あけぼの子どもの森公園と川越・菓子屋横丁
最近は、自転車雑誌を買わずに、バイク雑誌ばかり買ってます。
その中で不定期購読している「培倶人」という雑誌は、ツーリング関係の記事が充実しています。
今月号のツーリング記事に載っていた公園が楽しそうなので、家族で車でお出かけです。
最初の目的地は、あけぼの子どもの森公園です。
ムーミン村をモデルにした公園で、記事に掲載されている写真を見るに、その中の建物のがとにかく凄そう。
到着、駐車場に車を停めると、早速、目の前にムーミン村が出現。
氷がはっているような寒い朝ですが、元気に走ります。
その名も、「ムーミン屋敷」。
北欧のおとぎ話の屋敷というよりも、なんとなく、アントニオ・ガウディ・チックですが、まぁ、良くできてます。
地下1階、地上3階くらい?
靴を脱いで中に入ります。
スキップフロアになっていて、完全に木造の内装で、温かみがあります。
あちこち、中を探検。
窓は、アール・ヌーヴォー。
暖炉の火が暖かいです。
パンとか、ピザとか、焼いてみたい。
手すりは鋳鉄製。
彫刻の趣さえある、工芸的な美しさ。
ほんと、良くできてます。
森の公園の中には、他にも建物がいくつか散在しています。
おぉ、これは正に!
ヤツが、釣り糸を垂れ、ギターを弾いてそうな建物。
メルヘンです。
人工的に造った小川も流れています。
ムーミン谷に下りてきたみたい。
公園の管理事務所も、アール・ヌーヴォー全開。
不思議な建物の中を探検し、気持ちのいい森の中を徘徊し、十分楽しんで、無料!
凄いぞ、飯能市。
お次の目的地は、小江戸・川越。
森の公園から30分ほどで到着。
ここにも趣のある建物が並んでいます。
街道の両側に、蔵造りの建物が軒を連ねてます。
おしゃれな土産物屋がならんでいますが、そんなものには目向きもせずに目的地へ一直線。
路地を曲がって辿り着いたのは、菓子屋横丁。
串団子やら、お好み焼きやらを立ち食いして小腹を満たした後は駄菓子屋さんに直行です。
ビニール袋に好きな飴を詰め込みます。
袋一杯取り放題だと思って、「好きなだけ取っていいぞ」と娘2号にけしかけます。
嬉々として飴をすくい上げる娘2号。
よくよく、説明を読むと、従量制でした。
「しあわせ!」
好きな飴を詰め込んだ袋を持って、娘2号の弁。
たった200円で「しあわせ」なら安いモンです。
また来ようね。
民間施設なら、併記で1000円くらい入場料とりそうなところです。
子供も楽しんでましたが、大人のわたしも、建物の出来のよさにちょっと興奮しました。
キッチンとか、食堂もあって、最高に居心地よさそうでした。
子供たちは、かくれんぼで、大はしゃぎでした。
そう言われれば、子供たちはどれだけムーミン知っているか、不明です。
岸部今日子が声優やってたなんてのは、知らないでしょうね。
200円で幸せが買えるうちに、たくさん買っておいてあげましょうかね。
しかも無料なんてスバラシイ!
建物のデザインや雰囲気は子供にもイイ刺激になるような気がします。
宝クジが当たったらこんな家に立て替えたいものです。設計して下さいね
すばらしい!
ところで子供たちってムーミンを知ってるんですか?
ウチの子らはたぶん知らないはずです。
200円のしあわせ。いいですね。
年齢を重ねるにつれ、0が1つ増え、2つ増え・・ですね(笑)