幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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教育界の2020年問題

2015年05月28日 09時32分15秒 | 日記・エッセイ・コラム
2020年から大学入試が変わる、そんな話が新聞紙上でも話題になるようになってきました。昨日参加したNPO埼玉教育ネット主催の入試フォーラムでも、その話題が中心として取り上げられ、塾としてもこの問題にどう対応していくのかも話題となりました。

2020年というとまだ先、というイメージですが、実際には現在の中学1年生が高校3年生になったときのことですので、そう考えると、そう遠くもない未来のことではないと思います。

言い方をかえれば、今の中学1年生からは新しい入試に対応した教育を受けていく必要がある、ということでもあります。中学在学中はまだそれほど大きな変化はないかもしれません。しかし、今の中学1年生が高校を選ぶ段階では、各高校が新しい大学入試にどのように対応しているのかを見極めていくことが大切になりそうです。

“新しい教育に対応”とは言っても、一朝一夕にできるわけではありません。入試が大きく変わるがゆえに、それにむけた周到な準備が必要になってきます。実際に私立の高校ではIB(国際バカロレア)の導入や、「学びあい」「アクティブラーニング」などを使った授業手法の変更を始めています。また、公立高校でもトップ校を中心に都県を越えて連携しあう動きもあるようです。

そのような中で、塾だけが従来のスタイルを続けていってよいわけがありません。すぐに入試制度が変わるわけではないので、従来の学習方法も続けていく必要はあります。しかし同時に、次の時代を見据えた指導法の開発や試行を行っていく必要もあると思います。

まだ未知な部分が多い新大学入試制度ですが、時代は大きく変わり始めていることを、今日改めて実感してきました。当塾でも反転授業、アクティブラーニング、プレゼンテーション、深勉など、さまざまなキーワードを研究し、生徒さんの学力向上に向けて、さらに努力をしていきたいと思います。
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