夜の現場
昼間に現場に行った時に照明が点いたので、早速夜に現場を再訪問です。
設計段階では、照明器具の明るさなどを、仕様書で確認して、ある程度は予想して器具配置します。
でも、正直、実際に点けてみないとどんな感じになるかは、分かりません。
ありがちなのは、照明器具の付けすぎです。
欲張って、または、不安になって、照明器具がついつい多めになるのは避けたいところです。
わたしのいえでは、基本照明で全体をある程度明るくして、補助の照明器具でそれを補う方針です。
つまり、全体を照らす基本照明は、本を読むには少し暗いくらい、の明るさでいいのです。
本を読んだり、作業をしたりで、より明るくしたい場所には、それ用の照明器具を足して明るくします。
こんな照明の考え方を、「タスク・アンビエント照明」といいます。
作業域を照らす照明=タスク照明
全体を照らす全般照明=アンビエント照明
これらを組み合わせて、どこでも、かしこでも、明るくするのではなく、メリハリのある照明計画すると、部屋の雰囲気が良くなると思います。
まずは、アンビエント照明を付けすぎない、明るくしすぎないよう、計画したいものです。
全般照明は、これくらいの明るさ(暗さ?)でいいんじゃないでしょうか。
電球色の蛍光灯がいい雰囲気です。
これに、お気に入りの照明器具を、インテリアとして買い足していくのも、楽しい作業です。
明日は、ヤマギワのショールームに行って食卓にぶら下げるペンダント照明と、他、スタンド類を物色する予定です。
ちなみに、工事中の電気代は、工務店負担になります。
あんまり長居して電気を使うと、迷惑をかけてしまいます。
早めに切り上げましょう。
専門のデザイナーがいるくらいですから。
照明器具のカタログの数値を参考にするしかないのですが、イマイチ、ピンときませんし。
まぁ、気持ち控えめで、ちょうどいいと思って間違いないです。
まぶしすぎず、温かみのある照明。
落ち着きますよね。すばらしいです。
でも、住めばボロボロになりますよね。
ボロボロになって、そこで「味」を出せれば言うことなしなんですが・・・。
昔の民家や、シッカリした和風住宅だと、年月を経ると趣が出ますが、今時の住宅だと、なかなか難しいですね。
我が家なんかボロボロっすよ・・。
本当は、間接照明なんかを工夫すると、もっと楽しい照明計画ができると思うんですが、いかんせん、コストが・・・。
確かに、当初の予定を変更して、梁を真っ白に塗装しなくて良かったです。
今日、ヤマギワのショールームで照明器具を見てきましたが、イマイチ、ピンとくるものが無くて、決定打出ずでした。
・・・それに、全部、非常ぉ~に、お高い・・・(^^ゞ
木目を残した梁が映えます。
ホンマええ感じ。