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震災の翌日

今日2021年3月11日東日本大震災からちょうど10年
東日本大震災でお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、
被災された皆様へのお見舞いを改めて申し上げます。

あの時、当塾はどんな対応をしたのだろうか、
なんとなくは覚えていたのですが、記憶をたどるために、このブログの10年前を読み返してみました。
そして読み返してハッと思い出したのですが、
当塾は震災の翌日には授業を平常通り開始していました。

当時は計画停電の影響もあり、電車が運休したり間引きされたりで、
交通機関にも大きな影響が出ていました。
それゆえに、塾によっては再開まで1カ月近くを要したと記憶しています。

その中で当塾が翌日から再開できたのは、
私も生徒も講師もほとんどが地元の皆さんだったから、ということに尽きると思います。
ゆえに交通機関の乱れの影響をほぼ受けることなく、停電から回復した翌日には授業再開にこぎつけることができました。

↓10年前、計画停電による対応をお知らせする当塾のブログ記事


ただ当塾周辺も被害は深刻でした。
液状化で傾いた家屋や電柱、
噴き出した泥のあと、
そういった傷跡がいたるところに残っていました。
また生徒さんによっては、自宅が傾き住めなくなったため、
一時的に他の個所に引っ越しをした方もいて、
その引っ越し先まで生徒さんを送ったり迎えに行ったことも思い出しました。

幸い塾にも生徒さんやスタッフの皆さんにも大きな被害はなく、
翌日から再開となったわけですが、いま思い出しても、本当に奇跡が連続して無事に再開できた、そんなふうにしか思えないところもあります。

こうやって考えてみると、
10年前は、生徒さんもスタッフも地元の皆さん
言い換えれば、地元の皆さんに支えられていた、
そういうことができるように思います。
だからこそ、すぐに再開もできたし、すぐに対応もできた、
そんなふうに思います。

10年たった今、
いまもまた取り巻く環境は厳しいものがあります。
新型コロナウイルスウイルスをめぐる状況は、形は違えど人々を苦しめている状況にあります。

そんな中、今年も当塾は多くの地元の皆さんに支えられながら運営を続けています。
生徒さんもスタッフの皆さんも私もほぼみんな地元。
大変な状況でも、こうやって塾をほぼ平常通り運営できるのは、たくさんの地元の皆さんが支えてくれているからこそ、という状況は、
今も10年前も何も変わっていない、そんなふうに思います。

↓今年の1月、緊急事態宣言を受けての対応方針を伝える当塾のブログ記事
時が流れても、いろいろな出来事に対応できる体制を整えておきたいと思います。


こうした地元の皆さんの支えがあるからこそ成り立つ当塾。
震災やコロナウイルス対応への教訓を生かしながら、
これから成長していく生徒の皆さんの支えになれたら、
そんなふうに思います。
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