ブツブツ雑記

和尚の気まぐれな思いつき日記です

億劫は仏教語

2006年08月04日 00時06分29秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
「億劫」という言葉は、文字どおり「劫」が「億」もある意味。 劫というのは、仏教の数学観で気が遠くなるような長い時間のことをさします。 約160キロ四方の大きな石の上に、100年に一度、天女が降りてきて衣の袖でその表面をなでます。 その結果、石がすりきれてなくなるまでの時間を「一劫」と言います。 その「劫」が億倍もあったら、もう計算できません。 ため息さえ出てしまうその数字に、ついついめんどくさい感 . . . 本文を読む