今日から当塾のある久喜市は、3年生のみ全員がオンライン授業になります。
2月24日に公立入試を控えているため、コロナウイルスの感染拡大防止策として、このような措置が取られたものと思います。
この決断をするにあたっても、いろんな思考が重ねられたのではないかなと思います。
当塾もこの措置を受けてどのように教室を運営していくか、私も大いに悩みました。
いくつか案を出して、講師のみなさんも提案をして、検討をしていきました。
どれも一長一短あり大いに悩みました。
『感染拡大は阻止したい。でも、受験を前にして、わからない過去問の解説を個別にするのにオンラインは適切だろうか?』
など、2つの対立事項の中で悩みましたが、
最終的には先日ご報告のような形にすることにしました。
塾生やその保護者の皆様には、お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
この2年間のコロナ禍にあって、色々な場面で決断をすることが多くなってきているように思います。
それぞれの組織のトップの方々は、実現したい思いと感染拡大防止の間で、何度も揺れ動いたと思います。
私の身近なところで言えば、各塾の塾長さんや学校の校長先生なども、きっと日々、決断に追われているのではないかなと思います。
それはご家庭や生徒さん個人についても言えるのではないかなと思います。
先が読めない、どれだけ害があるのかわからない、そういった未確定なことが多い中での決断には、結構なストレスも伴うのではないかなと思います。
当塾は個人塾ですし、決して大きい組織ではありませんが、そんな私でも日々決断を迫られる状況です。
家族を抱えた保護者の皆様や、もっと大きい組織の方々に迫られる決断は、きっと私が想像する以上に大変なものなんだろうと思います。
でも、そんなときだからこそ、決断力をつけていかなくてはならないと思いますし、それに必要な情報得たり、咀嚼して分析して判断していく力も必要なんだろうと思います。
受け身ではなく、自ら考え決断すること、そんなことが求められているのかなと思います。
ただ、状況は刻一刻と変わっていきます。
コロナ対策に限っては、一度決断したことに固執することなく、状況に応じて変えていく柔軟さも大切だと思います。
どんな決断をしても、100%全てがオッケーとはならないとは思いますが、できるだけ【日常】に近い形にできるように、私も知恵を絞ってみようと思います。
必要な情報を集め、思考し、判断して決断をする。
いま私達はその力を試されているのかもしれません。
今できることを見据えながら、生徒の皆さんの学びの継続と感染予防の両立に努めていきたいと思います。