わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/08/06(水) 今日の現場

2008-08-06 23:56:56 |  Ⅴ.内外装仕上工事

水曜日は朝の寄り道です。

実は、2日連続の朝の寄り道、時間があったので、昨日も朝も、立ち寄りました。

北側からの景色です。今日も快晴、暑い一日になりそうです。
屋根の板金工事がゆっくり進んでいます。

昨日、あんまりゆっくりなので、棟梁のMさんに理由を聞いたら、板金屋さんが屋根の上で熱中症になったとか。
落ちないように気をつけてくださいね。

昨日の大雨で、前面の畑から、道路まで、土が流れ出てました。
畑も荒れてます。

ここ最近、気温が35℃を越えることは珍しくないし、雨の降り方も尋常ではないです。
中学校の地理の授業で習いましたが、日本は温帯気候だったはず。
確実に亜熱帯化してます。

昨日の畑は、綺麗に整地されてました。

次に何が植わるか楽しみです。

現場に到着。

南側からの景色は、ここしばらく変化なしです。

屋根の板金が終われば、外壁の板金工事になるはずです。

玄関から中に入ります。

朝日が気持ちいいです。

1階担当のダイトウリョウのTさんが、引き込み戸のまわりの壁を組んでいます。

下枠周りです。

アルミのVレールが、木に彫られた溝に埋め込まれました。
このレールの上を樹脂製の戸車が走ります。

上枠です。

上枠は、スリットだけです。
戸の方に付けたアルミのアングル(L字型の型材)が溝にそって走ります。
このような造作工事になると、ちまちまと手間がかかるので、時間もかかります。

こうやって見ると、建具が増えると、工事費も高くなるのが良く分かります。
建具は、手間がかかります。

2階に上がります。

みっちゃんが、棟梁Mさんの切り出した額縁(窓周りの木枠)を組み立ててます。

居間のピクチャーレールが付いていました。

Mさんと相談し、後からでもフックの追加、交換がをできるような取り付け方にしました。

居間・食堂のブラインドボックスが付いています。

シンプルな箱です。

ポプラ材で作られてます。
後からペンキで白く塗ります。

ロフトに上がります。
ロフトは変化なしです。

下を見ると、Mさん、熟考中。

食堂の仮設作業台で、造作材の加工をします。
何を、どう造るのか、図面をにらんでます。

今日もよろしくお願いします。

 


08/08/02(土) 今週の現場定例

2008-08-02 22:20:01 |  Ⅴ.内外装仕上工事

土曜日の定例です。

毎週末、土曜日の現場定例です。

冷たい飲み物の差し入れを持って現場に向かいます。

今日も晴天、暑いです。

屋根の板金工事中のようです。

9:10現場到着。

変わらない南側からの景色。
内装工事が進行中ですが、外壁の作業はまだのようです。
写真を撮っていると、現場監督のNさんも到着です。

2階に上がって定例開始です。

今日の打ち合わせは、2階の食堂でやります。

打ち合わせテーブルは、現場に搬入された内装材の石膏ボードとシナ合板です。

今週の打ち合わせ

■チェックリスト確認
・いつものリストの確認。

■提出書類
・台所机詳細図
・浴室タイル割り図と、スイッチ、給湯リモコン位置指定

■受領書類
・ガス給湯器、TES関連機器仕様書
・トイレ換気扇仕様書
・換気扇、給気口のフード、ベントキャップ仕様書

■増減リスト
・コストの増減リストは、まだ作成中。月曜日に投函してもらう。

■板金割付
・現場にて外壁板金割付後に、給気口、排気口位置の確認を行う。来週中。

■当方の宿題
・1階主寝室の収納の棚、バーの高さ指定
・ロフト階段の材料決定

■その他
・階段の踏み板は、ナラ無垢板とする(ポプラはクリア仕上げの部材としては使わない)。
・台所机横の階段吹き抜け部の床見切り。アルミアングル。
・食堂・ロフト階段、ロフト框・・・スケッチ提出
・便所開き戸枠形状確認。戸あたり幅21mm。
・主寝室収納の壁仕上げは、ビニルクロス。

などなど。
途中、休憩をはさみましたが、
本日はあまり時間かからずに打ち合わせはひとまず終了です。
ここで、現場監督のNさんは、次の現場へ。

打ち合わせ後は、気の付いたところなどMさんに指摘・質問しながら、現場をブラブラします。

コンセントボックスが付けられています。

このボックスにコンセントや、スイッチを取り付けます。

オレンジの管は、宅内LANのケーブル用の空配管です。
空配管(からはいかん)とは、カラのチューブで、このチューブの中に本物のLAN配線を後から差し込んでいきます。
水色の線は、コンセント用の電源のケーブルです。

