2週間ぶりの現場定例です
最低週に2回は現場に行ってますが、現場定例は2週間ぶりです。
今日も、クーラーボックスに差し入れの飲み物を入れて現場に向かいます。
ひと時ほど暑くはありませんが、今日は蒸し暑いです。
ココ最近、亜熱帯気候のような雷雨が続いてます。
異常気象です。
北側からの現場です。
建物には変化ありませんが、植物に変化ありです。
前の畑に苗が植えられました。
またキャベツです。
二毛作です。
別にわたしには全然関係ないのですが、勝手に違う作物を期待していたので、ちょっと残念です。
そして、仮囲いのツタがどんどん、成長しています。
屋根の高さまでとどきそうです。
9:00ちょうどに現場に到着です。
板金屋さんと、左官屋さんが談笑しています。
今日から、外壁の側面の仕上げ工事が始まります。
側面は、モルタルに吹きつけ仕上げです。
まずは、モルタルを塗りつける下地として、防水のためにアスファルトシートを張ります。
すぐに後ろから現場監督のNさん登場です。
2階に上がって、定例打ち合わせ開始です。
2階がだいぶスッキリ片付いてます。
今週の定例
■チェックシート確認
いつものチェックシートの確認です。
宿題がかなり片付いてきました。
■コスト増減見積受領
チェックシートの番号に対応して、着工後の変更項目の増減額が提示されました。
増減、といっても、増が多いです。
しかも、予想外に、圧倒的に、増額です。
着工してから、かなり変更したのは事実ですが、う~、こんなに工事費が上がるとは・・・・。
内心動揺しつつ、「じゃ、しっかりチェックさせてもらいます。」と言って、受け取りました。
■見本受領など
・壁紙・・・普及グレードです。ガラの無い、無難なものを選ぶ予定。
・2階壁の塗装色を来週中にこちらから提示する。・・・日塗工(にっとこう・・・日本塗装工業会の略)の色番号で指定します。
壁の色は、「白」にするつもりですが、本当の「純白」は使いません。
「純白」は、人の目には白すぎます。つまり、眩しいと言いますか、明るすぎます。
普通、内装で、大きな面に塗る「白」は、ほんのちょっとだけ、グレー系か、ベージュ系の色を加えた白です。
それが人の目には、やさしく、普通に白く見え、落ち着きます。
純白と並べて比べない限り、グレーや、ベージュが混ざっているとは分かりません。
「白」にも色々ありまして、そのあたりの程よい、「白」を選びます。
■工程表受領
・来週は、建具の戸板の打ち合わせを現場で行います。
■その他
・棚ブラケットの確認。・・・図面再提出。LAMPのステンレスアングルを使う。
・天井ボード張りの一部やり直しのお願い。・・・みっちゃんの荒い仕事の部分。
以上、手短に定例終了。
Nさん、次の現場へ向かいます。
わたしは残り、現場の中を見て回ります。
棟梁のMさん、追加の図面のチェック中です。
2階が片付いている理由が分かりました。
フローリングが貼られています。
床に積まれていた石膏ボードや、壁に立て掛けられていたフローリングが、施工されたので、スッキリしたのです。
ナラのフローリングです。
いい感じです。
フローリングは、床暖房対応、広巾、長尺・継ぎなし、を条件に選びました。
その条件だと、無垢材ではなく、3層フローリングが最適です。
3層フローリングは、無垢フローリングの風合いを持ちつつ、合板フローリングの持つ縮みにくさ、そりにくさを、併せ持っています。
唯一の短所は、価格。
高いです。
高価なので、貼るのは、食堂と居間だけに限定します。
他の部屋の床は、塩ビタイルや、シナベニアでコストダウンをはかります。
フローリングをうっとりと眺めている横から、みっちゃんが傷つかないようにどんどん養生をしていきます。
すぐにカバーされて見えなくなってしまいました。
残念。
養生で見えませんが、居間のフローリングも張られているはずです。
1~2階の階段の踏面(ふみづら)に使う、なら無垢板です。
フローリングと板目を合わせています。
厚み30mmの板が、工務店さんの在庫にあったので、それを使うことにしました。
なかなか、シッカリした材です。
この板、実は、一枚板ではありません。
はいであります。
つまり、細い2枚の板を接着して、幅の広い板材にしています。
幅の広い一枚板は、なかなか高価になりますので、板を「はいで」広幅の板材にする手法がよく取られます。
ちょっと見には継ぎ目は分かりません。
食堂の窓から外を眺めます。
窓の左手にツタが見えます。
ついに、この高さまで伸びてきたか。
外の畑は、キャベツの苗。
キャベツの収穫が早いか?家の完成が早いか?
1階に下ります。
多目的室はボード工事が完了しています。
主寝室へ。
定点観測可している、主寝室の窓。
主寝室で変化があるのは、窓から見えるツタだけです。
窓からの景色が、葉っぱに遮られつつあります。
納戸に天井が貼られました。
壁は、OSBを貼ります。
外に出ます。
「ラス」が積まれていました。
いえの側面の壁のモルタル塗りの下地に使います。
外壁の極めて標準的な工法で、「ラスモルタル塗り」と言います。
この金網状のラスを、壁の外壁合板に釘を使って、ちょっと浮かせて止付け、上からモルタルを左官し、ラスをふせこんでいきます。
モルタルがラスにからんで、ひび割れや、滑落防止になります。
その上から、塗装を吹き付けて仕上げます。
先週指摘した、一部板金のやり直しも完了していました。
ちょっと青空が見えてきました。
午後は床屋に行くので、これにて失礼。
みなさん、今日もよろしくお願いします。