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宮良多鶴子さんのコンサートが金剛院の本堂で行われました。
宮良さんは沖縄出身のソプラノ歌手です。深紅のドレスと
沖縄紅型のストールで登場した彼女は、挨拶のあとで
「オ・ソレ・ミア」(ああ、我が太陽)のオープニング・・・。
話す言葉は、聞こえないくらい小さくゆったりしているのに、
歌声は、どこから声が出ているのかわからない声量と美声に
驚きのざわめきが・・・。
そんな雰囲気を察してか、ちょっと沖縄なまりのあるトークで~~。
「沖縄のばんちゃんたちが、あんたぁの体のどんこに、機械が入ってんの・・・」と
体をさわりながらスイッチを探したというエピソードを笑顔で披露・・・。
彼女は、ライブで音楽を聴くことができない沖縄の離島の子どもたちや、
はるかボリビアに渡った沖縄民族の方に現地でコンサートを開いています。
近年では、長く続いた戦争で、ようやく独立をはたしたばかりの東ティモールの
子どもたちにも体当たりで「体話」して、支援を繰り返しています。
独特の雰囲気をもつおしゃべり(沖縄の言葉でユウタクというそうです)も
歌のこと、戦争のこと、沖縄のこと、東ティモールのこと、世界のこと、
先祖のこと、感謝のこと、人を思うこと・・・など、ユンタクすれば奥の
深い方なので、時間もオーバー気味です。
アンコールは、もちろん「島唄」・・・。
この「島唄」ですが、「ウージ」はサトウキビの事で、ウージの森は
サトウキビ畑の事・・・。
青い空の下、サトウキビ畑で「あなたに出会う」
でもこれは、実際の出会いでなく「ウージの下」つまり、防空壕で
私たちは死ななければならない・・・「千代にさよなら」という事の
対比だそうです。
ここだけ変調するのも、そこに意味があったのですね・・・・。
亡くなった方々の声だったかと思うと、あらためて深い曲です。
もちろん宮良さんも、それを充分に感じてメッセージを送っていて
くれてたのでしょうね・・・。
「ご本堂には何か“生命”を感じていました。その生命に大きく包まれ、
何とも言えない幸せな気持ちで歌えました」とは、宮良さんの感想でした。
ありがとうございました。
宮良さんは沖縄出身のソプラノ歌手です。深紅のドレスと
沖縄紅型のストールで登場した彼女は、挨拶のあとで
「オ・ソレ・ミア」(ああ、我が太陽)のオープニング・・・。
話す言葉は、聞こえないくらい小さくゆったりしているのに、
歌声は、どこから声が出ているのかわからない声量と美声に
驚きのざわめきが・・・。
そんな雰囲気を察してか、ちょっと沖縄なまりのあるトークで~~。
「沖縄のばんちゃんたちが、あんたぁの体のどんこに、機械が入ってんの・・・」と
体をさわりながらスイッチを探したというエピソードを笑顔で披露・・・。
彼女は、ライブで音楽を聴くことができない沖縄の離島の子どもたちや、
はるかボリビアに渡った沖縄民族の方に現地でコンサートを開いています。
近年では、長く続いた戦争で、ようやく独立をはたしたばかりの東ティモールの
子どもたちにも体当たりで「体話」して、支援を繰り返しています。
独特の雰囲気をもつおしゃべり(沖縄の言葉でユウタクというそうです)も
歌のこと、戦争のこと、沖縄のこと、東ティモールのこと、世界のこと、
先祖のこと、感謝のこと、人を思うこと・・・など、ユンタクすれば奥の
深い方なので、時間もオーバー気味です。
アンコールは、もちろん「島唄」・・・。
この「島唄」ですが、「ウージ」はサトウキビの事で、ウージの森は
サトウキビ畑の事・・・。
青い空の下、サトウキビ畑で「あなたに出会う」
でもこれは、実際の出会いでなく「ウージの下」つまり、防空壕で
私たちは死ななければならない・・・「千代にさよなら」という事の
対比だそうです。
ここだけ変調するのも、そこに意味があったのですね・・・・。
亡くなった方々の声だったかと思うと、あらためて深い曲です。
もちろん宮良さんも、それを充分に感じてメッセージを送っていて
くれてたのでしょうね・・・。
「ご本堂には何か“生命”を感じていました。その生命に大きく包まれ、
何とも言えない幸せな気持ちで歌えました」とは、宮良さんの感想でした。
ありがとうございました。
いろいろなイベントの中でベスト3に入りますね。
どのようにしてご縁を結ばれるのかわかりませんが、
いつも新鮮な驚きと感動をありがとうございます。
さまざまな内容のイベントを拝見できて、本当に
素晴らしいと思いますし、金剛院さんの檀家で
良かったと思います。