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2・3年生対象の進路学習

当塾では3年生には年3回の「高校入試ガイダンス」を実施していますが、そのほかにも新しい情報などが入った際には、授業の中でも進路についての学習をすることがあります。本年も早速、4月の第2週から第3週にかけての授業の中で進路についての学習を実施しました。

Dsc00853_2今回は2・3年生を対象に「内申点が入試においてどれだけの影響を与えるか」という内容を、具体的な数値をもとにお話をしました。もともとは春日部にある北進ゼミナールの廣田先生が、自塾の進路指導のために作られた資料でしたが、内申点を取ることの大切さがわかるとても素晴らしい資料でしたので、それを拝借し、この地域用に改めたうえで使用させていただきました。

この資料を通じて皆さんに伝えたかったことは、

①1年生からの積み重ねが、いかに重要かということ

②とはいえ、3年生の内申で逆転も狙えるのであきらめないこと

③内申が良くない場合、本番で相当な点数をとらないと不合格になるということ

④よって、内申を取ることがまずは合格への第一歩だということ

⑤同じ内申素点でも、内訳によって実は10点も差がつく場合があるということ

⑥クラス運営や部活など、学校生活の送り方で内申にも差がつくということ

⑦内申点はテストの点数だけでは決まらないということ

⑧検定試験の合格が最後の一押しになる可能性があるということ

⑨以上のことを踏まえると、合計が同じでも50点差になることもあるという事実

など、他にもたくさんありましたが、これらを具体例を挙げて説明しました。

Sinnro2塾は勉強を教えるところですが、こういった入試についての仕組みを学んでもらう場でもあります。高校に合格することが目標だとするならば、入試の仕組みを知ってもらうことはもちろん必要です。そして、定期テストの点数だけでは、合否を決める材料になる内申点をあげることはできない、ということも知っておいてもらう必要があります。

内申点とは普段からのみなさんの“習慣”の集大成だと思います。その“習慣”に関する指導を、塾として本年度はいままで以上に真剣に取り組んでいきたいと思っています。

受験で大切なのはしっかりとした情報を手に入れ、それに対する対策を立てて行動することだと思います。皆さんが今回の進路学習で大切なことに気づき、一歩でも合格に近づいていってもらうように、しっかりと後押しをしていきたいと思います。

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