広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

何と祈ればいいのか…。

2013年05月24日 | 日々のこと
3年生になって、
クラスの人数が一気に増えたこともあってか、

息子はなんだかざわついた毎日を送っています。

(昨日もクラスのお友達を叩いたということで
先方のお母様に連絡しました。)


何と祈ればいいのか…。

これまでもずっと考えていたことです。

息子の状態が改善しますように、
お友達と仲良く遊べますように。

でも、
何か他に祈ることがあるのではないか…。


そんな時、
息子を目の前にして
ふっと
心に浮かんだ言葉がありました。

「神様、私の心をお守りください」


私が感謝していられるように、
私が楽しんでいられるように、
息子をかわいいと思っていられるように、
私の心が守られますように…。


何かあるたびに
そう祈るようになりました。

今でも大変なことはありますが、
その祈りで支えられているように感じます。


皆様にも
今日1日の心が守られますように、
大変なことがあっても
楽しい、感謝にあふれたことと変えられますように、
お祈りしています!


ADHDなパパ?&♪主われを愛す

2013年05月15日 | 私の支えの言葉
先日の記事にコメントをいただきました。

私のお返事が長くなってしまいそうだったのと、
とても参考になる内容だったので
記事の中でご紹介させていただきたいと思います。


**********************************

はじめまして。
ADHD当事者(成人後診断)&クリスチャン(宗派はアングリカンコミニオン)です。
目下、食事療法に取り組み中です。

ADHDは生まれ持ってきたものなので、
無理やり直すことはできません。

しかし、私が小さかった頃は発達障害は理解されず、
親にも怒られてばかりでした。
学校でもいじめられて、羽を伸ばせるのは教会の日曜学校だけ。

どうか、お子さんを叱る前に、何故何がいけないのかを話してください。
叱られている意味がわからないことだってあるんです。

そして、おまじない代わりにこの聖句を教えてあげてください。
「主われを愛す。主は強ければ、我弱くともおそれはあらじ」

これに何度助けられたことか。
この聖句は魔法です。きっとお子さんの力になってくれるとおもいます。


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インマヌエルさん、
コメントありがとうございます!

そうですね、
ちゃんと理由を説明してあげて、
本人が理解できる方法で教えてあげて、
叱られずにすむようにしてあげたい、と本当に思います。
 

我が家の場合、
私はそれがわりと上手くできるのですが、
どうやら父親のほうが難しいのです。

衝動的な息子の行動に対して、
主人も衝動的につい叱ってしまって、
あとで「叱っちゃった…」と自己嫌悪になって
「神様ごめんなさい…」と祈っている感じ。

息子のことでいろいろと調べると、
どうやら主人にそっくり…。
主人もかなりのADHDボーイだったようです。
(診断は受けていませんが。)

主人は今でも、
場の空気を読めずに人の反感を買う、
反感を買ってもまったく気にならない
(それで会社での立場が悪くなっても!)、

物事の優先順位がつけられない、
リボン結びなどができない(でも細かい作業は得意)、
絵画・工作には芸術的な才能を発揮、
やることが衝動的で、計画を立てるのが苦手(というか嫌い)、
出かける時間なのに他のことを始めてしまう…


結婚して(いや、する前から)
「この人はよく今まで一人で生きてきたなあ」と
思うことが多々ありました。
今ではずいぶん良くなったところもあるのですが…。


正直、
主人の息子にたいしての態度で
「もっと良いところを見て、衝動的ではなく
教え諭してあげて欲しい…」と思うこともあります。

でも主人にとっても、

「もともとの自分の性格を超えて、
キリストに従い、神様の方法で愛する」

ということを学んでいる最中なのだと思い、
それも支えていきたいと思っています。

主人も子供の頃、
周囲に理解されないことが多かったのが
息子の事を通して、
なぜだったかが分かってきた、と言っています。

私も、主人はたぶんADHDかもな~、と
分かってからのほうがケンカが減りました。
対処法が分かりますからv


今と違って、
発達障害が知られていなかった時期に
このような状況だった方は
本当に大変だったことと思います。

その中でインマヌエルさんが日曜学校では
のびのびと大切にされたという思いを持てていること、
嬉しく思いました。

息子も
教会では本当に安心してのびのびとしていますよ。
安心感が違うのでしょうね。

また、
私や主人も足りないながらも
息子を神様から預かった大切な存在として育てているので
幸い、いまのところ二次障害のようなことはなく、
(叱っちゃうこともあるんですが…汗)

特別支援の先生方からも
「愛されている自信があって、お友達にも優しいし、
上手に育ててきていますね」と
励ましていただいています。


ちなみに
息子と主人は、お友達に優しい、
明るく朗らか、気前がいい、などなど
良いところもそっくりなので、

まあ、仕方ないかな~、と思っています。


大人のADHDで食事療法をされている方は、
やっぱり効果を感じられているのかしら?

