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箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ14号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的183『キング』

2008-03-02 02:05:55 | 雑誌[J]
 今週も、全編ツナとモスカのバトルでした。
先週に引き続き、あまり詳細に書くことはないのですが、
スパナとツナが絡んできたのがよかったです。
というか、キングがあまりに凄過ぎて、何もかも持っていかれました(笑)。

モスカから放たれたレーザーを「死ぬ気の零地点突破 改」で受け止め、
その炎のエネルギーを自分のものとしたツナ。
それを見て驚くスパナですが…10年間で、何故こんなにもボンゴレ奥義のことが
ダダ漏れになってるのかが不思議でたまりません;

『本当に…人体でやってる』と呟き、スパナはスピーカーを通してツナへと話しかけます。

スパナ:『なんでモスカのレーザーが死ぬ気の炎だとわかった?』
ツナ:『!』 『……………』

暫く口をつぐんでいたツナですが、やがてスパナの問いに応えます。

ツナ:『……零地点突破初代エディションを溶かすことができるのは
    死ぬ気の炎以外に考えられない…』
スパナ:『やっぱりそうだよな』
    『零地点突破で吸収したエネルギーを どれくらい戦闘力に変換してる?』

技術者らしいスパナの問いに、僅かに目を見張ったツナの応えは
『闘(や)る気は…ないのか?』 でした。
その言葉に笑みを浮かべ『ある』と応えたスパナが操作をすると
沈んでいたモスカが1体、槍のようなものを突き出しツナ目掛けて突撃してきます。

両手に点した死ぬ気の炎を操り、空中で自在に動くツナはこれを撃破。
しかし、この一連の流れで、スパナはツナのデータを取ったようです。
にしても、静かに目をやるツナがとても美麗です///

構えを解き、静かに宙に浮かぶツナの前に、残り3体のモスカもまた宙に浮いたまま立ちはだかります。

『まだ壊されたいのか』 と告げるツナに返されたスパナの言葉は『172%だ』
零地点突破改で吸収した炎により、ツナの戦闘力は1.7倍になったとのこと。
人としては相当に高い数値。それでも『うちモスカのが強い』。

その言葉を引き金として、レーザー照射準備をする2体のモスカ。
しかし、その標的はツナではなく、残り1体のモスカでした。

炎を照射後、動力源を失い起動停止し落下する2体のモスカを尻目に
レーザーを浴びせられたモスカがスー○ーサイヤ人化!(違)
これが「キング・モスカ」!!!って、笑うとこです…か?(←聞くな)

スパナ操るキング・モスカがツナに攻撃を仕掛けます。
最初の1撃は防いだものの、その後立て続けに攻撃を浴びてしまうツナ。
吹っ飛ばされたツナに、攻撃の手を緩めないモスカは容赦なく攻撃し続けます。

徹底的に細部をチューンアップし、装甲は2倍、
零地点突破改から着想を得て開発した炎吸収パワーアップシステムを搭載し、
その優れたエネルギー変換効率により、戦闘力が10倍になったキング・モスカ。
スパナはそれに絶対の自信を持っているようです。
しかし、

『その計算は本当に合っているのか?』
『!?』

聞こえてきた声に驚くスパナ。
モニターの向こうでミサイルの霧が徐々にはれ、やがて現れる人影が言葉を紡ぎます。

『10倍でその程度とはたいしたことがないな』
『そいつがおまえのとっておきなら……次はオレのとっておきを見せてやるぜ』

服が少々焼け焦げ、顔に擦り傷は負っているものの、しっかりと凍った水面を踏みしめ
闘志を失わず構えを見せるツナの姿で以下次号!

目標モスカ殲滅という、囮役以上の働きをしてるツナの魅力満載の今号でした。
最後のこの展開は、対骸戦を彷彿とさせますが、燃えるので無問題。
本当にもう、かっこよいですツナ。死ぬ気の零地点突破もボンゴレ奥義の位置付けで
あることに変わりはないようで、安心しました。
しかし、この時点でこんなボロオロになってしまったら、このあとが心配です。
ツナのとっておきは…あの微妙なポーズとネーミングのあの技ですよね、やっぱり;
最後の構えが、全力でじゃんけんしそうに見えるなんて言ってませんよ言ってません。

来週号は、「ぬらりひょんの孫」が巻頭カラーなんですね。
読みきりでは面白いなと思っていた作品だけに、こちらも期待したいと。
次週も楽しみです!


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