箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

桜蘭高校ホスト部 [9] : 葉鳥ビスコ

2006-09-11 22:44:30 | 漫画[少女]
月刊LaLaにて連載中。

アニメにもなったし、白泉社でもPushされてる作品。
 # 白泉社の漫画って、結構好きなのが多いなぁ(←ぼやき)。

大金持ちの子が通う私立・桜蘭学院。
庶民でありつつも特待生として入学した藤岡ハルヒ(性別:女)は、間違えてホスト部の扉を開けてしまい、
そこで壊してしまった壺(800万)の借金返済のため、ホスト部部員として活動することになる。

理事長子息の部長 須王 環、副部長の鳳 鏡夜
ハルヒのクラスメートで双子の常陸院 光・馨、最上級生の埴之塚 光邦銛之塚 崇
一癖も二癖もある彼らという存在(+恋愛)が、部活動を通して描かれている。

新刊が出たので、早速買ってみた。
『FAXゲスト様のお部屋1』で吹いた(←ちょっそこかぃ!)
私もモリ先輩好きです。(←聞いてない)

今回は、常陸院ブラザーズがホスト部に入るまでが第1話。

「双子でも二人は別々の人間。でも双子だから二人で一人」。
この想いに対し、他人から指摘された矛盾。それに反発しつつも、
環に対しては自らその矛盾を盾にする。

そして、『その矛盾がお前達だ。それは個性というんだ』という環の言葉。
「矛盾している」と自分達がずっと抱えていた想いに気付き、明確に答えを示してくれた環に感動し、ホスト部への扉をノックする。

2話目は、ある王国からやってきた王女の話。

あまりお金持ちでない国からやってきた王女は、それを隠し、
(そうは見せないが)ひたすら我侭な態度を取り続ける。
それにひたすらつきあう環。彼にはある想いがあって…。

ハルヒにその想いを告白する環が、とっても可愛かった。
いや、もちろん王女も可愛かったですけどね?(ぉ
そして、ハルヒは男前だね!いやいや、よい女ですようん。

第3話は、そんな環が熱を出して寝込む話。
『ハルヒにちゅーしそうになった』ってことで散々悩んでたけど…
あれ、知恵熱じゃなかろうか。(←誤用ってわかってますけどね;)
(ちなみに、本来知恵熱とは、生後6~7カ月のころに見られる原因不明の発熱に対する俗称です)

『父親が我が子にちゅーをする』ことを普通だと思ってしまった彼は、
これからもハルヒの父的立場を貫いていくのかなー。
恋には何時気付くのかなーという話でした。

9巻は、何気に環にスポットライトが当たりっぱなしだったな。
彼はナルシスト気味でおばかな面もあるけど、基本お人よしで慧眼に優れてるよな。
可愛い面もあるし。ハニー先輩と違った意味で(笑/わぉ)。
先生も、ラストの本命はやっぱ彼なのかしら。

続きが楽しみだけど、少女漫画系はコミックス発売間隔が長いんだよな;
それだけがネック(><)。


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