広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

社会適応スキル検査を受けました

2014年10月30日 | 日々のこと
先日、通級の先生から
大学の研究者にアンケートを頼まれたので協力できますか?と聞かれました。


協力できます、と答えてから届いたのが
「社会適応スキル検査」というものでした。

数ページの冊子に質問の答えを記入していくというもので
さほど難しくはありません。


私がちょっと驚いたのは、
この検査はいままで発達障害で見てきたテストとはまったく違うものということ。

WISCとか田中ビネー式とかみたいな知能のレベルをはかる検査ではなくて、
その名の通り、

社会に適応できるスキルを持っているか、
の検査でした。


内容をはっきりとは覚えていないけど、たとえば、

 Q. 洋服を自分で着替えられる
 Q. 寒い・暑いなどの気温に合わせた衣類を選べる

とか、

 Q. 電車・バスなどに乗ってどこかに行ける
 Q. 一人で電車の切符を買える

とかとか。


検査方法は、今回の場合は

冊子を私(親)と、通級の先生とが記入し、
それを大学の先生が解説しながら確認するというものでした。



この調査のおもしろいところは、

家で出来ていることや学校で出来ていることを
親や先生が確認することによって、

「家でこんなことができているなら、学校でもやらせてみよう」
とか、

「学校で思ったよりもできているみたい、良かった!」
とか


成長できている点、これから成長を頑張りたい点について
親と先生との共通の理解を持てるということです。



我が家は、勉強というよりも日常生活のこと

お風呂掃除をする、
自分で食べた分の食器を洗う、などを
頑張ってやらせてみていたおかげか、

色々とできることが増えていました!


そして、
お小遣いのことや
電車の切符を一人で買ってみる、などは
これからの成長の部分だなあと分かりました。


なるほどなあ、と思うことが多く、
とても参考になる検査でした。



受けるチャンスがある方(お子さん)は
ぜひ受けてみたらいいかなと思いました。





四年生の運動会が終わりました

2014年10月21日 | 日々のこと
先日、運動会がありました。


運動会の朝、
息子が急に言いました。



「今日はお薬飲まなくていい?

お薬飲むと落ち着くんだけど、

食欲なくなるし力が出ないから負けちゃうんだ」


…。


なんとも説得力のあるお話ですこと…。


小4にもなるとこんなにしっかりした話ができるんだ~。すごい!


っていうか、お薬飲むと落ち着くよとか私からは言ったことないけど…先生は言ったのかな?



いや、まてまて。

お薬飲ませるのどうしよう??


朝の忙しい時に心を乱してくれてありがとうよ、息子君。



結局、
飲まずに行ってみて、朝の開会式の様子によっては私が持参した薬を飲ませることにしました。
(先生には手紙でお願いしました。)



朝、開会式の様子を見てたら、一応ちゃんと並んでる。
変に目立ってない…。


このままいける?


と思ったけど、
いつもと違う状況、
親や観客たちの応援、
友達の声など、
かなり回りも騒がしくて。


支援の先生曰く、
応援合戦も音が気になるようで、耳を塞いだりして大変だったので練習の時は少し場所をかえたりしていたそう。

今日は本番だから、一緒のところにいないといけないもんね…。



悩んだあげく、開会式が終わった9時半に飲ませました。



お薬が効いていない時間帯にもダンスをちゃんとやっていて、
その後は落ち着いた様子で競技にも参加していました。



1,2年生の頃とずいぶん違う…。
お兄ちゃんになったんだな~とちょっと安心しました。

前はヒヤヒヤしながら見てたけど、
今回はママ友たちとのんびりおしゃべりする余裕がありました!



お薬については息子も効果を感じているということみたいだけど
こういう時にこそ飲んだ方がいい、とかいうのは分かってないんだな~。



息子の最近の様子、他にも書きたいことがあるのでなるべく更新したいな。
がんばります。