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わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

12/10/03(水) また、試乗

2012-10-03 22:53:54 | バイク

2週続けて、試乗三昧

夏~初秋のスポーツ大会参加集中月間を終え、興味が、またまたオートバイに移行してきます。

ということで、先々週末の土曜日、先週末の土曜日と、2週連続、2つのハーレー販売店で、試乗です。


まずは、先々週末の土曜日。

はじめに乗ったのは、この日お目当てのハーレーダビッドソン、スポーツスターXL1200CA

コレに乗りたくて、わざわざちょっと離れた販売店までやって来たのです。

XL1200Cをベースにした、今年の新作メーカー・カスタム・バイクです。

ドラッグバータイプの一文字ハンドルにミッドコントロールのステップで、ちょっと前傾猫背で乗ると、気持ちもちょっと高ぶります。

タンクのカラーリングが、ナスカーをイメージしたとのことで、アメリカンで、ちょっとレトロなレーシーで、いい感じです。

前輪タイヤは、一番候補のフォーティーエイトと同じく16インチのファットタイヤでイカシテます。

アルミキャストホイールが、これまた、いい。

そして、何より、この後ろからのボリュームのある姿、セクシーでたまりません。

う~ん、カッコいい!

でかいタンクは、スポーツスターには似合わないとずっと思ってましたが、これはカッコいいです。

こっちもいいなぁ~。

迷いますね。

 

お次は、ソフテイル・ファットボーイ・ロー

YAYAさんが乗っているのと同じ種類のバイクです。

ターミネーターで、シュワルツネッガーが乗り回して、一躍人気になりました。

ソフテイルシリーズの特徴で、リアサスペンションが隠ぺいされていて、一見リジットに見えるシンプルなフレームデザインがいいですね。

これまた、太い前輪タイヤと、ディスクホイールがイカシテマスね。

足元は、フットボードスタイルで、ゆっくりとクルージングするにはぴったりです。

後姿も、どっしりしてます。

後輪もブットイです。

シフターは、フットボードの上の、シーソータイプで、かかと落としで、ガシャン、とシフトアップすると、気分が出ます。

カッコいいし、二人乗りもできるし、エンジンフィールもスポーツスターよりパワーがあって、ギアを気にせず流せます。

押すと滅茶苦茶重いですが、走らせれば、とっても乗りやすいです。

スポーツスターではなく、ビックツインなら、これですね。

でも、価格が・・・。

 

 

そして、先週末の土曜日は、いつも行ってる販売店へ。

試乗するのは、大本命のハーレーダビットソン・スポーツスター・XL1200X・フォーティーエイト

フォーティーエイト・・・。

別に、アキバのどこぞの女子グループの人気にあやかったわけではありません。

このバイクの特徴たる、ピーナッツタンクと呼ばれる超小型のフューエルタンク(容量わずかに7.9リットル)を付けたバイクが1948年にデビューしたので、その年にあやかって銘銘された愛称です。

早速、試乗手続きをして、販売店前から発車。

今回は、都合4台目のハーレーの試乗でもあり、ハーレーの中では小型の1200ccクラスのバイクなので、特に緊張感もなく、試乗を楽しめました。


試乗のコースに自宅前を取り入れ、自宅前のキャベツ畑の前で途中下車します。

いえの窓から、家族にわたしの雄姿をみてもらおうと、携帯電話で自宅へ電話します。

電話に誰も出ません。

留守電になってしまいました・・・。

みんな、近所の神社のお祭りに出かけたようです。

 

・・・。

 

仕方なく、一人でフォワードステップの乗車姿勢を記念撮影。

レンタルヘルメット姿が全然イケテナイです。

でかい頭のわたしには、クラシカルなジェットヘルは似合わないみたいです。

バイクは、文句なしに、イケテます。

ファットな前輪、小ぶりなピーナッツタンク、低く抑えられた車体、カッコいいです。

ミラーがハンドルの下にぶら下がってます。

1名乗車のシングルシートです。

試乗したバイクのタンクカラーは、ディープブルーです。

買うなら、レッドか、ブラックか・・・。

余分なものを削ぎ落とした後ろ姿。

文句なしに、カッコいいバイクです。

これが、メーカーカスタムとはいえ、「つるし」のバイクなんですから、ハーレーってのは懐の深いメーカーです。


で、先々週浮気した、XL1200CAとの比較。


乗り心地は、良くないです。

短い乗車時間だったので、苦痛を感じるほどではありませんが、リアサスが動いてくれてないことを、走行中に感じます。

見かけ重視で、ストロークを削ってローダウンしたサスペンションなので、ゴツゴツしています。

アメリカ人の標準体重85kgに合わせて設計されているらしいですから、こんなに固くて、動かないサスペンションなのでしょう。

まぁ、自転車よりは乗り心地はいいですが。

XL1200CAは、これに比べればサスストロークもあり、シートも厚めだったので、乗り心地は良かったです。


タンクが小さいので、ニーグリップはできません。

この小さなタンクが、このバイクのアイデンティティーですが、7.9リットルという容量は少ないです。

あまたのXL1200X乗りが、ツーリングの時に、残燃料を常に気にしないといけない、とブログで書いています。

XL1200CAは、タンクがボリュームあるので、しっかりニーグリップできて、コーナーとか曲がりやすかったです。

タンク容量もあるので、ツーリングにも向いてます。

 

バンクさせると、ステップをする前に、簡単にマフラーを摺ります。

XL1200CAは、ステップを摺りました。

どっちもどっちですが、比較すれば、XL1200CAの方がフォーティーエイトよりはバンク角がありそうです。


あと、私には、ハンドル位置がちょっとだけ遠い感じです。

ハンドル位置の遠さ加減は、XL1200CAと同じ感じでした。

指二本分くらい、手前に来て欲しいです。

ハンドルは、カスタム用にアフターマーケットであまた出てますから、交換すれば問題ないでしょう。


全体のフォルムを低く見せるために、わざわざハンドルの下側に付けられたサイドミラーも、思ったほど視認性は悪くなかったです。

XL1200CAのドラッグバーハンドルに付いたミラーの方が、二の腕が映りこんで、後方が見にくいくらいです。

まぁ、どちらにしても、慣れの問題の範囲かと。


心配していた、フォワードコントロール(足を前に投げ出す位置についたステップ)ですが、とくに違和感なく操作できました。

わざわざ、これをミッドコントロールに交換する人もいるようですが、とりあえずは、このままでも操作は問題ないし、こっちの方がカッコいいから、はなからステップ位置変更ってのは、必要ないと感じました。