我が家は
アレルゲンの小麦を抜いているのですが
毎朝のお弁当作りが大変で(給食大好きな子だし)、
早く給食を食べさせたい!と思ってしまいます。

息子本人の口からはいまいち
はっきりとした効果などは出てこないので…

気になります!

**********************************

インマヌエルさんが教えてくれたこの聖歌、
とっても励まされるので皆さんにもご紹介します。
息子(我が家?)のテーマソングになりそうです!

新聖歌505番(讃美歌461番)

♪主われを愛す 主は強ければ
われ弱くとも 恐れはあらじ
わが主イエス わが主イエス
わが主イエス われを愛す

わが罪のため さかえをすてて
天(あめ)よりくだり 十字架につけり
わが主イエス わが主イエス
わが主イエス われを愛す

みくに門(かど)を ひらきてわれを
招きたまえり いざみて昇らん
わが主イエス わが主イエス
わが主イエス われを愛す

わが君イエスよ われをきよめて
よきはたらきを なさしめたまえ
わが主イエス わが主イエス
わが主イエス われを愛す ♪


息子のことで悩むたび、
罪人の私を愛してくださったイエス様を
思い出します。

そして、
イエス様を与えてくださった神様への感謝が、
改めて湧いてきます。



3年生の家庭訪問がありました

2013年05月10日 | 日々のこと
我が家の息子はこの春から3年生。

そして昨日、恐怖の(!?)
家庭訪問がありました。


わざと一番最後の時間に設定しておいたら、
先生もゆ~っくり話して行って下さって、
普通は15分のところを
なんと1時間30分も!
あれこれと話してくださいました。


いや~、
いかにクラスで大変かが分かりますよね…。


今のクラスは38人いるのですが、
2年生まではその半分の19人という、
なんとも恵まれたクラス編成でした。


今まで広々としていた教室に、
クラスメイトがいっぱい!

気持ちが落ち着かないのも当たり前ですよね…。


それに加え、
この最近は住んでいるマンションの水道管工事があり、
ついでに我が家の古かったお風呂場などをリフォームするため、

家でも私が片付けなどで慌ただしくて
息子を叱ることが多かった…。

息子は2歳半の
妹によくちょっかいを出し、
最後に妹が泣いてしまって怒られる、という感じです。


それが家にいる間ずっと、
妹も負けずにキーキー言うのでうるさいうるさい。


はあ…。

かわいい息子ですが、
息子が原因で頭の痛いことも多く、

特に昨日はなんだかくたびれてしまいました…。


ちょっと気分転換が必要です。
この週末は自分を励ます時間を取ろうと思います~!

漢方薬について&つながってるなぁと思うこと

2013年05月02日 | 栄養療法・食事療法
先日、抑肝散という漢方薬についての記事を書きました。
その際にいただいたコメントを転載します。

*********************
この漢方薬が発達障害によいという説明は無いと思います。
誤解を招くような内容は不必要なトラブルの元です。
あくまでも「疳の虫」などの症状に対処するものであって、
発達障害からくる症状の改善ではないと思います。

*********************


ちきーたさんという方がくださったコメントです。

同じようにご心配をされた方、
もしくは

信憑性のない話、といやな思いをされた方がいらしたら
申し訳ありません。


ちきーたさんは発達障害の専門家・もしくはお医者様でしょうか。
(それとも私と同じく親御さんかな?)

もしそうであれば、
かえってお聞きしてみたいことがたくさんあるので…。

どうしても親というのは
気持ちが先行してしまいますよね。
その中で、客観的な意見を聞くことは
本当に大切だと思っています。

(こちらの漢方薬のメリット・デメリットなどを
ぜひぜひ教えていただきたいです!)



この抑肝散については、
先日の記事にもリンクを貼りましたが
お医者様・漢方医の先生もはっきりと主張しています。

<内科のお医者様の意見>
http://www.parksideclinic.jp/colum/yokukansan.html
幼児期のチック、神経過敏状態、夜泣きなど落ち着きのない小児全般に効果的です。学童期などで問題となる注意欠陥/多動性障害(AD/HD)に対しても抑肝散は有効であると考えます。また、てんかん、熱性痙攣に対しても補助的に抑肝散を使う事によって発症頻度を低下させる事や、症状を軽減させる事が期待できます。ただしこれらのケースでは、主たる治療薬である西洋薬に替わる働きを抑肝散が担うわけではありませんので、内服中の西洋薬を止めてはいけません。

<漢方薬局の意見>
http://www.123do.co.jp/cgi-bin/illness/archives/95.html
当薬局では長年、ADHDに有効な漢方薬の研究を重ねてまいりました。
その理由はふたつあります。ひとつはADHDはお子様にとても多い病気であり、多くのご両親が西洋薬の副作用を心配して充分な治療ができないことに悩まれているからです。
そしてもうひとつは漢方薬はADHDの改善にとても有効ということを経験的にも実績面でも知っているからです。


私のほうでは、
まだ息子への漢方薬は始めたばかり。
お医者様にも
効果が出てくるまで2週間くらいはかかるでしょう、
と言われています。

* * * * * * * * * * * *
これとは話が少し変わってしまいますが、

そもそもADHDとは?
発達障害の定義とは??

