まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

知らん、なかえね。

2006年06月19日 | 仁多弁日記

めえんやーね、なったとまっしゃい。
こなえだ迄、口ばっかぁのやーな頭ーだえて、巣の中でぺちゃぺちゃ騒いじょった燕ん子が、どこだえの程から、おらんやーねなったがね。
しばらく、しじかな事です。
二番子をそだてー迄のあいだ、当分、一人前ねなーやーね、そとで教育しちょうだらーね。
雀の学校があーげなけん、燕の学校もあーわねー。

どっちんしても、人間よか、たしかな教育をしちょーともいますよ。
人間も、しゃんしゃとした教育をせにゃー、鳥や動物ね笑われーけん。


  共通語で
 知らぬまに
見え無くなりました。
この間まで、口が有るだけのような頭をのぞかせて、巣の中で賑やかだった燕の子が、何時のまにか、居なくなりました。
しばらくは、静かです。
二番目の子育てをする迄のあいだ、巣立ちをした子燕たちが独り立ち出来るように、いろいろな訓練をしているんでしょうね。
雀の学校があるそうですから、燕の学校も有るんでしょうね。

なんにしても、人間より、キッチリ教育をしていると思いますよ。
人間も、ちゃんとした教育をしなきゃー、鳥や動物に笑われますよ。

正午の天気30.0℃