何より、ちょと猫背の前傾姿勢を取り、足を前に投げ出した乗車姿勢で、股間に振動するVツインエンジンを感じながら、アクセル一ひねりで、ドルドルドルッ、と加速している時は、自分イケテルんちゃうの、って感じがして気分がいいです。

ゆっくり乗っていても、楽しいバイクです。

・・・というか、このバイクでコーナーを攻めるなんてのは、正気の沙汰ではないでしょう。


試乗してみての結論。

XL1200CAと比較して、フォーティーエイトが優れている点は、たったの一つ。

カッコいいです。

XL1200CAもなかなかカッコいいですが、フォーティーエイトの方が、より、カッコいいです。

 

乗りやすさを犠牲にしてまで、こだわったカッコよさに軍配。


やっぱり、このバイクがいいですね。

 


12/07/16(月) ハーレーダビッドソン試乗

2012-07-16 20:24:44 | バイク

ハーレーダビッドソン ローライダー 試乗

こんなに簡単に乗せてもらっていいんかなぁ?

って、不安になるくらい、簡単手続きで、すぐに試乗できました。

 

販売店の営業さんから、携帯電話に留守電が入ってました。

「免許の併記はすまされましたか?試乗にお越しになられませんか?」

おうとも、試乗させてください!

ということで、自転車に乗って、近所の販売店に向かいます。

営業さんとひとしきり話した後に、早速、試乗させてもらうことに。

わたしの欲しい、スポーツスターシリーズの試乗車はないので、他のグレードのバイクを試乗します。

試乗するバイクは、ダイナシリーズの、ローライダーというバイク。

排気量1580ccのビッグツインエンジンをフレームにラバーマウント(エンジンをゴム板を挟んですえつけている)しているのが特徴です。

アイドリング時には、エンジンがドコドコ、ブルンブルンと揺れるのが魅力の、とってもハーレーらしいバイク。

免許証の番号を書類に書いて、手続き終了。

ヘルメットは、迷わず、XLサイズを借りて、準備OK。

試乗コースは、どこなんだろう?

「りりすけさん、このあたりの道はよく知ってますよね?」

「ええ、まぁ・・・」

「試乗コースって、特に決まってないんですよ。だいたい、みなさん、この道をずーっと行って、この辺で回って、この辺から帰ってきます。」

「はぁ・・・。」

「こっちから戻って、ここから戻ってくる方もいます。まぁ、適当に好きなところを、ご自由に乗ってきてください。」

「えぇ・・・。」

 

考えてみれば、大型自動二輪の免許取ってから、3週間以上バイクに乗ってないし、そもそも公道をバイクで走ったことなんて一度もないし・・・。

こんな気軽に、こんなわたしが、排気量1580ccのバイクを公道で乗っていいのでしょうか。

少々不安な気持ちを抱えつつ、バイクにまたがります。

股下にエンジンの振動を感じます。

「いってらっしゃ~い!」

ニュートラルから、ローギアにギアを入れます。

「ガシャン!」という大きめの、小気味よい音がします。

アクセルを開け、ギアをつないで、営業さんに見送られて、無事発進。

トルクがあるので、発進はとっても楽です。

 

ギアをセカンドに入れ、加速。

おお、パワーがあります。

「ドルドルドルゥ~!」

エンジンが唸ります。

さらにサードに入れると、知らないうちに60キロちょっと出てました。

ちょっと速すぎです。

スピードを落とし、2000回転ちょっとの低回転で、エンジンをドコドコいわせて通りを流して走ると、いかにもハーレーに乗っている、って感じで楽しいです。

すぐに操作に慣れ、ライディングを楽しみます。

交差点で止まると、アイドリングの振動が、これまた、気持ちいいです。

ビックツインのエンジンがブルンブルンと揺れ、フレームを介して全身に振動を伝えます。

ハンドルもブルブル震えて、腕に振動が伝わってきます。

ハーレーって、きっと、この感じがいいんでしょうね。

また、交差点で待っている時の、股下からの熱気も半端ないです。

ストーブに乗っているみたいな感じ。

空冷エンジン、熱いです。

排気量があるので、発進加速も凄いです。

セカンドでスロットルを思いっきり開けると「ドゥル、ドゥル、ドゥルゥ~!」と一気に○○キロ(自粛)まで加速します。

嗚呼、快感。

交差点で、先頭に止まるのが楽しいです。

止まって待っている間、ドルドル唸るエンジンの振動を感じながら、横目にウィンドウに映ったバイクにまたがる自分の姿に惚れ惚れします。

青になると、アクセルを思いっきり開けて、加速Gとエンジンの唸りを全身で感じます。

ストップアンドゴーを楽しみながら、40分ほど近所の道を走って、お店に戻ります。

 

とても楽しい試乗でした。

1580㏄という数字に少々ビビってましたが、乗ってみるととても扱いやすいバイクでした。

「思ってたよりも、乗りやすいですね。」

「そぉでしょぉ~。」

楽しかった試乗で、少々テンションアップで、営業さんと話が弾みます。

話が弾んだついでに、見積書を作ってもらうことに。

直近で購入する予定はないのですが、カタログに載っている金額以外の、諸費用などを知りたかったので。

ETCなどの最低限のオプションと、諸費用込で、さてナンボ。

10分ほど待たされて、見積書が出来上がりました。

 

 

・・・。

 

 

ローンの期間と、毎月の返済額の数字をみて、試乗の熱が一気に冷めて、現実に引き戻されました。

 

これは、きびしい・・・。

 


12/07/06(金) 大型自動二輪車免許取得

2012-07-07 01:06:04 | バイク

大型自動二輪免許取得

本日、会社を抜け出して、免許の併記手続きをしてきました。

職場にて午後一番の打ち合わせを、ソソクサと切り上げ、会社をコッソリ離脱、電車とバスを乗り継いで、府中運転免許試験場へ向かいます。

 

