まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

知らん、なかえね。

2006年06月19日 | 仁多弁日記

めえんやーね、なったとまっしゃい。
こなえだ迄、口ばっかぁのやーな頭ーだえて、巣の中でぺちゃぺちゃ騒いじょった燕ん子が、どこだえの程から、おらんやーねなったがね。
しばらく、しじかな事です。
二番子をそだてー迄のあいだ、当分、一人前ねなーやーね、そとで教育しちょうだらーね。
雀の学校があーげなけん、燕の学校もあーわねー。

どっちんしても、人間よか、たしかな教育をしちょーともいますよ。
人間も、しゃんしゃとした教育をせにゃー、鳥や動物ね笑われーけん。


  共通語で
 知らぬまに
見え無くなりました。
この間まで、口が有るだけのような頭をのぞかせて、巣の中で賑やかだった燕の子が、何時のまにか、居なくなりました。
しばらくは、静かです。
二番目の子育てをする迄のあいだ、巣立ちをした子燕たちが独り立ち出来るように、いろいろな訓練をしているんでしょうね。
雀の学校があるそうですから、燕の学校も有るんでしょうね。

なんにしても、人間より、キッチリ教育をしていると思いますよ。
人間も、ちゃんとした教育をしなきゃー、鳥や動物に笑われますよ。

正午の天気30.0℃
                 


こばなし、パート2

2006年06月17日 | 雑記帖

以前、出雲弁で(こばなし)を書きましたが、
あれは、おばばが鼠の尻尾を踏んだら、
鼠が痛がって、ジージ、ジージと鳴いたので、
おばばが、「爺じゃ無い婆だ」と言った、と言う話しでした。
あの記事には、共通語訳を付けていなかったので、ここに載せておきます。

(こばなし)は、2006年2月26日の記事です。http://blog.goo.ne.jp/komakiti_2005/m/200602

正午の天気 23.0℃ 
            


梅雨

2006年06月15日 | 仁多弁日記

ゆんべ夜中ね、ここらへんは大雨降りの上ね大風で、えらい事でしたわ。
まあ、台風のやーなこたー無かったですだもねー、どげんなあ事やら心配でしたわ。
あさまがたねなったら、風も落ちて、雨も小降りになーました。
えまは、梅雨特有の、こまい雨が降っちょうます。
梅雨のあいだは、じとじとして、さみー時や、おもしのくーて、あばかん時もあーます。
かーさんやちが、いっち、こまー事は洗濯もんが、ひんでえけんちい事ですかねー。 そーと、どっこへでも、かしこえでも、かびが生えーちい事だわねー。

共通語で

ゆうべ夜中に、こちらでは大雨大風で、大変でした。
まあ、台風のような事はありませんでしたけど、どうなる事やらと、心配でした。
明け方には、風も止み、雨も小降りになりました。
今は梅雨特有の、細かい雨が降っています。
梅雨の季間は、湿気が多くて、寒い時もあれば、蒸し暑くてかなわない時もあります。
お母さんたちが、一番困る事は洗濯物が、乾かなくて困るということですか。
それと、どこにも、かしこにも、かびが生える事ですね。

正午の天気 24℃
            


一年前のこと

2006年06月13日 | 雑記帖

今日はあまりにも気持のいい天気なので、去年の今日はどうだっただろうかと、暇にまかせてブログをあけて見た。

正午の天気、晴れで27℃とある、今日と同じだったんだ。
地球は正しく回り続けている。

記事のタイトルは「ブログのすすめ」などと、もっともらしいものを付けているけど、中身は至ってお粗末。
よくも、まあこんな記事で皆さんに「すすめ」なんて言えたもんだと思う。
(今でもその域をぬけていないけど)

ブログ自体が、本来自己主張の手段であると言うなら、よしとしましょう。
皆さん、自分の意見を発表し、コミュニケーションの場とするために、ブログを作りませんか。
 再度おすすめします。

正午の天気27℃


りびえ~る

2006年06月11日 | 仁多弁日記

「来たじね、来たじね。」

「そげん、なんが来たかえ、こなえだの燕の事かえ。」

「えんや、そーじゃーねえわね。出雲弁保存会の会長をしとられー、ありゃなんちーしいだったかえなー?おう、そげそげ、藤岡しぇんしぇえだった。あのさんが書いちょられー、出雲弁談義が載っちょう(りびえ~る)が来たわね。」

「そげん、ありゃー毎月第2と第4の日曜日ね来ー事ねなっちょうけん、おべたこたーねーわな。だども、お前さんも、ちーとボケが来たかいねー」

「えんや、おらは、としーとって、物忘れがきちーねなった程だが」

「まあ、ええこころで、てまえほんとした事だわ。」

「そげ言い、おまえはどげなかえ、おらと大して年が変りゃーせんがね。」

  共通語で

「来ましたよ、来ましたよ。」

「それは、何が来ましたか、この間の燕の事ですか。」

「いいえ、それではありません。出雲弁保存会の会長をしておられる、あれは、なんて言う人だったかな?おーそうだった、藤岡先生だった。あの先生が書いておられる、出雲弁談義が載っている(りびえ~る)がきましたよ。」

「そんなー、あれは毎月第2・4の日曜日に発行される事になっているから、びっくりする事は無いですよ。然し、あんたも、少しボケて来たかねー。」

「いいえ、私は加齢で、物忘れが進んだだけだよ。」

「まあ、いい気分で、自分本位の事ばかり。」

「そう言うあなたはどうですか、私と大した年の差がありませんが。」

正午の天気26.0℃