広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

遅発性アレルギーの結果が出ました

2012年07月21日 | 栄養療法・食事療法
以前書きましたが、
遅発性アレルギー(IgG)の検査を受けました。

その結果が来たのですが、

見事!



小麦と卵のアレルギーが高い数値で出ました…。


小麦…

卵…


って、何にも食べられなくなる!!!


と、
ちょっと慌ててしまいましたよ~。

うちの息子の場合、

卵は卵白、卵黄ともに高い数値。

小麦は精製した小麦の他にも、小麦全粒粉、ライ麦も高い数値。
オーツ麦もまあまあ高い数値でした。

クリニックの先生曰く、
「これだけ小麦系にいろいろ反応が出ているのは
 ちょっとめずらしいです。
 もともと、小麦が体質に合ってないのかも。
 除去してみる価値はあるかもしれませんよ。」

除去しても、全ての人が改善するわけではなく、
約7割が改善したと感じた、って結果をどこかで読みました。


ということで、

もしアレルギー対策で除去しようということになれば、
息子が大好きな(私も大好きな!)

パン、ピザ、うどん、ラーメン、クッキー、ケーキなどが
食べられなくなります。

餃子の皮も小麦粉だし、そばにも小麦粉が入ってたりするし、
しょうゆ、みそ、その他何にでも小麦って入ってますよね???


う~ん、前途多難…。

でも、
もともとこの栄養療法のクリニックに行き始めたのも
息子本人が

「ぼく、なおるならパンとかピザ食べられなくなってもいい。
 がまんするよ」

と言ったからです。
本人が頑張ると言っているのに、
私が嫌だからって止められません。


海外でADHDのお子さんのために食事療法をしている
日本人ママさんのブログとか見たり、

健康のためにグルテンフリー(小麦除去)をしている
海外の方のブログとか見てみると

「パン食のこっちだと大変だけど、
日本ならお米食べればいいから…」というような
ことを書いている…。


日本にいる私からしてみると、
専用の「グルテンフリー商品」がたくさん売っている欧米が
うらやましい限りなのですが、

日本でもできるのかも…。
(いや、やらないといけない、ってところなんですけどね。)


う~ん…う~ん…
(まだ迷ってる)
だって、パンとかピザとか、オートミールとか好きだし…。
クッキーもでしょう?????


そんな、悩める日々を過ごしている間に、
「アレルギーではないけれど、健康のためにグルテンフリーにしている」という
方もいるとお聞きしました。

わざとそんな生活を選ぶなんて…修行僧みたい(?)。
なんて思ったりもしたのですが、
その方は、
「そうするに値する理由」を知っているのでしょうね。

あと、
もともとクリニックの指導で
「炭水化物よりも、野菜とたんぱく質をしっかり」という
食生活に変えてきていたなかで

「ずっとやめるというわけではなくて、
 除去して胃腸が治ってくれば、たまに食べるくらい大丈夫」
って先生も言ってたし。

やってみようかな…。
(いや、もともとやる予定ではあったんですけどね)

という気持ちになってきました。



本格的にやるには、
給食が最大の難関です。

除去食の対応とかは難しいだろうけど、
お弁当の持込とか???
するのかな???
大変そう~。

一応、担任の先生にも相談してみようと思います。
どうなることやら…。



ちなみにですが、
息子は小麦と卵の他にも
キウイフルーツと牡蠣に少し反応が出ました。

キウイは以前、娘が食べたときにくちのまわりが赤くなったので
しばらくやめているし、

牡蠣はパパが学生の頃に
あたって意識を失って入院騒動になったとか。

家族なので
似たような体質なのでしょうね。


ひとまず、
家族みんなで小麦を避けてみようかなと思います。

(え?卵?
うちのパパが好き&息子はもともと卵苦手であまり食べないので、
食卓に出しても問題ないからそれほど気にしないことにします。
それより小麦ですよ、小麦!)


まずは、
日本で買えるグルテンフリー商品、
あれこれ探してみようと思います!



障害者手帳を取得しました

2012年07月15日 | 日々のこと
先日、精神障害者手帳が届きました。
約二ヶ月前に市役所で申請してあったものです。

等級は一番下。
しかも精神障害の手帳なので、
私たちにあまり大きな得があるわけではありません。
(この辺は自治体によってかなり違うそうですね。)

知的障害のある子の療育手帳や
身体の障害手帳だと、
移動のためなどにもうちょっと配慮があるようです。

でも、共通のものとして
美術館や映画館などの施設では
息子本人と介助者1名は割引があります。

国立科学博物館のような国立の施設では
無料になることもあるようです。確か。
(もとの入場料も安いことが多いですが…。)

息子といえば、
相変わらず苦手な授業は集中できる時にも波がある様子。

とはいえ、
本を読むのが好きなので
そこからの知識はたくさん持っています。
クイズ!といっては質問を投げかけてきたりしますが
時々私も知らないようなこともあったりします。

他にも
プラネタリウムや博物館も好きなので、
手帳での割引に感謝しつつ、
今までよりも多く連れて行けるかなと思っています。

授業に集中できず、聞いていないこともある息子。
教科書や学校だけでなく
実地で学ばせていかないとなあと思うこの頃です。



お友達のお母さんに

2012年07月06日 | 日々のこと
先日、
学校に行った際に仲のいいお友達のお母さんに声をかけられました。

「最近、よく公園で会って遊んでるみたいなんだけど
○君(うちの息子)が優しくなった、ってうちの子が言ってたよ。
前みたいに嫌なことしてこないからケンカにならない、って」

…すごい!!!!


なんだかこの一言はとっても大きかったです。


二人ともやんちゃで元気な男の子。
仲良く遊ぶこともあれば、
うちの息子がちょっかいを出すと
あちらもそれに応じてヒートアップ…
ってこともよくありました。

お母さんも大らかに二人を見ていてくれたので
ありがたいなあ、というお友達でしたが、

そのお友達のお墨付き(?)をもらえて
息子の状況が少しずつではありますが
良くなってきているのかな、と感じられました。


私から見ても、
ボーっとして人の話を聞いていないことが減ったり
何かを言いつけたときに素直に応じることが増えたり。

なんだか
少しずつ改善の兆しが見えてきたかな?
と感じてきていたところだったので、

よくなってきたかな?
やっぱりそう思う???!

と、
ちょっと嬉しくなってしまいました。



でもでも、
その日の夜に息子がこんな事を言いました。

「ぼく…高校生になっても授業中に歩いたり、
お友達を泣かしちゃったりしたら困るなあ…」

…???


お友達泣かしちゃったの!!!???

「うん、○○君のこと泣かしちゃった。」

やだな~~~もう~~。

落ち着いてきたと思ったのに!!

でも、その子は仲もいい子みたいなので、
ちょっと気に掛けつつ様子見でしょうかね…。


こんなこと言うあたり、
まだまだ改善の余地は大いにある、ってことですね~。