goo

デビュー

当塾ではいま、新規に採用になった皆さんの研修を進めています。
そして、研修が終わればいよいよデビュー、
昨日・今日で何人かの新人さんが無事にデビューをしていきました。

新人のころは緊張してうまくできなかったり、
思い通りにできなかったりで、落ち込んでしまう人もいるように思います。
また慣れていないがゆえに、無駄な動きをしてしまったり、
ミスをして失敗をしてしまったりということもあるように思います。

これらを克服していくには、実際の場数を踏んでいくしかありません。
緊張したり、失敗をしたりすることを恐れていては、成長をすることはできません。
ミスをしたり緊張してうまくできなくても、そこから逃げずにやり続けること、
それが新人の皆さんを大きく成長させることにつながるのではないかと思います。

今はベテランとして活躍していスタッフでも新人の頃があったわけですが、
それがベテランと呼ばれるようになるまでには、
きっと数々の失敗なども重ねてきたはずです。
そこから逃げずにいろんなことを学んだからこそ、
ベテランとしての風格やオーラを身にまとうことができたのではないかと思います。

どんな仕事でもそうですが、ベテランの人と接していると、
ベテランならではの独特なオーラがあるように感じます。
安心できる・信頼できる、そういった独特のオーラがあります。
そのオーラは、きっとその人が歩んできた人生そのもので、
いろんな失敗やうまくいかなかったことを経験したからこその
オーラだと言うことができるように思います。

新人の皆さんには、まずしっかりと仕事を覚えた上で、
ぜひこのベテランのオーラを身につけること、それを目標に頑張って欲しいと思います。

そして、新人の皆さんが入ってくることは、ただ単に人数が増えるというだけでなく、
ベテランのスタッフにも大きな意味があるように感じます。

新人スタッフに仕事を教えていくことで、改めて仕事の内容を見直したり、
仕事を人に教える苦労に直面したりすることで、
もう一度、自分のやっている仕事を見つめ直す機会にもなるように思います。

新人スタッフを教えることで、自分が新人だった頃を思い出して初心を思い出す、
自分の仕事の内容に自信や誇りを取り戻す、そんなスタッフもいるかも知れません。
ベテランスタッフが新人の皆さんを教えているときに見せるどこか懐かしい目は、
もしかしたら、昔の自分と姿を重ね合わせてみているのかも知れません。

新しいスタッフが入ってくることは、いろんな意味での組織の活性化につながると思います。
新人として指導を受けるほうと指導をするほう、
それぞれのその思いがうまく交差することで、さらに良い組織になってく、
そんなことを期待しながら、研修を進めていきたいと思います。
コメント ( 0 )
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする