春に「木に咲く花」といえば「桜」だが、同じように『葉より先に花を咲かせる木』にトサミズキ(土佐水木)が、ある。黄色の花なんだが桜と時期が被るので影が薄いのかもしれない。
ここは、駅前ロータリーにある大きなトサミズキ。 ※夏に剪定され、2019年の花は見られない。
<2018年3月18日>
◇ 駅前ロータリーのセンターにある。
◇ うーん、黄色いのが花なんだが………。桜に比べると、アピール度は低い。 ボクの方が目立つよね。 ちょっと近寄って見る。
◇ ホー、こんな形なんだ。言葉では、どう表現すれば良いのかなあ。
◇別な角度でも見てみよう。 トサミズキについて勉強しておこう。
【トサミズキ(土佐水木)】
◇ マンサク科・トサミズキ属。
※ 「ハナミズキ」はミズキ科ミズキ属なので全く違うんだ!
◇ 原産地:四国地方。名前が示すように土佐(高知県)の山地の石灰岩地域に多く生息。
◇ 開花期:3月下旬~4月
◇ 花:5~7個の丸みのある黄白色の小花が連なり花序になって下垂する。
【名前の由来】
土佐(高知県)の蛇紋岩地帯に自生し、葉がミズキ科のミズキ(水木)に似ていることに由来するとも言われる。
雨上がりの写真も示そう
<2018年3月19日>
◇ 路面が濡れている。ボクは雨でも散歩するよ。ん? ボクの話しではない? そうだ、トサミズキだ! 雨上がりの後は花も一段と映えるね。
◇ うーん、遠くからの方がキレイかも。
◇ 垂れ下がって咲くので、見上げてみた。ふーん、花の内側はこんな感じなんだ。
【写真一覧】
◇トサミズキ(土佐水木) 福岡県糸島市 2018年3月18日
◇ムスカリ 福岡県糸島市 2019年3月16日、2018年3月30日
◇スノーフレーク(鈴蘭水仙) 福岡県糸島市 2019年3月16日
◇ハクモクレンとコブシの違い
◇コブシ(辛夷) 福岡県糸島市 2019年3月19日
小次郎と春の草花2 ートサミズキ(土佐水木)ー