こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
今日は冷え込み、寒いとき特有のサラサラした雪が降り続けました。
朝方のせわしない時間から一息ついて、礼服に着替えて黒色のネクタイを締めたとき、何とも言えない寂しさが込み上げてきました。
人が亡くなったとき、その人との思い出を様々思い出すものですが、私が思い出す姿はいつもニコニコしている姿。
何とも人懐っこい笑顔で、気さくに話しかけてくれる姿。
今日は、その人「天の戸」社長の柿崎秀衛さんとお別れする日です。
▲在りし日の社長の写真が載っている会葬のしおり
会場の平鹿中央公民館に着くと、会場には既に多くの弔問客がいました。
近隣の方々ばかりか遠方からの方々も葬儀に参加され、亡くなられた社長を慕い、偲ぶ人々がとても多いことを感じました。
壇上の祭壇では神道の作法に則り、葬儀は粛々と進められていきましたが、私は心の中でずっと社長との出会いやかけて頂いた言葉、そんなことばかり思い返していました。
私と社長と知り合ったのはそれ程前のことではなく、2011年の開店3周年記念パーティのお願いに伺ったときが最初です。
蔵から半径5キロ以内の酒米しか使わないで酒造りをするポリシーに、我が社の取組と似通ったものを感じて、親しみを感じながらお会いしました。
▲研修生と一緒に遊びに行ったことも
その後、様々なときとところでお会いする機会がありましたが、「あの社長はスゴ腕の営業マンだ」という周囲の評とは違って、自社や商品を売り込むこともありませんでしたし、むしろ照れ屋で人見知りかと思う位、表に出て来なかった様に感じました。
ですが皆から、とても、とても、愛されていました。
蔵人、お酒の愛好家、業界関係者、そして酒米の農家さんや地域の人々。
皆、この社長の人柄を愛していました。
蔵人とは皆家族同然に賄いを囲み、昼寝をし、共に良い酒造りを目指していました。
その中でも杜氏の森谷杜氏とは同級生という事もあり、最高のコンビだったようです。
その同志とも言うべき森谷杜氏が弔辞を読むとき、万感が胸に迫り、慌てて上を見上げましたが涙が落ちて、後は娘さん達のお別れの言葉、奥様の喪主挨拶まで泣き通しでした。
帰りの道中も、車を運転しながら泣けて仕方ありませんでした。
夜、所用を済ませて帰宅して家内と葬儀で頂いたお返しを開けました。
お酒が一本入っていました…
そのお酒に貼ってあったラベルには「行雲流水」と書かれてありました。
▲自然の成り行きに身をゆだねた故人を偲ぶ言葉
今夜、私はこの言葉と、この言葉が貼られたお酒を頂きながら、亡き人との別れを惜しんでいます。
家内も涙をこぼしながら、このお酒を味わい、柿崎社長を偲んでいます。
お互い思い出を語りながら、自分の心の中に残る社長を思い返します。
柿崎さん、お世話になりました、本当に有り難うございます。
そして、さようなら。
合掌
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉のホームページ
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秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
今日は冷え込み、寒いとき特有のサラサラした雪が降り続けました。
朝方のせわしない時間から一息ついて、礼服に着替えて黒色のネクタイを締めたとき、何とも言えない寂しさが込み上げてきました。
人が亡くなったとき、その人との思い出を様々思い出すものですが、私が思い出す姿はいつもニコニコしている姿。
何とも人懐っこい笑顔で、気さくに話しかけてくれる姿。
今日は、その人「天の戸」社長の柿崎秀衛さんとお別れする日です。
▲在りし日の社長の写真が載っている会葬のしおり
会場の平鹿中央公民館に着くと、会場には既に多くの弔問客がいました。
近隣の方々ばかりか遠方からの方々も葬儀に参加され、亡くなられた社長を慕い、偲ぶ人々がとても多いことを感じました。
壇上の祭壇では神道の作法に則り、葬儀は粛々と進められていきましたが、私は心の中でずっと社長との出会いやかけて頂いた言葉、そんなことばかり思い返していました。
私と社長と知り合ったのはそれ程前のことではなく、2011年の開店3周年記念パーティのお願いに伺ったときが最初です。
蔵から半径5キロ以内の酒米しか使わないで酒造りをするポリシーに、我が社の取組と似通ったものを感じて、親しみを感じながらお会いしました。
▲研修生と一緒に遊びに行ったことも
その後、様々なときとところでお会いする機会がありましたが、「あの社長はスゴ腕の営業マンだ」という周囲の評とは違って、自社や商品を売り込むこともありませんでしたし、むしろ照れ屋で人見知りかと思う位、表に出て来なかった様に感じました。
ですが皆から、とても、とても、愛されていました。
蔵人、お酒の愛好家、業界関係者、そして酒米の農家さんや地域の人々。
皆、この社長の人柄を愛していました。
蔵人とは皆家族同然に賄いを囲み、昼寝をし、共に良い酒造りを目指していました。
その中でも杜氏の森谷杜氏とは同級生という事もあり、最高のコンビだったようです。
その同志とも言うべき森谷杜氏が弔辞を読むとき、万感が胸に迫り、慌てて上を見上げましたが涙が落ちて、後は娘さん達のお別れの言葉、奥様の喪主挨拶まで泣き通しでした。
帰りの道中も、車を運転しながら泣けて仕方ありませんでした。
夜、所用を済ませて帰宅して家内と葬儀で頂いたお返しを開けました。
お酒が一本入っていました…
そのお酒に貼ってあったラベルには「行雲流水」と書かれてありました。
▲自然の成り行きに身をゆだねた故人を偲ぶ言葉
今夜、私はこの言葉と、この言葉が貼られたお酒を頂きながら、亡き人との別れを惜しんでいます。
家内も涙をこぼしながら、このお酒を味わい、柿崎社長を偲んでいます。
お互い思い出を語りながら、自分の心の中に残る社長を思い返します。
柿崎さん、お世話になりました、本当に有り難うございます。
そして、さようなら。
合掌
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
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私は蔵開きでしかお会いした事ない社長でしたが、
浮かんでくるのはお土産を手渡すあの笑顔しかありません。
なのに涙が出て・・・
公私共にこれからというときに非常に残念でなりません。
地元でこれほどポリシーが明確な蔵はほかに知りません。
これからも紅玉さんとともに応援していきます。
コメントありがとうございます。
笑顔の素敵な社長さまでしたね…
その笑顔の映った写真をみると今も何だか胸が一杯になってしまいます。
思い出は尽きず、残念な想いもまた尽きることがありませんが、「天の戸」さんのこれからを見守り、応援していくことが、ご恩返しかと思っております。