goo

心地よい疲れと共に…

コロナ対策で1週間の臨時休塾をいただいていた当塾にとっては、
昨日3月9日が新年度初の授業日でした。
見慣れた顔の生徒さんたちが卒業をしてゆき、
代わりに新年度から入塾する生徒さんたちがやってきました。

こうやって新年度が始まったわけですが、正直まだまだぎこちないですね(笑)
教わる側も、教える側も。
まだまだ他人行儀という感じです。

でも、これが数か月も経つ頃になると、新しく入ってきた生徒さんも塾になじんできますね。
元気に勉強をしたり、休み時間を友達とにぎやかに過ごしたりと、
“第2の我が家”のように過ごしてくれる生徒さんもでてくるようになります。
にぎやかな期間のほうが全体としては多いので、
年度当初のこのぎこちなさは、ことさら違和感を感じるのかなと思います。

でも1週間休塾してみて分かったことは、
当たり前のことではあるのですが、
「塾は来てくれる生徒さんで成り立っているんだなあ」ということです。

休塾中の1週間、私は年度移行の準備のために毎日塾へ来ていましたが、
やはり生徒さんがいない塾というのは、本当に寂しいものです。
休塾前は「休塾になっても、ライブ配信で授業はできるし…」と思っていました。
もちろんこれから先、もっと状況が悪化したときには、ライブ配信での授業を考えなくてはならないかもしれませんが、
やはり授業というものは、「話す側と聞く側が同じ空間にいるからこそ成り立つもの」なんだと、強く思いました。

今までもYouTubeチャンネルに動画をアップしてはいますが、
毎日の授業をこれで代替えするのは、やはり難しいかなとも思います。
YouTubeの活用は今後も考えていきますが、
双方のコミュニケーションがあってこそ成り立つものもある、
今回の休塾は、そんなことを教えてくれたように感じます。

1週間ぶりに授業をした昨日は、授業を久しぶりにしたせいでしょうか、少し疲れを感じました。
でも、なんだか心地よい疲れ、だったように思います。
その心地よい疲れはきっと、私にいろんなことを教えてくれたからこそのものだったからだと思います。


コメント ( 0 )
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ 次の記事へ »