試験場では、最初のカウンターで、卒業証明書、免許証を提示し、「おめでとうございます」と声をかけてもらい、併記申請書を作成してもらいます。

申請書に写真を張り付け、必要事項を記入し、適正試験へ。

適正試験といっても、視力検査のみです。

左目、右目、両眼の試験を、それぞれ、「Cの字」1個だけの判読試験=即ち、最低視力以上かどうかだけの検査、で速攻終了です。

お次は、機械にICチップ用の暗証番号を打ち込んで、暗証番号をバーコード化した用紙を作成します。

次に向かうカウンターで、免許発行料の3800円を支払います。

つい一ヶ月前に3800円払ったばかりなのに・・・。

最後に、トイレに立ち寄って容姿をチェックしてから、写真撮影の部屋に向かいます。

撮影の前に、機械に、先ほど作成したバーコードを読み取らせ、青バックの椅子に座って、背筋を伸ばして、アゴ引いて、パシャリ。

手続き完了です。

あとは、外のベンチに座って、読書でもしながら、長々と待つのみ

 

1時間ほど待って、そろそろ時間ということで、免許を発行する別棟の建物へ入ります。

 

2012年7月6日(金) 16:35 「○○○番、○○区、りりすけさん!」と呼ばれ、向かったカウンターで、免許を受け取ります。

ついに、ゲットしました。

大自二=大型自動二輪車

免許証の自分の写真が、自分が思っている以上に老け顔なのを除けば、大満足。

しかし、こうやって改めて見てみると、まだまだ空欄がたくさんあります。

運転免許の種類ってたくさんあるんですねぇ。


さぁ、これで、どんなバイクも運転することができるようになりました。

問題は、手元にバイクがないことです。

しばらくは、いろんなバイクを試乗かな。

 


12/06/23(土) 大型自動二輪卒業検定&授業参観

2012-06-23 23:06:55 | バイク

卒業検定試験と、その前に授業参観

とったどぉ~!

ガッツポーズ。


08:45 授業参観 

今日は、娘たちの授業参観日です。

わたしのいえにまつわる家族のトピックをツヅルという趣旨で始めたこのブログです。

当初の趣旨に従えば、娘たちの授業参観は、格好のブログネタですが、今日のわたしにとっては、そんなことはどうでもいい・・・。

・・・とまでは言いませんが、今日の主題は、やっぱり、バイクです。

アシカラズ。

 

朝一番は、娘たちの小学校に行き、まずは娘2号の一時間目、国語の授業を参観。

ヨシヨシ、なかなかがんばっとる。

お次は娘1号の授業、二時間目の算数の授業を参観。

ヨシヨシ、こっちもがんばっとる。

以上、授業参観終了。


そのまま、自転車で向かうのは、自動車教習所です。

そう、今日はいよいよ、大型自動二輪卒業検定なのです。


11:30 受付

カウンターで、免許証のチェックを受け、卒業検定試験の申し込み最終確認です。

そのまま、受験者全員、試験官に引率されて、コース内の小部屋へ向かいます。

今日はたくさん受験生がいます。

ここで、卒業検定の手順、コースの説明などのブリーフィングを受けます。

普通自動二輪の卒業検定の時と同じ手順なので、特にとまどいはないが、やはり少々緊張します。

試験コースは、No.2コース。


12:00 卒業検定試験

グループ分けのために、試験官から名前を呼ばれます。

受験生は総勢15名。

内、大型が7名、普通が8名です。

大型自動二輪が2グループ、普通自動二輪が2グループの、4つのグループに分かれます。

「りりすけさん!」

試験官から、一番最初に呼ばれてしまいました。

グループの一番で受験ということです。

「りりすけさん、まずプロテクター付けて準備してください。」

早速かぁ・・・。

緊張感が高まります。

考えようによっては、この緊張感も楽しいもんです。

まぁ、普通自動二輪の卒検の時は、グループで一番最後の受験でしたが、どっちがいいかというと・・・。

う~ん、微妙です。

強いて言うなら、最初の方がマシかなぁ、などと考えながら、身支度整えて準備完了です。


小部屋からコースに出て、前から3番目に並んでいるバイクの脇に立ちます。

卒業検定開始、前の2台が発進、2名の試験官もその後を追走します。

前の車両と間をあけるため、そのままちょっと待ちます。

「じゃ、りりすけさん、開始しましょう。」

試験官の合図で卒業検定試験開始です。


大げさに後方確認して、バイクにまたがり、ミラーに手を添え、調整するフリしてから、キーをON、クラッチ握ってエンジン始動、ギアをローに入れて、ウィンカー出し、後方確認、スタート・・・。

丁寧に、丁寧に、運転します。

まず、交差点を右折、次の左折に備えて、道路左側端に寄せてコースを取り、一時停止。

左右確認し、左折、コース外周路を走行し、障害物を避け、左折し、踏み切り前で一時停止。

踏み切り渡って、左折、交差点が赤信号なので停車。

心臓がドキドキしているのが分かります。

大きく深呼吸して青信号になるのを待ちます。

青信号でスタート、交差点を越えから、左側単に寄せて、左折。

S字を抜け、再び障害物を避け、坂道発進のため坂道ポールで一時停止。

後方確認し、ちょっとだけ大きめにアクセルを開け、クラッチをゆっくり動かし、動力が伝わったのを股下に感じてから右足のリアブレーキを解放、坂道発進成功。

外周路に出て、直ぐに左折。

大回りにならないように最徐行しながら、リーンアウト気味で上手く曲がれました。

中央路を直進し、またまた交差点が赤信号。

信号待ちで深呼吸して、再発進、交差点を越えてから右に車線変更し、左折して狭路クランクへ。

狭路クランクは2速半クラッチでスピード調節しながら、外周路を右折・・・。

あぅ!!!

