2月の半ばの今頃から、当塾では中2・中1で現在の学年の学習が終わった人は、もうすでに次の学年の内容に進んでいます。
いま一番進んでいる中2は、中3の乗法公式が終わったところです。
次の因数分解まで進めば、おおよそ3年1学期の中間の範囲が終わります。
でもその前に2年生の学年末テストがありますので、一度2年生の範囲に戻ります。
戻りますが、この範囲はすでに終了しているので復習のみです。
少しばかりでも余裕があります。
慌てずにすむので、じっくりと学ぶことができます。
きっと3年1学期の中間も、ある程度は余裕を持って迎えることができると思います。
この余裕を持てること、それが伸びる人をさらに伸ばすことにつながると思います。
個別指導の1つのメリットは、その生徒さんに合わせた学習ができることです。
個別指導は苦手なところ、分からないところがある人にも向いていますが、できる人をさらに伸ばしていくための工夫が、個人単位でできるのも個別指導のメリットだと思います。
その1つが、この学年の枠を越えた学習です。
今の学年の内容が大丈夫そうであれば先に進みます。
学年の枠も越えます。
でも、決して中間や期末、学校の勉強をおろそかにしてはいけませんので、テスト前や生徒さんからの疑問があるときには、きちんと戻ります。
こうして学習に余裕を持たせていくことができるのも、個別指導のメリットの1つかなと思います。
私立単願で、すでに合格を決めた一部の生徒さんには、高校英語の予習を始めています。
本年度は、特待・奨学生が多く誕生した年ですが、そんな学力をもった生徒さんでも、高校の内容には苦戦を強いられています。
「今のうちに予習をしておいて良かったでしょ」
というのが合言葉のようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/12/9b5e12b2bb39082fb6a4423718a5a82f.jpg)
↑私立単願組の一部は、高校英語の予習を実施中
公立高校を受験される皆さんは、ギリギリまで勉強して入学してきます。
そういった勝負をくぐりぬけてきた生徒さんたちに負けないように、とはいいつつも、モチベーションが下がるこの時期に、高校の予習はモチベーションの維持にもつながっているように思います。
学習ができるようになるには、初めは枠にはまることが必要です。
でも、その枠にいつまでもはまっていては伸びるのにも限界があります。
その枠を少しずつ外すことを覚えていくこと、
そして、そのお手伝いを個別にできること、
これが伸びる生徒さんをさらに伸ばす個別指導のメリットだと思います。
さあみなさん、一人一人に合わせた個別の授業、活用してみませんか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/5b/b238d4253c9d64c12856b4b2bcae9424.jpg)
↑余裕を生むための授業。それができるのも個別の強みです