こちらは、給水、給湯の配管です。

架橋ポリエチレン管という、フレキシブルな管を使って配管します。

配線工事が完了した部分から順に、壁にも断熱材が敷き込まれてきました。

立て掛けられている板は、窓の額縁に使うポプラ材です。

現場で加工して額縁にします。

額縁は、しゃくりをいれて、見付け(正面からみた幅)を細く見せます。
チリ(壁表面からの出寸法)は5mmを指定。

天井は、配線工事が終わり、断熱材敷き込みが完了したので、防湿シートまで貼られています。

断熱は充分してますが、天窓もあるのでロフトは暑いです。
屋根でゴソゴソ音がします。板金の割付作業をしているようです。

食堂・居間です。

床が黒いのは、遮音用のマットを敷いてあるからです。
この上から、仕上げのフローリングを釘で止めていきます。

フローリングの下には、床暖房用のマットが敷かれています。
釘を打つ際には、床暖房のお湯の配管を、必ず外して打たなくてはいけません

マットに床暖房の給湯管の位置が墨出しされています。

このラインに釘を打ってはいけません。
お湯の管を破損させれば、当然、床下でお湯が漏れます。

フローリングの割付に頭を痛めるMさん。

今回使うフローリングは、少々特殊な大きさです。

働き幅が158mm、長さが2000mmあります。なのに部屋の幅が、一部4080mmなのです。
こっぱが出てしまいます。
無駄なく、極端に短い板が出ないように、割付ないといけません。
パズルです。

といことで、当方でちょっと検討することにします。

■宿題追加 : フローリングの割付

提出された内装ボードの見本です。

OSBという、木のチップを固めたボードです。
上の目の細かい2枚が内装仕上げ用のものです。
部分的に、内装の壁仕上げにこのボードを使います。
このボードを使った壁ならば、後から、自分でピンや釘を打っても、穴があまり気になりません。

1階も見ておきましょう。
1階の木工事は、ダイトウリョウのTさんが担当中です。

まずは、主寝室。

壁に断熱材が敷かれています。
その上から、防湿シートを重ねていきます。
単純な部屋なので、現状では特に見るものなし。

お次は、もと子供部屋、現多目的室。

こちらも、状況は同じです。
壁の配線が終わり、断熱材が敷かれ、防湿シートの貼りこみ中です。
壁の防湿シートの隙間を発見しました。
当方で指示した貼り方になってません。
Mさんに指摘します。

すぐさま、みっちゃんが呼ばれ、怒られてました。
防湿シート貼りは彼の担当のようです。
ガンバレ、みっちゃん。

そんな感じで、ちょうど12時になりました。
お腹もすいたのでひとまず現場を後にします。

<午後の部>

午後に両親が久々に遊びに来ました。

昼飯後に両親と、おこちゃま現場監理員2号(1号は今日も欠席・ハシゴが恐いのか?)と4人で現場を再訪します。

8月の午後2時。

もっとも暑い時間帯。

板金屋さんが、屋根の板金工事中です。

見るからに、屋根の上は暑そうです。
そこは、逃げ込む日陰のない、この現場の中で、もっとも過酷な作業場です。

現場に到着、いえの中を案内します。

スカートの母親は、1階だけ見て、おこちゃま現場監理員2号と一緒に帰りました。

父親は興味津々で、ロフトまで上がって、いろいろ見て行きました。

ロフトに上り、「屋根の色が濃いので暑い、屋根の色は変えたほうがいい」と、のたまいます。
もう、板金工事始まってますんで、変更は無理かと・・・(^^ゞ

2階の食堂では、即席の作業台で、Mさんが窓の額縁の加工中でした。

額縁の見付けを細く見せるためのしゃくりを入れています。

Mさんは、わたしが現場を訪ねる時はたいてい、わたしと打ち合わせをしたり、チェック箇所に一緒に立ち会ってくれます。
黙々と作業をしている姿は、久々です。
細かい部材は、こうやって現場で加工します。
他にも、カーテンボックスの材料などが、大きなボードのまま、置いてありました。
ここで、カットされて、組み立てられていきます。

何度も書いてますが、本当に、「手造り」です。

家を建ててもらっているのは、お金払ってるんだから、当然のことです。
きっちりした仕事を、わたしも要求します。
しかし、実際、こうやって作業をしている現場の人間の姿をまじかで見ると、感謝の念が自然とわいてきます。
色々な技術を持った、たくさんの人間の手がかかわって、一軒の家が建っていきます。

ありがとう。