右から、他の受験生のバイクがやって来るのを確認するのが遅れて、クランク出口で慌ててブレーキ、両足をついてしまいました。

これは、かなりヤバイ。

ローギアに入れてから再発進、右折して外周路を走ります。

あぁ・・・、確実に減点されたな。

でも、気がつくのがあと一瞬遅かったら、多分一発アウトでした。

ギリギリ減点で済んで良かったぁ・・・。

過ぎたことは気にせずに、次に集中です。

車線右側端に寄せてから、右折、見通しの悪い交差点で一時停止。

ここの左折を小回りするのが苦手です。

顔を出して、右側を確認してから、発進します。

リーンアウト気味にバイクを倒しながらローギア半クラッチで、左小回り成功。

外周路へ左折・・・。

油断して、この簡単なパートの左折がちょっと大回りになります。

気にしない、気にしない。

外周路へ出て、40km/hまで加速します。

そのまま車線左側端に寄せて左折に備えてから、断続ブレーキで減速して左コーナーを曲がり、左折、即右車線に移り、交差点を右折。

右側の車線の右側端に右折を終了させて、外周路をさらに右折し、特別課題コースに向かいます。

一時停止して、試験官の合図で、特別課題開始。

まずは、スラロームを慎重にこなし、最後のパイロン通過後すぐにアクセルを思いっきり開けて急制動のために40km/hまで加速します。

パイロン通過、ブレーキ、減速、左足を出して着地、制限内に上手く止まれました。

次は波状路走行。

これも上手くクリア。

そして、最後は平均台。

平均台は、落ちれば一発不合格になる、最後の鬼門です。

落ち着いてスタートし、ローギア半クラッチでゆっくり進みます。

あぁ~、いつもよりスピードが出ている感じがします・・・が、まぁいいや、平均台から落ちるのイヤだし、このまま行っちゃおう・・・。

クリア。

ちょっと早かったなぁ。

規定の10秒以上は満たしていないのは確実ですが、さて、いかほどの減点か・・・。

リアブレーキ使って、ちょっと減速すれば良かったかなぁ・・・。

などと考えながら、コースに戻り、最後に右折して、発着場に無事帰還。

ポール位置にバイクを停めて、ギアをニュートラルにしてから、エンジンオフ、後方確認してから下車、スタンド掛けて、終了!

ふぅ~、終ったぁ・・・。


小屋に戻り、プロテクター、ヘルメットを脱いで、あとは待ちます。

待っているとイロイロ考えてしまいます。

狭路クランクの出口の両足着地は確実に減点されているはず。

あと、平均台も規定時間に満たないから減点されているはず。

さて、100点満点中、70点で合格だが、いかほどの減点か???

多分大丈夫だ思うが、あぁ~、大丈夫であってくれぇ・・・。

全員、試験終了し、本館に戻り、発表を待ちます。

 

13:15 合否発表

小部屋に呼ばれて、合否を聞きます。

「りりすけさん、おめでとうございます。」

合格です。

あぁ、良かったぁ~。

「狭路クランクで両足ついたのと、ここの左折でちょっと大回りになったのが減点です。」

「スラロームも規定の7秒をちょっと超えました。平均台は8秒台でした。」

結構減点されているはずですが、合格したので、結果オーライ。

心の中でガッツポーズをしてから、部屋を出て、卒業証明書の授受のために、また別室へ向かいます。

2階の教室に入り、合格者全員が揃うのを待ちます。

普通自動二輪の時と同じ担当者が、卒業証明書発行の手続きなど説明をしてくれます。

今日は、15名受験して、13名が合格だそうです。

不合格になったのは、2人とも大型自動二輪の受験生です。

全員揃い、アンケートなど書かされて時間を調整しているうちに、卒業証明書が届きます。

名前を呼ばれて、卒業証明書が配られます。

「りりすけさん」

「ハイ!」

印鑑を持ってくるのを忘れたので、サインをして、卒業証明書を受け取り、全ての手続きが終了です。

担当者に挨拶をして、教室を出ます。


そのまま帰るのがとっても忍びないです。

もう一度だけ、最後に、バイク教習の専用コースに向かいます。

ちょうど、教習が始まるところでした。

ゼッケンを着けた教習生がたくさん、指導員に引率されて、バイクの駐輪場に向かってきました。

いままでなかったような大人数です。

そろそろ大学生が夏休みに照準を合わせて教習申し込みをしてくる、ハイシーズンなのかもしれません。

ベテランI指導員と目が合い、会釈します。

「合格、おめでとう。」

「ありがとうございます。お世話になりました。」

「で、バイク買うの?」

「いえいえ、まだまだ先のことになりそうです。それでは。」

一番挨拶したい人に、挨拶できました。

目的を果たしたので、バイクコースを後にします。


2ヶ月と1週間。

普通自動二輪免許に申し込んで最初の技能教習を受けたのが、まだ肌寒い、4月14日でした。

本日、大型自動二輪卒業検定を合格し、大型自動二輪免許取得の権利を得ました。

毎時の教習は、どの課目も、全てが新鮮な体験で、ドキドキ、ワクワクの連続でした。

とても楽しい2ヶ月間でした。

卒業検定合格は、そりゃぁもちろん嬉しいですが、終ってしまうは、ちょっと寂しくもあります。


駐輪場。

朝一番の時限の教習に行くと、たくさん並んだバイクが暖気運転中で、無人なのに、エンジン音が鳴り響いていました。


バイク専用コース。

しつこいくらいに、スラロームとか平均台とか、練習しまくり、ズボンの股間に汗染みができました。


バイク教習専用待合室。

誰もいないときに、こっそりと、「Girls Biker」という女性バイク雑誌を盗み読みしてました。


本館受付。

受付の女性陣は、容姿で採用を決めているのでは、と思うくらい、皆さん美人ぞろいでした。


本コース。

広々しています。

教習の最後に時間調整で外周路をスピードを出してグルグル回るのが、一番気持ち良かったです。


さらば。


さって、バイク屋さんに寄り道してから帰ろっと・・・。



12/06/22(金) 大型自動二輪技能教習12時限目

2012-06-22 21:52:06 | バイク

第二段階 2-D(みきわめ)

朝は、外を降りしきる雨音で目が覚める。

かなり強く降っている。

先週の雨の中、技能教習で、急制動の課題にてこづったことを思い出す。

いやだなぁ・・・。

今日はおきて破りの平日技能教習ということで、午前中、会社を休んで、教習所へ。

今週末は、土曜日しか時間の都合がつかないので、金曜日にみきわめ、土曜日に卒業検定という予定を組んだ。

雨の中、車で教習所へ向かう。

朝のラッシュなのか、いつもよりも道が混雑している。

 

09:00 第二段階2-D(12時限目)

12時限目は、最後の技能教習、みきわめ。

雨が少し弱くなってくる。

最後の教習は、ベテラン教官Iさんのマンツーマン。

一番気さくで、こちらも緊張しなくていいので、わたしは一番お気に入りの教官。

・ウォームアップラン
・2-Dコース法規走行~特別課題(スラローム、急制動、波状路、平均台)

