食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回顧録、面会拒否』

2013年01月31日 18時01分30秒 | 回顧録

誰にも知らせないこと、見舞客は全て断ることをコンセプトに気儘入院ライフを貫くつ

もりで、大方のところ成功しかけていたが、娘の嫁ぎ先だけは断り切れずお見舞い

を受けることになった。個室だから他の部屋のお見舞客がどのようなものだったのか

知らないが、休日には食堂に沢山の見舞客らしき人と患者さんが一緒に話したりお

茶を飲んだりしていたから、一般的には見舞客を断ることは余りなく少数派だろう。

間の悪いことに高校時代から仲の良かった友人が八王子から帰省して家に電話をし

てきたので入院していることを知らせたと言う。『元気だから見舞いに来なくてもいい。

退院して健康になったら会おう』と言って聞かないから見舞いには来ないで欲しいと

友人に伝え、見舞いを断念させた。

退院後にはがきを出し近況報告と見舞いを断った欠礼について謝っておいた。

自分ではそれほど強い気持ちで、気儘な入院ライフを貫くつもりでいた。親兄弟でさ

え手術のことも黙っていようと思っていたから、見舞に来て貰うなど考えられないこと

だ。だから、結果として来られた見舞客は1組という成績に終わった。

病気が癌だからと人に隠す必要はないし、他の病気だったとしても同じ行動をとって

いたと明言できる。

見舞客が来ないから全ての時間は自由気ままに使えるし、変に気を使うこともないか

ら療養の観点からみれば最高の環境と言えるのではなかろうか。


『春の一日、果樹の剪定』

2013年01月31日 17時59分14秒 | 日記

冬の朝、晴だから当然の事、少し冷え冷えとしたものではあったが、気温はどんど

ん上がり、私の出勤タイム9時過ぎの陽当たりのいい所では、外仕事もノープロブレ

ムというご機嫌な模様。このような天気は千載一遇、次はいつ来るか、ひょっとして

本当の春まで来ないのではないか、そう思うと躊躇なく外仕事に決定。畑に植えて

いるスモモとキウィの剪定をしなくてはならず、脚立を用意しパッチン、ギコギコと俄

剪定師は教わった剪定の仕方を思い出しイメージしながら、やってみる。

剪定の上手下手で収穫は大きく異なるらしいから、剪定良し悪しの結果は夏になっ

てみないと分からない。プルーンとスモモは一昨年の冬に伸び放題だった大枝を

ェーンソーで切断、裸近くまでの大手術をしたから、昨年の収穫は少量だった。

それに続いて今年の剪定ではあるが木の負担は前年ほどではないと思う。

来年の花芽の分化は終わっているから、幾ら私の剪定が悪くても花芽の枝を切っ

しまわない限り、大被害はないと思っている。

キウィは逆に伸び放題にしていたので、今年は抜本的な剪定に取り掛かった。

つまり、オスの木は主幹にみすぼらしい程の枝とし、メスは多少の枝分かれを残した

たが、全体からすると裸状態。でも、これくらいが普通のようで余所の木を見ると、こ

れ以上切ってあるものが大半だ。昨年のキウィは裏年に当たり収穫は少なかったか

ら、今年は増えるはずだがこの剪定は如何なる結果をもたらすのか。


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