広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

君が僕の息子について教えてくれたこと

2014年08月18日 | 日々のこと
皆様、お久しぶりです。
長いことブログを書けずにいました。お元気でいらっしゃいましたか?

息子がとびひになってしまい、
何かと慌ただしくて大変な夏を過ごしていました…。
詳しくはこちらのブログ→☆に書いています。


さてさて、
今回はそんな中でもぜひお知らせしたいことがあって更新します。


タイトルにも書きましたが、NHKで先日放送した番組です。

たまたま夜にテレビをつけていて、慌てて録画しました。

「君が僕の息子について教えてくれたこと」
http://www4.nhk.or.jp/P3229/



本当に、食い入るように見ました。

重度の自閉症を持つ東田さんが、自身の体験や思いをつづったエッセイ。


なぜ、普通に話せないのか?
なぜ、すぐに飛び跳ねるのか?
なぜ、パニックになってしまうのか?

そのような質問に対する答えを、しっかりとした美しい言葉で答えています。


我が家の息子の場合は東田さんとは比べられないほど軽度です。
でも、息子本人の言葉ではうまく説明できなくて、私たちも理解に苦しんでいたことが、東田さんの説明によってよく分かりました。


再放送、して欲しいな。
たくさんの方に観て欲しいです。


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以下、番組紹介です。

「いま無名の日本人の若者が書いた1冊の本が世界20カ国以上で翻訳され、ベストセラーになっている。タイトルは「The Reason I Jump」(日本題:「自閉症の僕が跳びはねる理由」)。
著者は、当時13歳の東田直樹さん、日本で7年前に出版された、自閉症である自分の心の内を綴ったエッセイである。自閉症者自らが語る極めて画期的な作品だったが、ほとんど話題になることはなかった。それがなぜ突然、7年もたって、遠くイギリスやアメリカでベストセラーとなったのか。

この本を英訳したのは、アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏。彼にも自閉症の息子がいる。日本語教師の経験があるミッチェル氏は、東田さんの本を読んでまるで息子が自分に語りかけているように感じたと言う。
息子はなぜ床に頭を打ちつけるのか、なぜ奇声を発するのか、息子とのコミュニケーションをあきらめていたミッチェル氏に希望の灯がともった。そしてミッチェル氏の訳した本は、自閉症の子どもを持つ、世界の多くの家族も救うことになった。
ミッチェル氏はこの春に来日、東田さんと感動の対面を果たした。これは、日本の自閉症の若者と外国人作家の出会いから生まれた希望の物語である。」