今日乗ったバイクは、とっても運転しやすい。

ギアのつながりがスムースだし、エンジンブレーキの効きも滑らか。

先週のバイクみたいに、雨の中、リアブレーキが効かないということもない。

2周ほど2-Dコース走行と、特別課題をこなす。

なかなか調子いい。

先週てこづった急制動も、速度に気を付けて、うまくこなす。

全てうまくいったので、2-Bコースも走りましょう、ということになる。

久々走るコースなので、途中で間違えてしまう。

2回目はスムースにコース走行をこなし、特別課題もOK。

終始、自分のペースでひたすら走る。

教官から唯一受けたアドバイスは、右折時、左折時に、道路の右、左にしっかり寄せる、ということだけ。

みきわめ良好で、技能教習修了。

あ~、終わってしまった。

嬉しいような、寂しいような。

 

いよいよ、明日は卒業検定。

 


12/06/16(土) 大型自動二輪技能教習11時限目

2012-06-16 13:12:57 | バイク

第二段階 2-D

今週末は、卒業検定までの時間合わせのために、一コマだけの教習です。

明日、他の予定が入っているので、卒業検定を受検できません。

本当なら、今日の午前中に集中して2コマ技能教習を受けて、みきわめを修了し、明日、卒検というのが理想だったのですが。

しかも、来週の日曜日も都合が悪いので、卒検の受験ができません。

こうなりゃ、禁じ手の、「平日技能教習」か・・・。


今週末も本降りの雨です。

ここに通うのも、あとわずかの回数です。

4月14日に受けた、一番最初の技能教習を思い出します。

あの日も雨でした。

まだ寒くて、日が短いので薄暗くなってからの教習でした。

あれから、2ヶ月が経ちました。


09:00 第二段階2-D(11時限目)

本降りの雨、レインコート着用で教習です。

・ウォームアップラン
・2-Dコース法規走行~特別課題(スラローム・急制動・波状路・平均台) 

ウォームアップランを済ませた後は、2-Dコースを法規走行した後、特別課題をこなし、発着点に戻るという、卒業検定と同じプログラムの練習です。

2-Dコースを単独で走るのは初めてですが、コースは覚えているので特に問題ありません。

ただ、見通しの悪い交差点の左折小回りだけは、ちょっと苦手です。

停止してから、左右確認して左折するのですが、ついつい、大回りになってしまいます。

見通しの悪い交差点左折
・少し、リーン・アウトさせて曲がる。
・姿勢は背を伸ばして、顔を曲がる方向正面に向けるつもりで。 
・ニーグリップをしっかり。 

今日の教官は、教え方がとっても丁寧でためになりました。

特別課題は、今日は意外なところでてこずりました。

まず、スラローム。

雨のせいで、リアブレーキが全然効きません。

いつもの調子で、ブレーキペダルを踏んでも、制動してくれないのです。

結果、スピードを出すことができずに、スラロームがトロトロ走りになってしまいました。

スラロームでスピードが乗らなかった結果、続く課題の、急制動にも悪影響が出ます。

スラロームの出口でスピードが遅いので、規定速度の時速40km/hに乗せるまでが、いつもより急加速になります。

40km/hになるのにも、距離が必要になります。

結果、メーターで40km/hを確認してアクセルを戻しても、しばらく加速状態が保たれて、オーバースピードの状態でブレーキングポイントに差し掛かってしまいます。

一度目は、後輪をロックさせて、なんとか止まれました。

二度目は、前輪をロックさせて、反射的にブレーキを緩めて転倒を免れたものの、制限内に止まれませんでした。


おぉ~、怖ぇ~。

前輪がズルゥ~っと滑るって、こういう感じなのか・・・。


急制動の停止する場所は、皆がそこで急ブレーキをかけるために、アスファルトが削れて少し凹み、水溜りになっているという悪条件もあります。

教官から進入時のオーバースピードを指摘されて、心して三度目の挑戦。

三度目は、先ほどの前輪ロックの恐怖心から、フロントブレーキを、ガバッと握ることができず、リアブレーキも全然効かずに、これまた、停止線オーバーでした。

急制動は普通自動二輪の教習も含めて、今まで一度も失敗したことがなかっただけに、ちょっとビックリです。

悪条件が重なると、なかなか難しいものです。

急制動
・スラロームの最後のパイロンを抜けたら即、加速を開始し、早めに40km/hの規定速度に乗せて、早めにアクセルオフにする。
・ブレーキングポイントに差し掛かるまで、アクセルオフしてエンジンブレーキ状態で走る距離をできるだけ長くする。
・結果、ブレーキングポイントでは40km/hを下回っていてもいい、というくらいの気持ちでいく。

波状路、平均台は、難なくこなせるようになりました。 

コースの法規走行、波状路、平均台は、上手くこなせましたが、スラロームは不完全燃焼、急制動は失敗したまま、この時限は終了となりました。


早速、次回の予約を済ませました。

次回は、掟破りの平日金曜日朝一番、12時限目、最後の技能教習、「第二段階みきわめ」です。

みきわめが良好であれば、次週の土曜日に卒業検定受験の予定です。

今週末は一時限だけの乗車だし、来週まで、また、時間があいてしまいます。

乗車感覚が鈍らなければいいのですが。



12/06/09(土) 大型自動二輪技能教習9・10時限目

2012-06-09 21:32:41 | バイク

第二段階 2-D 2-D

今日は雨ですが、朝一番から、2コマ連続で技能教習です。

車で教習所に向かい、レインコートを借りて準備します。

雨の中での技能教習はちょっと残念ですが、肌寒いくらいの気温なので、レインコートを着ても、それほど不快感が無いのが救いです。


09:00 第二段階2-D(9時限目)

