久々の現場定例
現場への道中、自動販売機で、現場用に冷たい飲み物を大量に購入し、クーラーボックスに入れて、現場入り。
9:00から現場定例開始。
快晴です。梅雨は明けたのでしょうか。
暑いです。
トラックの荷台に、コンパネを敷いて机代わりにして打ち合わせ開始。
立って打ち合わせしているだけで、汗がたらたら、垂れてきます。
首に巻いたタオルが、見る見る、湿ってきます。
本日の定例打ち合わせ内容:
■外壁サンプル受領
外壁ガルバリウム鋼板の大判サンプルを受領。
ギングロ、チャコール、ライトグレーの3色。
最初から第一候補だった、ギングロがやっぱり、良さそう。
■電気配線工事施工図
電気配線工事の担当者と図面の打ち合わせ。
屋外では、白い図面が眩しいです。
・施工図受領。
・換気口位置確認。
当方の宿題:
・浴室スイッチの系統の見直し。
・外壁入線ボックス(外部から電線などを建物内部に入れる部分の雨避けカバー)の位置、配列。
■外壁竪ハゼ吹きの板金の打ち合わせ
板金工事の担当者が来ていたので、板金工事の仕舞(どのように曲げて、納めて、見せるか)の打ち合わせ。
・板金下地の構成。
・水切り端部の仕舞。
・出隅、入隅コーナーの仕舞。
・屋根けらばの納め。
・サッシ水切りとの仕舞。サッシの水切りは、確かについていると、防水上は安心だが、あんまり見栄えが良くないので、デザイン優先で水切りなしで納めることに決定。
昨晩の状態。水切りが付いていると、ちょっと窓周りがウルサイ感じがします。
水切りをとってしまいました。
これで、スッキリ。防水シートと、板金だけで納めます。
板金の割付は、現場で板金用の墨を出してもらってから、現場で最終確認します。
■その他受領書類
・2週間工程表:7月いっぱいの工程表。来週には、1階床下の給排水配管工事。再来週には、外壁仕上げなどなど。
・コンクリート配合計画書:今となっては、どうでもいいくらい遅いが、一応、書類受領。基礎コンクリートをどれくらいの強度を目標にして、配合したのか分かる、コンクリートの設計書。
打ち合わせ終了、ちょうど10:30の午前中の休憩時間となりました。
わたしの買ってきた飲み物を皆で飲みながら、日陰で休みます。
現場の中では飲み食いしないきまりなのでしょうか、皆、敷地の外に出て、路上に座り込んで休憩です。
ここで、現場監督のNさん、電気屋さん、板金屋さんは、現場退場。
わたしは後に残って、棟梁のMさんと、木工事の細かい打ち合わせ。
2階に上って、あれこれ、細かい打ち合わせします。
・窓額縁の納め。できるだけ、枠は細く。
・階段の納め。片持ちの持たせかた。
・天井回り縁の塩ビは無しに変更。できるだけ、シンプルに。
他、最近の木造住宅工事の事情、昔と今の工法の違いなど、話をします。
初対面の時は、無口な頑固者、しばらくたって、単なる口下手、と思っていたMさんですが、これも少々、違いました。
話をすると、穏やかに、そして、ゆっくりと、結構しゃべります。
話ぶりから、大工さんという仕事が好きなんだなぁ、と分かります。
日陰で、風通しもよく、快適です。
最高に楽しい時間です。
サッシが入っています。
サッシを建てつけてます。
これが、前にも書いた、釘です。
左の黒い釘が、構造用に重要な箇所に使う(使わなくてはいけない)N50釘です。
右の金色の釘が、一般的に木軸を止め付けるのに使う、NC50です。
釘の頭の大きさ、太さが、構造用のN50の方が大きく、太いです。
見た目で、丈夫そうなのが分かります。
どちらも、エアーガンで打つので、こんなカートリッジ状に巻かれています。
Mさんを2階の残して、ロフトに登ります。
今のうちに、聞いておくことが他に無いか、図面を眺めるMさん。
ロフトはキモチイイです。子供部屋にするのが、もったいない。
打ち合わせを済ませ、現場を離れます。
帰り道、現場を振り返ると屋根で作業する若者大工さんが見えます。
屋根の端部のディテールを決めたので、そのディテールにあわせて、最終調整しています。
防水シートをめくり上げて、屋根下地合板の端部の余分をカットしているのでしょう。
家にもどり、昼飯を食べ、銀行ローンの休日相談会に行き、帰宅。
夕方、現場の棟梁Mさんから携帯電話。
「カーテンボックスの納めなんですが・・・・」
図面上、うまく納まっていない箇所をどうするのか、わざわざ電話してきてくれました。
室内の見栄えに影響があるので、勝手に作ってしまわれるのは困ります。
大事な箇所を、こうやって事前に聞いてきてくれるのは、本当に助かります。
さて、図面を修正しなくては・・・。
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