幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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日々の塾での出来事を綴ります。

音楽Day・2

2017年09月27日 23時24分57秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日の記事「音楽Day・1」の続きです。

9/24の夕方からは、越谷市にある塾「教学館」の「秋の講演会」に参加してきました。
教学館の木下先生とは、いつの間にか一緒に旅行に行くくらい仲良くなっていて交流も良くしているのですが、そんな木下先生が今回の講演会で、自身の友人でもあるシンガーソングライターのKさん(大人の事情により、名前は伏せます)をお呼びすると聞き、今回は特別?に参加させていただきました。


↑この日の講演会の会場

午前中はマーチングの大会を聞きに行くくらい音楽が好きなので、午後のKさんのお話も楽しみにしていきました。

木下先生とは、まだKさんが路上ライブをしていた頃に、偶然名古屋で出会ったそうで、それ以来、交流を続けているそうです。

それにしてもKさんの本拠は広島、木下先生の本拠は越谷、なぜこの二人が名古屋というどちらのホームグランドでないところで出会うのか、人間の縁とは、とても不思議なものです。

そんなお二人のいきさつから、今回の講演でのゲストとなったそうですが、Kさんが路上ライブからはじめ、メジャーデビューを果たし、そして映画の主題歌に抜擢されるまでのお話を、ときに歌も交えながらお話しをしてくださいました。

音楽の世界は厳しいというのは常識的に知ってはいますが、やはりそういった中で実際にもまれてきた方の話にはとても説得力があります。一筋縄ではいかない世界を翻弄しながら、それでもここまでたどり着く、それまでのいきさつは、とても心に沁みるものがありました。

Kさんのお話の中でいろんなヒントを得ましたが、一番印象に残ったのは「自分の個性、自分のやりたいことを失わないこと」という言葉です。

群雄割拠の音楽の世界では、やはり人とは違う個性を求められるそうです。一般社会では、今は個性よりも、抑圧された形での協調性のほうが重要視されているように思います。しかし、私はこれから求められるのは、AIやITにはできない個性と、本当の意味での協調性だと思っているので、こういう世界に生きていく人たちの話は、これから大人になる皆さんへの先鞭になるのではないかなと思って聞いていました。

講演のあとは、Kさんと木下先生、そしてその仲間の皆さんに私も混ぜていただいて、懇親会を行いました。そのときに思ったことは、本当に笑顔のステキな人だなということです。心から今を楽しむ、そんなことができる人なんだなと思って隣でいろんな話をさせていただきました。


↑講演会の後の懇親会で出てきた肉のタワー。話も弾み、美味しかったですよ。

畑は違えど、Kさんも木下先生も私も、それなりにいろんな苦労を重ねてきたもの同士です。そんな人たちだからこそ分かり合える喜びや悲しみ、楽しさや辛さが合ったように思います。


9/24は私にとっては「音楽の日」でした。
吹奏楽部の皆さんは、見事な一体的なマーチングで人の心を動かしています。
Kさんは、歌を通じて人の心を動かしています。
音楽は人の心を動かすことのできるとても素晴らしいものだなと改めて思いました。

そして私は、何で人の心を動かしていくのか?
やはり私は教育を通して人の心を動かすこと、それが私の個性なんだろうと思いました。

いろんなことがあり、ときに自信を失いかけたこともありましたが、吹奏楽部の皆さんとKさんが奏でる音楽を通して、私自身を取り戻せた一日にもなりました。
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