この時間は、様々な課題を教習します。

波状路走行以外は、普通自動二輪の技能教習で一通り体験済みの課題です。

・ウォームアップラン
・緊急回避
・スラローム~急制動~波状路~平均台
・400ccバイクの乗り比べ
・模擬追突体
・オーバースピードでコーナー進入 

まずは本降りの雨の中、ウォームアップランをします。

開き直ってしまえば、顔を正面からバラバラと雨粒が叩くのが気持ちいいくらいです。

ウォームアップランの後は、最初の課題、緊急回避です。

コーンに向かって30km/hで進み、進行方向正面に立った教官の旗を振られた方と逆方向にコーンを回避する課題です。

1回目は、教官が思いっきりタイミング遅く旗を挙げた時点で、すでに私は回避運動を開始していました。

結果、旗の挙がった方向にコーンを回避すると言う結果に。

いくらなんでも、旗を挙げるの遅すぎです。

2回目は、早めに旗を挙げてくれたので、十分余裕を持って旗の逆方向にコーンを回避できました。

「どうです、反応するのには、時間が必要ですねぇ」

教官がしたり顔で説明します。

次は、スラローム~急制動~波状路~平均台走行です。

波状路走行は初体験で、ちょっとワクワク、ドキドキします。 

波状路
・ローギア、半クラッチでゆっくり発進。
・発進後、すぐにバイクの重心に体の重心がくるように、立ち姿勢をとる。 バイクの前の方に乗ることになるので、背中を反らせて、思いっきり膝を前にだしたくらいの姿勢で丁度いい。
・ 波状路に入る前に、十分速度を落とす。早すぎる場合は、リアブレーキをかける。
・前輪が障害物に当たる瞬間に、素早くアクセルオン+クラッチ操作。クラッチは半クラッチよりもちょっとだけ強ぎ、すぐに、アクセルオフ+クラッチ切る。これを、タイミングよく繰り返す。
・5秒以上かけて通過する。

最初は、腰が引けて、なかなか上手くいきません。

教官から「腰が引けて、武豊みたいです」と言われます。

バイクの重心に自分の体の重心を持っていくのは、思い切りが必要です。

乗車姿勢も難しいですが、アクセルとクラッチの瞬間的なオン・オフ操作も難しいです。

これはなかなか手ごわい課題です。

波状路以外の課題は、不得意意識のあった平均台も含めて、難なくこなせました。

とりあえず、2回ほど特別課題をこなし、まだ満足な出来ではないですが、次の課題に進みます。

400ccのバイクに乗り換えて、スラローム~急制動~波状路~平均台をやってみます。

400ccのバイクに久々に跨ってみて、その小ささ、軽さに驚きました。

こんなちっちゃいバイクで練習してたのか・・・。

スラロームがとてもやりやすい反面、急制動のための加速力の弱さにも驚きました。

750ccに乗りなれると、なんと400ccの非力なことか。

・・・ということは、1000cc超のバイクは、750ccが非力に感じられるようなパワーを持つということか・・・。

オーバースピードでコーナーに進入する課題は、教官の後ろを同じスピードでコーナーにノーブレーキで進入する体験です。

教官の期待に応えて(?)見事に逆車線にはみ出しましました。

「どうです、りりすけさん、コーナーのスピードを落としてコーナーに入らないと危ないですよねぇ」

教官がしたり顔でした。

いろいろ、盛りだくさんな教習で楽しめました。


レインコートはそのまま、次の時限です。


10:00 第二段階 2-D(10時限目)

この時間は、先ほどの特別課題をひたすら練習します。

先ほどの時限と同じ教官です。

・ウォームアップラン
・2-Dコースを試走
・特別課題 スラローム~急制動~波状路~平均台

ウォームアップランのあとに、一周だけ、教官の後ろについて2-Dコースを法規走行し、その後は、ひたすら特別課題を繰り返し練習します。

何度も繰り返すうちに、波状路走行のコツをつかみました。 

スタートしてできるだけ早く立ち姿勢を取ること。
進入のスピードをできるだけ落とすこと。
リズミカルに素早く、思い切り良く、アクセル、クラッチ操作をすること。

これができるようになって、波状路走行が楽しくなります。

「りりすけさん、とっても良くなりましたよ!」

誉められると嬉しいものです。

途中で、一度、教官がパイロンの幅を不規則に狭くしてスラローム練習してみます。

一個目のパイロンをクリアして、次・・・が物凄く狭くセッティングされていて、バランスを崩し、強引に3個目のパイロンをクリアしようとして、バイクを倒してしまいます。

教習所に通い始めて、初めてバイクを倒して、脛を強打。

「りりすけさん、次の次を見ないと、危ないですねぇ」

教官が、またまた、したり顔です。

特別課題をたくさん練習できて、とても有意義な時限を終えます。


いよいよ、卒業検定まで、残すところ2時限です。

1時限は2-Dコースの法規走行、そして、最後の1時限は、「みきわめ」です。

明日の日曜日に、2時限教習を受けてしまえば修了できそうですが、卒業検定まで時間があいてしまうのはよろしくありません。

来週末も、日曜日に別の予定があるので、土曜日教習、日曜日卒業検定、というわけにいきません。

来週は土曜日に1時限だけ教習を受けて、再来週の土曜日にもう1時限、そして、その翌日の日曜日に卒検を受ける予定を組みます。


教習を終えて、着替えを済ませ、控え室で帰り支度をしていると、あるものが目に入ります。

なんか、チケットみたいなものが、ご自由におとり下さいと、置いてあります。

一枚いただきます。

PASSPORT TO FREEDOM

自由へのパスポート

なんと、心に響く、キャッチーなフレーズ。

そう、ハーレー・ダビッドソン・ジャパンのキャンペーンの案内です。

なにやら、今、大型自動二輪免許を取得し、ハーレーのバイクを買うと、免許取得費用の補助として、車種により5~10万円のキャッシュバックがあるといことです。

なんとも、太っ腹。

まるで、わたしのためにあるようなキャンペーンではありませんか!

