ブツブツ雑記

和尚の気まぐれな思いつき日記です

うどんの日?

2007年01月11日 12時58分27秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
じゃなくて1月11日は、「鏡開き」の日です。

鏡開きは、お正月に供えた鏡もちを、お雑煮やお汁粉に
して、一家の円満を願う行事です。
鏡は円満を、開くは末広がりを意味するといいます。

神様の「三種の神器」の一つである鏡。餅の形が似ている
ところから鏡餅と名付けられたようです。

お供えした鏡餅に神様が宿り、鏡餅を開くことで年神様を
お送りして、お正月も終わりです。

目には見えないけれど、そんな風習は大切にしていきたいと
和尚は思っています。

ご近所の宮司さんも今年の初詣を振り返って「町の氏神様を
みんなで守っていかなければいけないのに・・・時代も
変わったなぁ」とぼやいていました。

たくさん初参りにはくるけれど、何か本質が足りないみたい
です。

「美しい心」、「心の時代」と、叫ばれていますが、具体的な
ものが、まだ見えない状態です。経済発展で突っ走ってきた
日本・・・。多分あと10年くらいたたないと「心の時代」が
形にならないのかもしれませんね?



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4 コメント

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鏡開き (田所)
2007-01-11 15:45:41
今日は、たまたま仕事が休みだったので、妻と鏡開きをして、雑煮を朝食べました。
行事だけをして、心が伴っていない。なんとなく、耳の痛い言葉です。
ただ、形だけであっても、お寺に足を運ぶということは大切なんだと思います。「形だけが」積み重なって、徐々に気持ちが伴ってくるだろう(伴って欲しい。)と思います。
まだまだ、心から先祖や仏さまを敬うことはできてないかもしれませんが、お墓やお寺に行く機会はなくさないでいようと思います。
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田所さま (和尚)
2007-01-11 23:46:21
そんな風に思ってお参りしていただけると
うれしいですね

どんな小さなご縁であっても、神社仏閣に
足を運ばれることは、流れ流されそうな
時間をちょっと止めてみて、回りをよく
見て、選択をする大切な時間だと思います。

そこから大きなご縁が生まれてくるのだと
思います
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私も (ゆあん)
2007-01-13 22:23:29
私も、良い風習はずっと大事にしていきたいです。

同じ年頃の子達でも「あれ?」と思ってしまう人も多いし・・
大事な事を忘れてしまったのかな・・と、ちょっと寂しくなります。

ちなみに、七草粥は「もう少し」って味でした来年は「美味しい」を言える味にしたいです
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ゆあんさま (和尚)
2007-01-15 18:47:25
「心があれば・・・」なんていう言い方を
よくしますが、その気持ちが形にならないと・・・。
逆に形があるから心が整ってくる事も多々ありますからね

プレーンのお粥、青菜の青臭さが残って、
美味しくないのかな?
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