まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

JRの旅

2007年06月06日 | 仁多弁日記

こまっちの住んでいる所から、JRを利用して旅をしようと思えば、本当に不便だ。

例えば広島に行くとする。
この場合車なら、2時間半もかければ行けるのに、JRご利用となれば4時間はかかる。

これだけの時間があれば、或る駅まで車で一時間、その先は伯備線の特急・新幹線を利用すれば、新大阪まで行っちゃう。
但し、全部JRを使うということになれば、話しは別です。

昔のJRの旅は良かった。

座席に向かい合わせに座ると、見ず知らずの人から、

「おまえさん、どこまでえかっしゃんすかね」

「あなた、どちらまでおいでですか」

「はあ、ちょっこし、まっちぇのほうまでえきましが」

「はい、一寸松江までね」

「はあ、そらまー、とえとこまでごくろうさんで」
「はあ、それはまあ、遠い所へご苦労さんです」


などと、余分な話しがはじまり、親しくなって、
「おまえさん、これくーてみて、おちの畑でとれたもんだどもね」
「あなた、うちの畑で出来た物ですが、これ食べて見て下さい」

なんて、お茶の時間になったりしたものです。
そのほかにも、こんな光景も見られましたね

近頃は、話しかけようものなら、胡散臭い奴がと思われる、下手をすれば、刃物が出て来たりして、まったく恐ろしい世の中です。
くわばら、くわばら。

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