千切れるようになっている半券には・・・

Destination(目的地) : Freedom(自由)   Date : 12.6/1-8/31



「目的地は自由」・・・かぁ・・・



いやいや、冷静になれよ。

行き着く先は、多額のローンにガッチリ縛られる不自由かもしれないぞ・・・



12/06/03(日) 大型自動二輪技能教習7・8時限目

2012-06-03 16:25:15 | バイク

第二段階2-B(まとめ) 2―RS

今日も、バイクの教習、ドンドン行きます。

朝一番の教習なので、一人早起きして家を出ます。

天気予報では雨のはずですが、まだ降り出していません。

このまま持てばいいのですが。

とりあえず、今日は車で教習所へGO。


09:00 第二段階2-B(まとめ)(7時限目)

・ウォームアップラン
・2-Bコース法規走行

昨日一緒に教習を受けた男性と、今日も一緒、2人一組で教習を受けます。

今日は、バイクも空いていますが、車も空いていて、とても走りやすいコンディションです。

大型自動二輪教習では、今日が2回目のコース走行の教習ですが、早速、2-Bコースのまとめということで、法規走行の基本ができているか、指導教官が審査します。

最初の一周は、私が先行してコースを走り、指導教官が後ろから付いてきます。

その後の周回は、コース上のチェックポイントで、教官が待ち構え、そこを走る際に、うまく走れているか、直したほうがいいところはないか、見てくれます。

一通り見てもらってから、教官に呼ばれ、バイクを降ります。

一応、全行程、無難には走れるのですが、こうすればもっといい、と言う点を、教官のバイクの後ろに乗せてもらって、ちょっとしたコツや、注意するべき点を、丁寧に教えてもらいました。

特に、左折の小回りのコツは、とてもためになりました。

法規走行コースのキモ

踏切
・踏切前の左折に備え、十分スピードを落とし、サード~ローへ、一気にシフトダウン。セカンドにつなぐ必要なし。

見通しの悪い交差点左折小回り
・発進前に、あらかじめ、ハンドルを心もち左に切っておく。
・意識的に、右の膝を強くタンクにあてて、バイクを抑え込んで、小回りする。
・発進してしばらくは、バランスをとるために左足はステップにのせなくてもよい。

狭路クランク
・右折して進入する時点で、しっかり2速半クラッチをつくっておく。
・惰性で走らず、半クラッチ操作でスピードをコントロールする。
・進入時点で、出口右側からの車両を確認し、クランク右折前に出口左方からの車両を確認しておく。

中央路直進
・発着場に他のバイクがいる場合は、ウィンカー指示、後方確認をして、右の車線に移って通過する。

全般
・アクセルは、もっと素早く開けてよい。加速、減速をきびきびと。

後半は、自分のペースで、周回を重ね、最後まで雨も降らず、たくさん練習できました。

教官からOKをもらって、次の過程へ進みます。

 

10:00 第二段階2-RS(8時限目)

ライディングシュミレーションで、危険予測の教習です。

やることは、普通自動2輪の時と全く同じでした。

嫌がらせのように、次々と危険な状況が起こりますが、一度同じことをやっているので、それほど驚きはなく、冷静に対処できました。

一緒に教習を受けた女性が、キャーキャー言って、ママチャリなみのスピードで最徐行していたのが印象的でした。

キャーキャー言いながらよく運転できるもんです。

余った時間は、次回からの2-Dコースの走り方と、特別課題の説明です。

大型自動2輪では、普通自動二輪と、若干、特別課題の内容が異なります。

・スラローム:7秒以内(普自二と同じ)

・急制動:40㎞/hから11mで停車(普自二と同じ)

・波状路:5秒以上(普自二にはない)

・平均台:10秒以上(普自二は7秒以上)

波状路は、苦手とする人が多いそうです。

そもそも、早く走るのではなく、5秒以上かけてゆっくり走るものだそうです。時間制限があるとは思ってませんでした。

膝のクッションをいかした立ち姿勢での乗車、半クラッチとアクセルのリズミカルな操作がキモのようですが、まずはやってみないとなんとも。

マウンテンバイクの経験が少しでも活きるといいのですが。

 

最短なら、あと4時限で、教習修了です。

 


12/06/02(土) 大型自動二輪技能教習5・6時限目

2012-06-02 20:45:29 | バイク

第一段階1-D(みきわめ) 第二段階2-b

本日も、毎週末恒例のバイク教習です。

いよいよ、今日は、第一段階の見きわめです。

これが上手くいけば、第二段階に進めます。

ムシムシと暑いですが、今日も2コマ予約を入れています。


15:00 第二段階1-D(みきわめ)(5時限目)

・ウォームアップラン
・クランク~スラローム~周回
・クランク~スラローム~各課題選択(平均台、狭路クランク、坂道発進)

今日は空いています。

第一段階で走るバイク専用コースには、大型が3台、中型が1台、計4台の教習です。

これなら、思う存分走れます。

ウォームアップをすませ、みきわめといことで、指導教官が見守るなか、いままでの教習課題がきちんとできるか試されます。

最初は、クランク~スラロームを周回して繰り返します。

アクセルワークとブレーキングがきちんとできているかを見きわめられます。

教習で一緒の組になって走るもう一人の男性がなかなか上手で、わたしが先頭で走るのですが、スラロームとか後ろからぴったりついて来るので、少々プレッシャーです。

何週か周回し、どうやらOKのようで、次の課題に移ります。

次は、クランク~スラロームを走ったあとに、平均台、狭路クランク、坂道発進のうち、ひとつを選んで走ります。

ひとつひとつ、教官に見られながら、各課題をこなします。

いつまでたってもの苦手意識が抜けない平均台は、一発目から課題の10秒以上をクリアできました。

いい気分で挑んだ次の課題、狭路クランクは、一回目はパイロンを倒してしまいました。 

失敗した場合は、もう一度同じ課題に挑戦します。

2回目で狭路クランクもクリア。

コース取りが大切です。

そして、次の課題は坂道発進。

半クラッチの感覚がイマイチつかめず、エンジンをブオンブオン回して坂道発進クリア。

ちょっと荒かったかな。

こんな感じで各課題を繰り返しました。

後半は、疲れのためか、集中力が切れかけて、平均台から2回も落ちてしまいました。

ハンドルをもっと意識的にブルブルと動かすべき、との指導を受けます。

時間一杯まで練習して、汗びっしょりかきます。

何回か失敗もありましたが、特に大きな問題なく、みきわめ良好ということで、第一段階修了。


ちょっと休憩して、2コマ目。


16:00 第二段階2―b(6時限目)

・2-Bコースの法規走行

一周目は、教官が先行して、後ろについていきながら、注意点を教えてもらいます。

2周目は、わたしが先行して、教官が併走して、注意点を教えてもらいます。

3周目からは、単独で、周回をかさねて、コースの法規走行を練習します。

2-Dコースのキモ
・S字の後の左折は、はずはコース左側に付け、直ぐに右ウィンカー、後方確認で、コース右側に。最初から右側を走らない。
・周回コースの40km/h区間では、前半で40km/hに加速を済ませ、その後の左折のための進路変更、ブレーキングに時間の余裕を残す。 

これらを気をつければ、あとは特に難しいところはありません。

40km/hまでの加速も、中型バイクに比べてパワーがあるので、軽いアクセルワークで簡単に40km/h出ます。

逆に、スピードの出しすぎに注意したほうが良さそうです。

今日は、コースに、4輪の教習車が多く走っていて、なかなか自分のペースで走れません。

でも、たまに空いた直線路でスピード出して走るときは、爽快です。

やっぱバイク、気持ちいいなぁ~。

小雨がパラツキかけましたが、無事、この時間の教習も終了です。

明日は、2-Bコースのまとめです。


無事教習を終え、汗だくになった長袖Tシャツをトイレで着替えます。

今日は、家には直接帰りません。

自転車で寄り道します。


向かう先は、以前、寄り道したことのあるバイクショップです。


実は・・・











ジャジャ~ン!