専門家も、
はっきりした定義や原因があいまいになっている状態です。

(我が家の子供はグレーゾーンにしばらくいた後、
 小学校入学してから診断名がつきました。)

現在使われているリタリンなども、もともとは

「偶然、他の病気の検査で使用したらADHDの子が落ち着いた」
ので発見されたという歴史があります。

原因が分かったのではなく、
「たまたま」見つかり
対症療法として有効なので
使用されるようになったということです。

食事療法も、
我が家はアレルギー検査をしっかり行い
はっきりと分かった上で取り組んでいますが、
意味のないものととらえる立場の方もいます。

それでも
食事療法で通っているクリニックでは
本当に改善している例がたくさんあるのです。


* * * * * * * * * * * 

ちなみに、
つながってるなあ、と思うことなのですが、

食事療法で出して頂いた一般的なお薬をもらうときに
薬剤師の方に「肝臓の治療ですか?」と
言われたことがありました。
(その時は保険が効くアミノ酸を処方してもらいました。)


抑肝散も肝臓の働きを整える漢方です。
(今回は薬剤師の方に症状を色々聞かれ、
「ADHDもあります」というと「ああ、なるほど」という顔でした)

また、
息子は口内炎ができやすく、
胃腸が弱いね、という話を家族としていましたが、
後日、小麦アレルギーがあると分かりました。

知らずにアレルゲンを食べていたので
内臓が弱っていても不思議はありません。



それから、
息子は9歳の今でも毎晩おねしょがあります。
おむつをしていても時には布団までぐっしょり濡れるほどです。

昔、おねしょの治療法を調べていたときに
薬として「抗利尿ホルモン薬、抗うつ薬」が
紹介されていました。

ADHDの子でリタリンよりも
おねしょの薬によく反応する子がいる、と
お医者さんのコメントで出ていることもありました。

<原 仁(はら ひとし) 小児科医
独立行政法人 国立特殊教育総合研究所研究部長>
「リタリンはADHDに効果を示す場合が多いが、
すべてではなく、他の薬剤が有効な場合もある。
例えば、夜尿症の治療薬でもある抗うつ剤や
抗けいれん剤の一種であるカルバマゼピンなどに
よく反応するADHDの子どもがいる。
もちろん、あらゆる薬物治療に反応しないADHDが
存在してもおかしくない。」
http://kids2.gakken.jp/campus/jiritu/medical/backnumber/01_09/top.html


いろんなことの羅列になってしまいましたが、
肝臓のこと、口内炎とアレルギー、アレルギーとADHD、
ADHDとおねしょ、おねしょとADHDの薬のこと…
すべてがつながっている。

息子の表面に出ている病気や障害というものは、
息子の体の中でつながっている、と思うのです。


発達障害と診断されている子供は年々増えています。
原因がはっきりと特定されていないのに。

(昔は、母親の愛情不足とか育て方が悪かったとかが
 原因とされていたりもしましたよね。)


私は発達障害について、
これがすべて、という治療はないと思っています。
(内科のお医者様も漢方を使っても西洋薬を
 勝手にやめてはいけない、と書いてますし、
 どんな薬にも効かないADHDの子がいてもおかしくはない、
 とも書かれています。)


どんな専門家でも、その方の専門外のことに関しては
あまり詳しくないこともあるということも
身をもって感じています。

発達障害の状況は
その子一人一人で違いますし、
周りの環境も違います。

そう思うと
母親(や父親)が最もよく知っている場合も
あるのかもしれませんね。


そして、我が家にとっては
息子の障害を完治させるのがゴールというわけではありません。

もちろん優しい息子でいて欲しいし、
お友達と仲良く遊べる子であって欲しい。

でも、障害があっても
本人の特性を生かし、
人を大切にして人に大切にされて、
何よりも

神様から与えられた息子の人生を
感謝して楽しんで生きていって欲しい

そう思っています。


あれこれと書いてしまいましたが、


漢方や薬を使うにしても療育をするにしても、
その子に合ったやり方でなければ
それこそ意味がないかもしれないですよね。

専門家の意見を参考にしながら、
様々な情報の中で
我が子に合った治療・育てかたを選んでいくのが
親の努めかな、と思います。

いろいろと悩むとき、
私は他の方のブログがとても参考になっています。

このブログも、
どなたかの参考・励ましになれば、という思いで
細々とですが続けてきました。

試してみたこと、
まだ試している途中のことも含めて
少しでもどなたかの可能性をひろげることになれば
と思い、更新しています。

一般的に言われている意見と私の思いとは
離れてしまう部分も出てくるかもしれませんが、
なるべく正直なところを書いていきたいと思っています。

いかがでしょうか?
このようなブログですが、
よろしければ
またお立ち寄りいただけると嬉しいです!

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