージで受け止めるので、
指示通りにできずに間違ってしまう」
「お友達の意見を受け入れて柔軟な対応ができない」
ということを言われているので、訓練の課題にしています。


そして、周りのお友達とのトラブルにも気が付くようになっていて、
(昔は本人はあんまり分かってないというか気付いてなかった)

「自分はみんなと同じにできない」
「頑張ってるのにトラブルになってしまう」
というようなマイナスの思いが出てくるようになったようです。


家庭でも、今年の学校の担任や通級の先生方も、そして教会でも。
息子にはあたたかく接していると思いますし、
愛されている自信は育っていると思います。

でもやっぱり子供同士だとそこまで配慮できるわけはなくて。
(当たり前ですが…)


信仰という面でも、そういう影響はあると思います。

約4年前はなんの不安もなく「かみさま~」と祈っていた息子は、

「ぼくはトラブル起こしちゃうし」「ウソついちゃったりするし」
「神様はぼくを許してくれないかも」
「天国じゃなくて地獄に行くのはやだな…」

などと、マイナスの印象の言葉が多くなりました。

その都度、聖書を開いて、
罪人のためにイエス様が来られたこと
神様もイエス様もあなたを愛しているということ
お母さんもお父さんも失敗はあったし、今でも失敗はしてしまうこと
そのままでいいや、じゃなくて神様に変えていただけるよう祈ること

などなどを話し合うようにしています。
(本人なりの理解なので、ズレズレのときも結構あるのですが…
ここは辛抱強く何度も教えるしかないですよね~)


私自身も、
「お父さんとお母さんにはごまかせても、神様は全てご存じ」ということや
「謝るのはお母さんにではなくて神様にだよ、一緒にお祈りしてあげるから」
というふうに、

息子が罪に対して正しく向き合えるよう気にかけています。


まだまだまだまだ、信仰については頼りのない母ではありますが、
息子に教え諭しながら、いつの間にか私自身が
御言葉にはっとさせられることも多くあります。


子育てしているつもりが、自分自身が育てられている。
神様のご計画は、人智をこえてはるかに素晴らしいということをしみじみ思います。


そうそう、ちなみに息子の信仰は、
「う~ん、あたまでは分かるけど…」というレベルだそうです。
(ほんとにわかっとんのか!?)

まあでも、そのわりに妹には御言葉から注意したりもしてるので、
彼の心の中には種がまかれているということだと思います。

これからの彼の人生の中で様々な経験を通して
「良い土地にまかれた種」として成長していってくれれば…と切に願います。