ハーレーダビッドソン スポーツスター XL1200Xフォーティーエイト。

納車!











ハイ、見え透いたウソです。

一昨日、ショップの営業さんから、電話をもらってました。

「りりすけさん、以前、興味のあるとおっしゃってたXL1200Xフォーティーエイトのショップカスタム車が、今週末に出来上がるので、見に来ませんか?」

「ハイッ!行きまっす!」

ということで、早速、見に来ました。

まず、目に付くのは、タンクのカスタム。

銀箔を貼って、スピニング加工して、クリア塗装してあります。

COOOOOL!

エアクリーナーも小ぶりなアルミダイキャストの社外品に交換されていて、エンジンの空冷フィンがたくさん見えるのがいい感じです。

足元ステップは、フォワードコントロールが、ミッドコントロールに変更されています。

このバイク、ショップのHPにも写真が掲載されていたので、カスタムの概要はだいたい分かっていました。

今日、このバイクを見に来た一番の理由は、ミッドコントロールのステップ位置を体感するためです。

跨がせてもらいましたが、とっても乗りやすい感じです。

フォーティーエイトは、フォワードコントロールで足を前に投げ出し、短いハンドルに向かって手を伸ばして前傾姿勢をとる、攻撃的な猫背の乗車姿勢がイカシテルんですが、長距離ライドではきっと腰がキツイと思います。

フォアコンのかっこよさを取るか、ミッドコンの運転のしやすさをとるか、ここは悩みどころです。

う~ん、どっちがいいかなぁ~???


購入はまだまだ、先の先でも、いろんなことを妄想するのが楽しいもんです。


他の車種にもイロイロ跨がせてもらいましたが、やっぱり、フォーティーエイトが一番カッコイイです。


あ~、大型の免許取って、早く試乗してみたい。



12/05/27(日) 大型自動二輪技能教習3・4時限目

2012-05-27 23:12:03 | バイク

第一段階 1-D、1-D

昨日、久しぶりに、自動車の運転をしました。

今乗っている車はオートマ車ですが、運転していて、停車する寸前に、左足を伸ばしてクラッチを踏みたくなる気分になりました。

昔、マニュアル車に乗っていた時の感覚が、ちょっとだけ蘇ったような感じです。

きっと、オートバイの運転をするようになって、左右の手足をフル動員して運転するという行為が、忘れていた感覚を蘇らせたのだと思います。

不思議なもんです。

 

ということで、今日も今日とて、大型バイクの教習です。

 

15:00 第一段階1-D(3時限目)

・ウォームアップラン
・クランク~スラローム~平均台

先週日曜日、前の時限で、平均台は練習していましたが、本来では、今日の3時限目が平均台を練習する時間です。

一通り説明を受けて、平均台の練習です。

先週、すっかり、平均台に自信をつけたわたしです。

自信満々で挑みます。

・・・あれれ?

なかなかうまくできません。

7秒台とか、8秒台で、平均台を走り切ってしまいます。

平均台に乗るまでのスピードが速すぎて、後半スピードをギリギリまで抑えて粘っても、制限時間を満たせません。

最初の出だしが速すぎるのです。

指導官から、その旨指摘を受けます。

言われなくてもよく分かっているのですが、それがうまくできません。

何度も何度もトライするうちに、なんとか制限時間の10秒を超えることができました。

まだまだ確実性に欠けますが、とりあえず、OKをもらって、次の段階へ進みます。

 

16:00 第一段階1-D(4時限目)

・ウォームアップラン
・大型スクーター
・クランク~スラローム~狭路クランク
・クランク~スラローム~坂道発進
・クランク~スラローム~平均台、狭路クランク、坂道発進の自由選択練習

ほとんど、指導なしで、自分のペースで練習を続けます。

指導官は、遠くから見ているだけ。

大型スクーターの体験乗車は、一応やっておきましょう的な感じですぐに終了です。

次の狭路クランクでは、セカンド半クラッチの練習をします。

バイクの車体が大きいので、今までの感覚で走ったら、後輪近辺に付いているガードで、内側のパイロンを倒してしまうこと数回。

坂道発進では、一回目に、これまたバイクの重量が重いため、発進時に、ちょっとだけ後退してしまいました。

今までの感覚よりも、力をしっかり入れて後輪ブレーキをかけないといけません。

二つの課題をこなしたあとは、自由に、狭路クランク、坂道発進、そして平均台を選んで練習していいことになります。

当然、平均台を集中的に練習します。

苦手な平均台ですが、さすがに何度も練習しているので、先ほどの時限よりは、うまく走れました。

平均台にしろ、狭路クランクにしろ、坂道発進にしろ、どの課目もすでに普通自動二輪の教習でやった課題ですが、バイクが大型になっているのでちょっと難しいです。

当たり前ですが、バイクが大きくて重いのです。

中型バイクだと、バイクの上で、いざというときは上半身を振ってバランスをとることがある程度可能ですが、重量が230kgもある大型バイクの上では、半端な上半身だけの動きでは、なかなかバイクの挙動を制御することができません。

たくさん練習して、4時限目終了。

 

今日は、、どの課題もそこそここなしましたが、バイク操作が雑というか、なんとなく思ったようにバイクを操れないというか、ちぐはぐな感じでした。

午前中にプールでみっちり泳いでいて、体がなんとなく重い感じだったというのもあるかもしれません。

先週の持った自信がチャラになってしまった今週の教習でした。

来週は第一段階のみきわめです。