幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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自分を傷つける人にはなるな!

2016年07月30日 23時33分58秒 | 日記・エッセイ・コラム
中学生の皆さんや保護者の皆さんと面談をしていると、よく出てくる話題に「反抗期」というものがあります。親や大人の言うことを聞かないという反抗期。今までの自分とは違う自分を築き上げていく上で大切な時期でもありますが、同時に知らず知らずに自分をも傷つけてしまう時期だと私は思います。

反抗期のときには、周りの人に反抗をすることで、周りの人を傷つけてしまう、そういう話はよく聞きます。実際にそれで悩んでいる親御さんも多いことと思います。でも、本当はこの行為は自分をも傷つけてしまう行為だと、どれくらいの人が気づいているのかなとも思います。

誰かに反抗したりいうことを聞かないことで、相手を困らせたり悩ませたりすることもありますが、そういう行為のくり返しで、「あの子には何を言ってもダメだ」と思われてしまう、もしかしたらそんなこともあるかもしれません。

塾でいえば、遅刻をしたり、宿題をやってこなかったりで、担当の講師を困らせてしまう人もいます。それに悩んでいる講師もいますので、そういう行為で人を傷つけていることにもなります。でもそのキズは、実は相手だけが負うものではなく、そういう行為をすることで「信用」というものを傷つけてしまい、結果的に自分をも傷つけているようにも思えます。

そういう行為を繰り返すことで、実は自分自身を傷つけてしまうことになる、そのことに気づいている人はどれくらいいるのでしょうか?

物理の世界には作用・反作用の法則というのがあります。これは人間関係にももしかしたら当てはまるのかもしれない、最近そう思うことが多くあります。つまり、誰かを傷つければ自分も傷つく、そういうことが成り立つのではないかな、そんなふうに思っています。

誰かを傷つけるような行為は決してやってはいけないことですが、と同時にそれと同じかそれ以上にやってはいけないことは、自分を傷つけるという行為だと思います。

誰かに反抗することで、誰かを傷つけているように見えて、実は自分の「信用」「人柄」などが傷ついている、そのことを忘れてはいけないのではないかと思います。

大人はみんな優しい人が多いので、「自分の行為が自分を傷つけることになるんだ」ということに気づいていても、その事実を伝えないようにしている人も多いような気がします。
でも、私は大人の一人として皆さんに「人を傷つけることで自分も傷つく」ということをしっかりと伝えていかなくてはならないと思っています。

宿題をやってこない、時間を守らない、挨拶をしない…
そういう行為がいかに自分の評価を傷つけることになるのか、皆さんにはもう一度そのことをしっかりと考えて欲しい、そのように思っています。
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